予防医療には栄養と運動が重要

 「~をしたい」という強い気持ちを持ち、40・50代(ミドルエイジ)のうちから意識することが重要。

医療法人社団永生会・永生病院の野本達哉氏は、ネスレ日本ヘルスケアカンパニーのプレスセミナーのなかで、超高齢社会に伴う様々な課題に対し、栄養・医療政策の観点から“アクティブ寿命”を延伸する重要性を強調した。

健康上の問題がない状態で日常生活に制限のない健康寿命よりも一歩進んだ概念であり、子どもや孫とまだまだ遊びたいと考える高齢者が増加していることを受け、自分のやりたいことを積極的に挑戦し実現できる期間を長くするために行うべき予防医療や、補うべき栄養素など、「予防医療の未来」を展望したセミナーの一部を紹介したい。

 

 女性の社会進出などをひとつのきっかけとして初婚年齢が上がってきていることから野本氏は「子どもが生まれる、孫ができる年齢も上がってきている」と指摘するとともに、「まだまだ子どもや孫と遊びたい。自分のやりたいことを見つけ、まだまだ挑戦していきたい」と考えるミドルエイジが増加しているという。

元気で暮らすために重要なことは「健康寿命の延伸」であり、“食事(栄養)”と“運動機能”が大きな柱になるという。

 

 食事は身体やエネルギーをつくるだけでなく、体の調子を整えるものであり、5大栄養素“炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル”のバランスが重要となる。

野本氏は、「近年、糖質は必要以上に摂取されており、タンパク質に気を遣っている人も増えてきている」とする一方で、厚労省が提示している摂取基準値より不足傾向にあるのが「ビタミンA・B1・B6・C・D、カルシウム・マグネシウム、食物繊維」であるが、これらの栄養素はただ単にたくさん摂取すれば良いというわけではなく、バランスのいい食事や健康食品で補うことを推奨している。

 

 また、健康寿命延伸において重要となるもうひとつの柱は、要支援・要介護になる原因の多くとしてあげられる“運動機能障害”であり、「骨粗鬆症、サルコペニア、脳血管障害、認知症などのロコモティブシンドロームに注意が必要」と指摘する。

 骨粗鬆症は女性ホルモンの影響を受けやすいため特に女性は注意が必要であり、50代をピークとして増加傾向にあるという。

サルコペニア(筋肉減少症)の予防には運動に加えBCAA(アミノ酸)の摂取、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)の予防には青身魚などに多く含まれるDHA・EPAで凝固を防ぐことが重要だ。

 また、進む高齢社会において増化傾向にある認知症は、抗酸化作用のあるビタミンや葉酸を摂取するなど、食事療法に加えサプリメントなども活用積極的に取り入れることで「ミドルエイジから“予防医療”を積極的に行うべき」と強調した。

 

 「何々をしたい、という強い気持ちを持ち、若いうちから意識することが重要」と話す野本氏は、アクティブ寿命延伸に向けた取り組みのひとつとして「日々の食事記録に加えて、悩みなども一緒に記録していく“レコーディング・ニュートリション”をおすすめする」と語る。

 健康を保つとされる“バランスの良い食事”の基準は昔ながらの日本食であり、それらのバランスを保つ目的としてサプリメントを摂取する際に最も重要となるのが目的や方法、摂取量への注意だという。

食事内容を記録することは自身に不足している成分の把握に繋がるだけでなく、食品で補えない成分を明確化することで摂取するべきサプリメントを具体的に把握することができる。

 特にビタミン、ミネラルなどの「過剰摂取を避けるためにもレコーディング・ニュートリションを習慣にしていくことは効果的」であるとし、アクティブ寿命延伸のための予防医療として、サプリメントを活用した「食事」、適度な運動や栄養摂取による「運動機能」の維持向上の重要性を、強くアピールした。

 

※「食事で身体を冷やさない」ことも、冬はとくに大切です。

冷えは「万病の元」です。

 

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