高齢者の6割が水分不足

 医療や福祉の専門家で構成する「教えて!『かくれ脱水』委員会」(委員長・兵庫医科大学小児科学の服部益治教授)は、「高齢者の水分補給に関する意識調査」をまとめた。

それによると、高齢者の約6割が水分不足であり、トイレに行かなくてはならないことを気にして水分補給を控えてしまい、熱中症リスクを高めてしまう実態が浮き彫りになった。

また65歳以上の親を持つ子世代の約3割に、親に水分補給を勧めても飲まなかった経験があることも分かった。

こうした状況のなか、介護従事者は対処策として、経口補水のために工夫した「ゼリー」などを活用し、高齢者の水分補給割合を増やすことが重要としている。

 

 同調査は、全国の65歳以上の高齢者男女、介護従者、65歳以上の親を持つ30~40代の男女各約520人を対象としてアンケートを7月に実施した。

食事に含まれる水分以外で、1日どれぐらい水分を補給しているか」という問いに対し、必要とされる1000~1500ミリリットルに満たない高齢者は約61・8%もいることが分かった。

必要量を知っている高齢者は、52・3%しかいなかった。

 高齢者では、水分補給を控えた経験を持つ人もいて、その割合は19・8%とやや高い。

理由としては、「トイレへ行くことが心配」という回答が77・7%と高く、「喉の渇きを感じていないから」(25・2%)など他の回答を大きく引き離している。

 

 65歳以上の親を持つ子世代の意識では、親と同居している子の方が親の熱中症を心配する傾向にあることも分かった。

同居する子世代は積極的に水分補給を勧めている。

一方、「水分補給を勧めても親が飲まなかった」と答えている子世代が28・6%いた。

 勧めても飲まなかった後の対処には「時間を空けて、また勧めた」が75・3%と圧倒的に多いが、「勧めるのをやめた」という答えも28・8%あった。

 

 介護の専門家である介護従事者へのアンケートでは、「水分補給の介助を難しいと思うか」という問いに対し、90・6%が「難しい」と回答した。

勧めても飲まなかった経験があるのは91・2%にのぼる。

 

介護している高齢者の水分補給のために工夫したことがあるとの質問(複数回答)には、

飲み物にいくつかのバリエーションをもたせる」が63・8%でトップ。

「飲み物にトロミをつける」が56・6%、

「飲み物を固める」(ゼリーにする)が46・5%、

「経口補水ゼリーを勧める」35・1%の順だった。

このうち、「ゼリー」を試した結果、「水分補給に成功したのか」という問いには85・8%が「成功した」と回答している。

 

※高齢者の水分補給が十分だと、問題行動が減り落ち着きがでることもあるようです。

もしかしたら、高齢者だけではないかもしれませんね。

まだ暑い日が続くので、意識して水分を摂りましょう。

 

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