虚弱を改善、運動と乳製品

 介護が必要になる一歩手前の虚弱(フレイル)状態でも、高齢者の3割は4年後に改善していた、との追跡調査を筑波大学などのチームがまとめた。

 運動や乳製品摂取をしている人に多く、生活習慣の改善で要介護者を減らせる可能性があるという。

 

 調査は、2011年に滋賀県内で介護が必要なかった高齢者(平均75歳)を4年間追跡調査。

約3500人のデータを分析した。

〈1〉半年で体重が2~3キロ減少

〈2〉歩く速度が遅くなった

〈3〉運動の習慣がない

〈4〉5分前のことが思い出せない

〈5〉疲れを感じる――のうち、三つ以上該当した人をフレイルに分類した。

 

 開始時にフレイルだったのは470人で、4年間に21%が死亡、30%が要介護となった。

一方、32%がフレイルを脱し、状態が改善していた。

 生活習慣の影響を分析すると、軽く息が上がる運動を週1回以上する人は、しない人に比べ、フレイルから改善する確率が3倍。

乳製品を週5回食べる人も2倍に高まっていた。

逆に、地域の行事やサークルなどへの社会参加がない人は、要介護、死亡に悪化するリスクが2倍だった。

 

 調査をまとめた山田実・同大准教授は「高齢になると、体力低下は仕方ないと考えがちだが、要介護手前なら回復する可能性がある。あきらめず生活習慣に気をつけてほしい」と話す。

 

虚弱(フレイル)

要介護になる手前で、栄養不足や体力、認知機能の低下などが見られる。75歳以上では要介護になる要因の約半数に関連するとの報告もある。この段階で対策を取れば健康寿命を延ばし、医療、介護費の抑制につながる可能性があるとして、近年注目を集めている。

 

※運動というとスポーツ、競技を思い浮かべてしまうのかもしれませんが、まずは

『歩く』ことから始め、そのあとに早歩きという順番もよいです。

普段、身体を動かしていない人がいきなりフルマラソンは走れません。

 

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