虚弱の判定に簡単な方法で

 身体機能の老化度を評価する簡単な検査方法を愛媛大学と京都大学の研究チームが開発した。

握力と片足立ち時間を測定するだけで、高齢者の筋力や活動が低下している状態(虚弱)である「フレイル」の危険度が大まかに分かるという。

測定結果を指標として運動や食生活の改善などを通じ、身体機能の低下予防指導ができるとしている。

 

 新たな検査方法は、愛媛大学の抗加齢・予防医療センターの検診受診者対象による研究結果を踏まえ、フレイルの指標を開発した。

握力測定では、男性が32・5キログラム、女性が19・5キログラム未満。

片足立ちでは男女ともに20秒以上立てない場合、身体機能の老化度が進み、筋肉量、呼吸機能、認知機能の低下が確認された。

この状態にある高齢者はフレイルの危険度が高いことが分かった。

 

 加齢にともなう身体機能の低下では、高齢者の要介護にいたる前段階にあたる状態をフレイルと呼んでいる。

高齢者対象のヒト介入試験を通じ、良質なたんぱく質・アミノ酸の摂取による食事のあり方や適度な運動により、身体機能の改善効果があるとする研究成果が出てきているが、予防のための活動をするにあたり、あらかじめどの程度の老化がフレイルに近いのか簡単に把握・評価する指標がなかった。

フレイルに近い状態の高齢者は国内に相当数いるとみられるが、実態は明らかになっていない。

早期段階で危険度が分れば、健康寿命の延伸につながる。

 開発した評価方法を用いれば、極めて短時間で老化度をチェックできるため普及を目指したいとしている。

 

※片足立ちの時間を測定する方法(周りに物がない広い場所で実施してください)

目を開けた状態で片足立ちをし、どれくらい立っていられるかを測ります。

両手を腰に置き、目を開けたまま片足を上げ、そのまま立っていられる時間を計測します。

上げた足が支持している足に触れたり、腰に当てた手が離れたときは、そこまでとします。

 

時計で計測しにくい場合は、声を出して「1,2,3・・・」と数えて時間を測ります。

 

 

歩行は片足立ちの連続動作です。片足立ちが保てないとすり足になり、歩行が安定しません。

片足立ちが長くできるようになると足の送りがよくなって歩幅が広くなり、スムーズに歩けるようになります。

 

また、片足立ちをすることが筋力をつける訓練になります。

時間を測った時に10秒立っていられた人なら、少し短い7秒片足立ちをします。

このとき、安定するようにテーブルや壁に手を着き身体を支えます。

朝昼夕の3回、左右の足で行います。

1ヵ月後に時間を測定してみてください(筋力は1週間や2週間ではつきません)。

 

たくさん食べたからといって、一度の食事で5キロ、10キロ太りません。

毎日、たくさん食べたり、甘いものを飲んだりを続けたら1ヶ月で数キロ太っていた、ということではないでしょうか。

筋力をつけることも毎日の食事と同じで『よい習慣』が大切です。

 

 

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