高齢者の入浴可否、血圧と体温で判断

 介護が必要な高齢者が訪問入浴サービスを受けるとき、入浴前の血圧の上が160以上、または下が100以上だと、体調悪化や事故の恐れが強まるとの調査研究を早坂信哉東京都市大教授(公衆衛生学)がまとめた。

早坂教授は「入浴の可否を判断する一つの目安になる。リスクを説明するのにも活用してほしい」と話している。

 

 早坂教授は2012年、浴槽を家に持ち込む入浴サービスを提供する全国2330の登録事業所に調査書類を郵送。

年齢や性別、入浴前後の体温や血圧、入浴に伴う体調不良や事故などの異常の有無などを照会し、13年8月末までに、940の事業所から異常があった596例と、正常に入浴を終えた1511例で個人情報を除くデータの報告を受けた。

 要介護度や意識レベル、日常生活の自立度などの影響がなくなるよう調整した上で、入浴前の血圧、体温のデータと異常発生の関連の強さを割り出した。

入浴後の異常の主症状が単純に血圧の上昇や下降、体温上昇などだったケースは除いた。

 その結果、入浴前の最高血圧が101~129の場合に比べ160~179になるとリスクが3・6倍に

最低血圧も61~89の人に比べて100以上では14・7倍と急上昇した

体温では36度~36度9分の平熱に対して37度5分以上では16・5倍だった。

 今後、要介護になった原因や入浴後の症状と事故の原因、室温、お湯の温度などを精査して安全な入浴条件を探る。

 

 高齢者の体調と入浴の危険性についての研究は少なく、入浴の可否は主に介護者や事業所側の看護師らが経験から判断しているという。

 

※体温計、血圧計は家庭にもありますので、体調がおかしいなと思ったら判断の目安にできますね。

 

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