お遍路の効果

 四国八十八カ所霊場を巡る「歩き遍路」が、心身両面に好影響を与えるとの実験結果を産業技術総合研究所四国センター(高松市)がまとめた。

遍路と健康の関連を調べた研究は初めてといい、担当者は「リフレッシュ効果も数値に表れた。御利益を科学的に証明できた」と話している。

 

 実験は2011~14年に香川県で2泊3日を2回、高知県で3泊4日を1回実施。産総研職員や高知大教員ら男女7~12人が、それぞれ札所6~7カ所、約60キロを歩いた。

案内役の先達が同行し、読経など実際の作法もできるだけ取り入れた。

 

 期間中は毎日、採血や採尿、心拍計や自答式の質問用紙などでデータを計測。

実験の1週間前と1週間後の数値の変化を分析した。

その結果、歩き遍路をこなすことで血液中の悪玉コレステロールが減少。

尿のアドレナリン値や心拍数、安眠度合いなどから、緊張や不安、興奮のレベルも徐々に低下していったことが明らかになった。

 歩行距離の割に疲労度が低いのも特徴で、体の免疫力を高める「ナチュラルキラー細胞」の活性化も確認できたという。

 当時、四国センターで実験チームを率い、現在は産総研つくばセンター(茨城県つくば市)所属の吉田康一さん(52)は「単純なウオーキングとの比較はできていないが、風景の変化を楽しめ、読経で心を無にしたり、『お接待』で見知らぬ人と触れ合ったりする遍路ならではの効果があるのではないか」と分析する。

 

 センターは実験結果の論文を今年3月に発表。

巡礼の心身への影響を調べた研究は世界的にも珍しく、イタリアの科学誌が掲載した。参加した高知大地域連携推進センター准教授の石塚悟史さん(44)は「遍路道の世界遺産登録を目指す動きにもプラスになればうれしい。四国4県で実験できればより良い」と話している。

 

※運動をすると悪玉コレステロールは減るそうです。人と接することが「心」に良い影響を与えているのではないでしょうか。「1無、2多、3少」もあります。

 

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