男性も美容整形

 仕事のため、美容整形でしわやしみを取る中高年男性が増えている。

「険しくなった表情を和らげ、顧客の印象を良くしたい」「再就職を有利にしたい」。出勤前の時間を節約できるひげの脱毛も人気だという。

成果を求める重圧を前に、「男は中身」といった美学は姿を消しかけている。


 東京都の会社員の浩さん(52)=仮名=は5月、美容整形外科で皮下に薬剤を注射し、年々深くなる眉間のしわを取り去った。

「抵抗感は全くなかった」。仕事は人に会う機会が多いコンサルティング業。

普通にしているのに不機嫌に見られるのが気になっていた。

 「表情が柔らかくなったためか、先方がよく話をしてくれて、仕事がうまくいくようになった。年を取った時こそ周囲が不快にならないよう、容姿に気を使わなければ」


 別の男性会社員(51)は目の下のしみをレーザーで取った。

「転職したいので、就職活動が有利になるよう、外見だけでも若々しくしたかった」。ダイエットや運動の延長線上だと思っている。


 湘南美容外科(東京)によると、男性の整形希望者は年々増え、2014年は前年の1・4倍の約14万人が訪れた。

ここ数年、中高年の営業マンや会社経営者が目立つ。

エステティックサロンを運営するTBCグループ(同)では、男性らしさの象徴であるひげの脱毛に踏み切る人も。

「世の中が清潔感を求めるようになり、職場に女性が増えた。きれいに見せたい気持ちが強くなっているためでは」と担当者。


 ひげを脱毛した男性会社員(30)は「毛深く、うまくそれなかった時は一日中ゆううつだった。朝の時間が浮き、仕事先でも肌がきれいとほめられます」と満足そうだ。肌の手入れも広がる。調査会社のインテージ(東京)が今年、20~50代の男性800人に聞くと、26%が化粧水を使い、20代では41%に上った。


 きれいになりたい男性について、「草食男子」の名付け親でコラムニストの深沢真紀さんは「清潔にはしてほしいがやりすぎは嫌で、好ましいと思う幅はかなり狭い」と辛口だ。

「歴史的にも男性は昔から着飾って外見を気にしてきた。制服のようなスーツで働いた高度成長期以降が例外で、本来の姿に戻ってきたのでは」と分析する。

一方、博報堂ブランドデザイン若者研究所の原田曜平さんは「男らしくしなくてもいいという価値観が生まれ、生きやすくなった。この傾向は今後も世代を超えて広がるのではないか」と話した。


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