水で膨らむボールを幼児が誤飲

 国民生活センターは101日、幼児が水で膨らむボール状の樹脂製品を飲み込んだ誤飲事故が発生したとして注意喚起を発した。

高吸水性樹脂で作られた製品の誤飲事故が相次いでおり、今回の報告事例では2歳児が十二指腸閉塞を来し、開腹手術での摘出に至ったという。

同センターでは、高吸水性樹脂製品は乳幼児の手の届かないところに保管するよう呼び掛けている。

 

 消費者庁と国民生活センターが進める医療機関ネットワーク事業に報告された事例によると、2歳の女児が20156月に嘔吐を始め、翌日に近医で診察を受けたものの症状が改善されないため、他の医療機関を受診した。

超音波検査で十二指腸と胃に液体の貯留が見られ、十二指腸が狭窄するような先天的疾患が考えられたという。

この時点で、高吸水性樹脂で作られたボール状樹脂製品の誤飲と診断することは困難だった。

 

 入院4日後に開腹手術を行い、十二指腸から4cm大のボール状の異物が摘出された。

女児の体内から取り出された異物を確認した保護者は、吸水前の大きさが直径1-1.5cmのインテリア用品であることに気付いたという。

この製品は胆管と膵管の開口部であるファーター乳頭を塞いでいたため、女児は肝障害と膵炎を起こしていた。

摘出術後は9日目に集中治療室(ICU)から一般病棟へ移り、術後20日で退院した。

 

 国民生活センターによると、小児の高吸水性樹脂製品による事故では、ゼリー状の虫よけ用品の誤飲やおもちゃのビーズを耳に入れるなどした事例が報告されている。

同センターでは、同製品を乳幼児の手の届かない場所に保管し、誤飲に気付いた時や疑いがある時は直ちに医療機関を受診するよう呼び掛けている。



※高吸収性樹脂をネットで調べてみると以下のように紹介されており、身近にいろいろな形であります。

・「吸水ポリマー」などと呼ばれ、大人用の紙おむつや簡易型トイレなどの吸水部、熱中症対策グッズの保水部や保冷剤に使用される高い吸水能力を持つ素材です。 

・人体に無害な「アクリル酸重合物ナトリウム塩」を主成分とし、自重の約300~500倍の水分を素早く吸収し球状に膨らみます。 


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