運動不足の子供 将来は要介護?

 猫背、腕をまっすぐ上げられない、しゃがむと後ろに転ぶ...

体が硬く、バランスが悪い子どもが目立ち始めている。

長時間同じ姿勢でゲームを続けたり、外遊びが少なくなったりしたことが関係しているという。

将来、介護が必要になりかねないと懸念する声もある。

国は来年度から学校健診に手足の運動機能に関する検査を加え、対策に乗り出す。

 

 4月、埼玉県の整形外科医院を5歳の男の子が"腰痛"で受診した。

背中が曲がり、おなかが前に突き出た姿勢。

ゲームで遊んだり、スマートフォンを使ったりして下を向いている時間が長く、普段ほとんど体を動かしていなかった。

 診察した埼玉県整形外科医会会長の林承弘医師は「疲れや肩こりなど、子どもとは思えないような症状の患者が珍しくない」と話す。

ほかにも馬跳びをしているときに、着地でバランスを崩し両手首を内側に曲げたままついたため、骨折した女子小学生などを診察した。

 「外遊びが減り、蛇口をひねる、ドアノブを回す、雑巾を絞るなど、日常生活での細かい動作も少なくなったためでは」と林医師。

「年を取った時に運動機能が衰えていると要介護の危険が増す。このままでは先が思いやられる」

 

 埼玉県が2010~13年に、幼稚園や小中学校で実施した検診でも心配な結果が出た。

調べたのは「5秒以上の片足立ち」「しゃがむ」「手をまっすぐ上げる」「膝を曲げずに指先を床に着ける(体前屈)」の4項目。

1343人のうち、体前屈ができない割合が23%、1項目でもできない割合は42%に上った。

 

 全国養護教諭連絡協議会の濁川こず枝会長によると、最近学校で増えたのは、転んだ時に手で支えられず、顔面を打ちつけて歯を折るといったケース。

2人一組で、逆立ちをする相手の足を手で支えられない子も目立つ。

「体育の時間や休み時間に体を動かすだけでは足りない」と濁川会長は語る。

 

 運動不足の子がいる一方で、運動で体を酷使する子との二極化も深刻だ。

日体大総合研究所の武藤芳照所長は、スポーツチームで激しいトレーニングをして、体を壊す子どもが少なくないと指摘する。

「中学生は持久力、高校生は筋力に重点を置くなど、成長に応じて運動の質や量を変えることが欠かせない」。

成長のため、多めに栄養を取るよう親や指導者は十分注意する必要がある。

 

 国は来年4月から、小中学校などの学校健診で、四肢の状態をみる検査を義務付ける。

文部科学省は今夏をめどに検査内容やマニュアルをまとめる予定。

必要に応じて専門医につなぎ、家庭への注意喚起をする方針だ。


※子供のうちはいろいろなスポーツを体験し、その中から専念する種目が選べればよいと思われます。いろいろなスポーツを経験しておくから、大人になった時に参加できるのではないでしょうか。運動をしないと、要介護だけでなく、生活習慣病も30代、40代から心配になります。

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