さくらの薬効

 漢方薬ではサクラの樹皮を桜皮(おうひ)といい、昔から解毒、鎮咳薬として用いられてきましたが、最近になってサクラの花にアンチエイジング効果があることがわかってきました。一言にアンチエイジング効果と言っても幅が広いのですが、そのうち「糖化」といわれる反応を抑制する効果があることがわかっています。

 「糖化」とは体内で余った糖分が、体内のたんぱく質にくっついて劣化させることです。たんぱく質の中でも特に「糖化」されやすいのがコラーゲンです。コラーゲンは、皮膚、血管、骨、関節など多くの場所に存在しているので、コラーゲンが「糖化」により劣化すると、肌は荒れ、血管のしなやかさは失われ、骨はもろくなり、関節も硬くなるなど、いわゆる老化の現象が現れます。

 サクラの花にはこのような「糖化」を予防する効果があるわけですが、サクラの花以外でも、ドクダミ、ブドウ葉、カモミール、セイヨウサンザシなどにも強い効果があることがわかっています。

 

 また「糖化」は複数のルートにより進むため、アンチエイジングにはそれらのルートをすべて防ぐことが重要です。そのためには複数の素材をミックスして用いるのが良いとされています。既にこれらをミックスした健康食品があり、サクラの花もこれらに使用されている一素材としてとらえることができます。

 

 樹皮の桜皮(おうひ)は主にヤマザクラを用い、樹皮にはサクラニンやサクラネチンというフラボノイド化合物が含まれており、鎮咳、去痰、湿疹、じん麻疹などに用います。咳には1日3~5gを煎じて服用します。また、八重ザクラの花にも桜皮と同じ成分が含まれていて、お酒に漬けて飲用すると精神安静、安眠、のどの痛み、美容などに効果があると言われています。

 

 

 暖かくなったので開花が早く、朝咲いていなくても夕方には花が楽しめるようです。明日は雨の予報、今晩は暖かいようなので見に行くとよいかもしれません。花が散る頃にまた出かけ、花びらを集めて自分用で使うこともできますね。

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