ツボは脇腹の「章門(しょうもん)」です。
第11肋骨前端下際に取る。
側臥して肋骨縁を按じて、第11浮肋骨端を探し、その下に穴を求める。
または、肘関節を屈して胸に当て肘尖の当たる所。
「章」とは明らかなという意味。
またこの経穴は八会穴で臓会に属した脾の募穴で脾から栄養を受けているため、五臓の疾患はすべてこの経穴で治すことができる。
その効果が明らかではっきりしていることから章門と呼ばれている。
胸脇部の痛み、腹脹、嘔吐、泄瀉、飲食物の消化不良などを主治とする。