つぼの紹介 86

 つぼは、背中の「膏肓(こうこう)」です。

第4・第5胸椎棘突起間の外3寸に取る。

 

 「膏」は心の下にあり脾より生じる。

「肓」は心の下、膈の上にあり腎より生じる。

膏肓の名は病の深さが深刻で不治にあることから、こう呼ばれています。

咳嗽、気喘、吐血、盗汗、健忘、遺精などを主治とする。

 

こんな話もあります。

 昔、晋の景公が病を得て秦の名医緩に診療を求めましたところ、緩の来る前日に景公が夢を見ました。

その夢というのは、自分の病気の精が夢の中で2人の子供となって現れ、ひとりが「緩は名医だから彼の匙加減にあっては、とてもたまらぬからどこへ逃げたものだろう」というと、他のひとりが「膏の上、肓の下へ逃げれば薬が届かないさ」といって相談してしたというのであります。

 翌日緩が来て診察をしてから「公の病は膏肓に入っているから医薬では治療の道がない」と断じたそうです。

景公は「これはすばらしい名医である」とすっかり感心してしまって、礼を厚くして帰国させました。

『左伝』という古い漢文学に出ています。

 膏というのは胸内上部、肺臓のこと、肓というのは心臓の下、横隔膜の上で、この部分に病気が入ったら、どんな良薬でも治しようがありません。

よく世間で病気が重くなって治る見込みがなくなると「病膏肓に入る」と申しますが、この故事から出た言葉です。

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