つぼは、足の「承山(しょうざん)」です。
委中穴の下、腓腹筋内側頭と外側頭の筋溝下端に取る。
アキレス腱の上方から腓腹筋の間を圧上して、指の止まるところに取る
(委中穴の下、ほぼ8寸に当たる)。
コムラ(腓)の下で、アキレス腱から指で押し上げていくと、腓腹筋の内側頭と外側頭の割れ目に突き当たる所で、強圧すると痛む。
「承」は受けるの意で、承筋と同様に支えるという意がある。
下腿の腓腹筋の大きな内外筋腹の分かれる所にあり、その突起が「山」のようなので、承山と呼ばれる。
腰痛、大腿部の痛み、こむら返り、痔疾、便秘、脚気などを主治とする。