2017年

10月

15日

スマホに夢中なのは

 親は自分よりスマホの方が大切なんだ。

そう感じている日本の子どもが20%に上るというインターネット調査結果を米南カリフォルニア大学が発表した。

米国での同様の調査に比べ高かった。

同大学のウィロー・ベイ教授は「子どもだけでなく親のネット依存も強まっている。子どもとネットの使い方について話し合ってほしい」と話した。

 

 インターネット調査は、同大学とNPO「コモンセンス・メディア」が4月に日本で、スマホを持っている中高生の子どもとその親各600人を対象に実施した。

調査結果によると、スマホやタブレット端末を使っている時間は親は1日平均で2時間56分で、子どもは4時間18分だった。

52%の親は子どもがスマホを使いすぎだと答えたという。

 

 一方で、25%の子どもは親に対して、会話中にスマホに気を取られていると感じていた。

さらに「時々、親が自分のことよりもスマホを大切にしていると感じることがある」と答えた子どもは20%に上った。

米国でも昨年、同様の調査をしたが、親のネット依存度は日本より高かったのに、スマホの方が大事と感じている子どもは6%にとどまったという。

 

 NPO代表のジェームス・ステイヤー米スタンフォード大准教授は「日本の子どもはネットに夢中の親に、話を聞くよう言えずに我慢しているのではないか。各家庭でルール作りを急ぐべきだ」と話した。

 

※「ポケモンGO」が流行っていた時に公園で見かけた3人家族。

両親はスマホを手に持ち、子供は手ぶらで一緒に歩く。

子供に携帯、スマホを持たせる時に、ルールを決めてからという話があります。

子供に対してだけ、ではないようです。

 

2017年

10月

11日

高齢男性の半数がお酒飲みすぎ

 お酒を飲む65歳以上の男性の半数、女性の4分の1が、健康を保つための「節度ある適度な飲酒(適正量)」の目安とされる「1日当たり日本酒1合」以上のアルコールを摂取していることが、厚生労働省研究班(代表、田宮菜奈子筑波大教授)の分析で分かった。

このうち、適正量の3倍を日常的に飲む「多量飲酒」は高齢男性の約5%に達し、適正量が十分に知られていないことが浮き彫りになった。

 

 退職や配偶者の死などが飲酒のきっかけになる例もあるとされ、太刀川弘和筑波大准教授(精神医学)は「高齢者の飲酒をいけないとは言えないが、くれぐれも飲み過ぎに注意してほしい」と呼び掛けている。

 健康づくりの目標を定めた厚労省の「健康日本21」は、成人の適度な飲酒量として、1日のアルコール量を20グラム程度(日本酒1合、ビール500ミリリットル缶1本程度)と設定している。

高齢者に明確な基準はないが、飲み過ぎると健康や人間関係への悪影響が出やすいとされる。

 実態を明らかにするため、研究班の翠川晴彦医師(有朋会栗田病院)らは、厚労省による2013年度の国民生活基礎調査のデータを解析し、全国約15万人の高齢者の飲酒量などを調べた。

 月1日以上飲酒する高齢者は約4万8千人で、男性の56・4%、女性の24・9%が適正量以上を飲んでいた。

 このうち「節酒」を意識していると答えた人を見ると、1日の飲酒量は1~3合が42%、3合以上が2%と、適正量が理解されていなかった。

 また「認知症」の人では、7分の1は飲酒の習慣があり、1日の飲酒量1~3合が29%、3合以上が5%だった。

「高血圧」「脳卒中」「狭心症」「心筋梗塞」では3分の1が酒を飲み、1~3合が46%、3合以上が4%を占めるなど、病気があっても飲酒し続ける傾向があった。

 

 

 ※適度な飲酒量

 日本人の場合、1日平均でアルコール量20グラム程度が「節度ある適度な飲酒」の目安。これはビール(アルコール度数5度)500ミリリットル、日本酒(アルコール度数15度)1合に当たる。一般に少量の飲酒で顔が赤くなる人や高齢者、女性は飲酒量を減らすべきだとされている。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、男性の飲酒率は40~60代で60%を超え、70代は55・5%、80代以上は39・9%と低くなる。近年、定年退職後に飲酒習慣が悪化する「定年後アルコール依存症」など高齢者の飲酒問題が注目されている。

 

2017年

10月

05日

昨日は仲秋の名月でした

 旧暦の秋は、七月から九月までで、初秋の七月、仲秋の八月、晩秋の九月とされていました。

仲秋は八月のこと、それで旧暦八月十五日は「仲秋の名月」と呼ばれるそうです。

仲秋の名月をめでる風習は、中国から伝わったそうです。

また、秋のちょうど真ん中にあたる日の八月十五日は、「中秋」と書くのだそうです。

 

 約一月後の旧暦九月十三日〔今年は、十一月一日(水)〕に日本では、もう一度お月見をしました。

「後(のち)の名月」だそうです。

月見の時、その時期に取れた収穫物を供えるので、仲秋の名月は「芋名月」、後の名月は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれるそうです。

 

 昨日、月を見られなかった方も十一月の月見はいかがですか。

寒さ対策をお忘れなく。

 

2017年

9月

30日

心の不調をIT活用し見える化

 慢性疾患を持っていても、それと折り合いをつけながらどう仕事を続けるかを考える時代。

精神の疾患や不調で問題になりやすいのは、体調の波が大きく、職場はもちろん本人もかなり悪化するまで気付きにくいことだ。

心の不調を早く見つけるのに役立つIT活用のソフトが、精神障害者の就労支援策として成果を上げつつある。

将来は職場でのメンタル不調の発生予防に活用できる可能性もあるとして精神科医らが関心を寄せている。

 

 ソフトの名称は「SPIS(エスピス)」。

大阪市のソフト会社、奥進システム(奥脇学社長)が2012年に開発したウェブ日報システムだ。

 本人が設定する「朝までぐっすり眠れた」「ミスがないか確認できた」といった体調や仕事面の項目について、「良い」から「悪い」まで1~4点で自己評価した結果を画面に入力。

自由記載のコメント欄もある。

勤務先の担当者(上司)と、臨床心理士など外部の支援者の3者でこの情報を共有し、上司、支援者もコメントを記入できる。

 奥脇社長は障害者雇用に力を入れてきたが、精神疾患がある人を雇った際「好不調の差が大きく、突然体調を崩すように感じた」。

業務日報に「体調」欄を設け記入を促したところ、ある社員の場合、突然に見えた体調悪化の少し前から頭痛などが始まることが分かり、仕事の調整など先手の対応が可能になった。

「他社でもこれを使えれば、精神障害者の退職を減らせるのでは」と製品化したのがエスピスだ。

 開発は、精神疾患を持つ社員が中心に担当。

自己評価点の推移をグラフに表示して変化を「見える化」するなど使いやすい工夫を加えた。

 

 2年前に奥進システムに入社しホームページ作成などを担当する浦田梨佐さん(30)は発達障害で人とのコミュニケーションが苦手。

調子が落ちると不安感が強まり、以前の職場ではそれで仕事を休みがちになって勤務が長続きしなかったという。

エスピスを見ると、つらい時期が来るのには3カ月程度の周期があった。

「自分では分かりませんでした」と浦田さん。

その時期に負担が重くならないよう、職場としても配慮できるという。

 エスピスは13年以降、大阪府など自治体や財団の助成事業に採択され、全国精神障害者就労支援事業所連合会(事務局・大阪市)などが企業への普及活動をしている。

近畿地方を中心に約70社が導入し、15年度までの3年間にエスピスを利用した当事者約90人を調べると、利用開始後約1年半の時点で、約8割が勤務を続けていたという。

 

 「見える化」と並ぶエスピスの大きな特徴は、日報の情報を、上司以外に、外部の支援者が共有する点だ。

障害者の就労支援センターなどで訓練や実習を受けた後に就職した人の場合は、センターの職員がその役を担うことが多いという。

 精神科医の樋口輝彦・日本うつ病センター理事長は、外部の専門家が関与するというエスピスのユニークさに注目する。

 「職場のメンタル問題の多くは、上司と当事者の閉じた人間関係の中で悪化していく。まだ厳密な効果を論じる段階ではないが、うまく活用すれば、当事者が精神疾患を発症する前に予防する手段になり得るのではないか」とみる。

同センター六番町メンタルクリニック(東京都千代田区)でも、職場でエスピスを利用する精神疾患患者の支援を始めたという。

 ただ、継続して関わる支援者をどう確保するかや、適正な費用負担の在り方など課題はある。

樋口さんは「着実に実績を積み重ねながら、より良い活用法を探る必要がある」と話している。

 

2017年

9月

25日

日没の時間に交通事故が多い

 警察庁が2012~16年の5年間に発生した2万431件の交通死亡事故を分析したところ、日没前後1時間の「薄暮時間帯」(日没時刻の前後1時間を指し、月日や地点によって異なる。急激に暗くなってドライバーから歩行者の姿が見えづらくなるのに加え、通学や通勤の帰宅時間とも重なり、交通事故が多発することから「魔の時間帯」と表現されることもある。事故防止策としては、歩行者の服や荷物、自転車の車体などに反射材を付けるほか、車はライトを早めに点灯したり、光を上向きにするハイビームを使用したりすることが効果的とされる)の事故は他の時間帯に比べて多い2680件で、13・1%を占めていたことが分かった。

日没が早まる秋や冬に増加する傾向も判明。

同庁は「早めのライト点灯を心掛けてほしい」と呼び掛けている。

 

 薄暮時間帯の死亡事故を月別で見ると、最多は11月の358件。

逆に最少は夏至を迎える6月の119件だった。

3カ月間の分析でも、10~12月は1031件で、400件だった5~7月の約2・6倍という結果になった。

 事故の形態については、「自動車と歩行者」が1410件で半数を超えた。

ほかに「単独事故」が374件、「自動車同士」が312件、「自動車と自転車」が283件などだった。

 

 薄暮時間帯に事故で死亡した歩行者では、高齢になるほど増加。

男性は人口10万人当たりで平均0・87人に対し、80~84歳が6・18人、85歳以上が5・88人。

女性は平均1・33人に対し、80~84歳が7・89人、85歳以上で7・81人だった。

多くは買い物や散歩中に巻き込まれていた。

 2万431件の死亡事故全体を時間帯別で見た場合では、午後5時台が1389件で最多。

次いで午後6時台の1370件、午後7時台の1216件で、日没時間と重なる3時間での発生が19・5%だった。

 

 警察庁は今回、16年に発生した死亡事故のうち、車に乗っていて死亡した1338人について、チャイルドシートも含むシートベルトの着用状況も分析。

着用していなかったのは558人で、座っていた場所は運転席が414人、助手席が42人、後部座席やバスの座席が102人だった。

 死亡者は非着用者の方が少ないが、事故による負傷者も含めた人数から割り出した致死率を見ると、後部座席やバスの座席の場合は、非着用者が着用者の3倍以上としている。

 

※日没の時間は、9月下旬で17:35ごろ、10月下旬で16:55ごろ、11月下旬で16:30ごろになります。

暗くなると見えづらく、気持ちも急いてくるので事故が起きやすいのかもしれません。

早めに用事を済ますなど「ゆとり」を持って行動しましょう。

 

 

2017年

9月

14日

高齢者の6割が水分不足

 医療や福祉の専門家で構成する「教えて!『かくれ脱水』委員会」(委員長・兵庫医科大学小児科学の服部益治教授)は、「高齢者の水分補給に関する意識調査」をまとめた。

それによると、高齢者の約6割が水分不足であり、トイレに行かなくてはならないことを気にして水分補給を控えてしまい、熱中症リスクを高めてしまう実態が浮き彫りになった。

また65歳以上の親を持つ子世代の約3割に、親に水分補給を勧めても飲まなかった経験があることも分かった。

こうした状況のなか、介護従事者は対処策として、経口補水のために工夫した「ゼリー」などを活用し、高齢者の水分補給割合を増やすことが重要としている。

 

 同調査は、全国の65歳以上の高齢者男女、介護従者、65歳以上の親を持つ30~40代の男女各約520人を対象としてアンケートを7月に実施した。

食事に含まれる水分以外で、1日どれぐらい水分を補給しているか」という問いに対し、必要とされる1000~1500ミリリットルに満たない高齢者は約61・8%もいることが分かった。

必要量を知っている高齢者は、52・3%しかいなかった。

 高齢者では、水分補給を控えた経験を持つ人もいて、その割合は19・8%とやや高い。

理由としては、「トイレへ行くことが心配」という回答が77・7%と高く、「喉の渇きを感じていないから」(25・2%)など他の回答を大きく引き離している。

 

 65歳以上の親を持つ子世代の意識では、親と同居している子の方が親の熱中症を心配する傾向にあることも分かった。

同居する子世代は積極的に水分補給を勧めている。

一方、「水分補給を勧めても親が飲まなかった」と答えている子世代が28・6%いた。

 勧めても飲まなかった後の対処には「時間を空けて、また勧めた」が75・3%と圧倒的に多いが、「勧めるのをやめた」という答えも28・8%あった。

 

 介護の専門家である介護従事者へのアンケートでは、「水分補給の介助を難しいと思うか」という問いに対し、90・6%が「難しい」と回答した。

勧めても飲まなかった経験があるのは91・2%にのぼる。

 

介護している高齢者の水分補給のために工夫したことがあるとの質問(複数回答)には、

飲み物にいくつかのバリエーションをもたせる」が63・8%でトップ。

「飲み物にトロミをつける」が56・6%、

「飲み物を固める」(ゼリーにする)が46・5%、

「経口補水ゼリーを勧める」35・1%の順だった。

このうち、「ゼリー」を試した結果、「水分補給に成功したのか」という問いには85・8%が「成功した」と回答している。

 

※高齢者の水分補給が十分だと、問題行動が減り落ち着きがでることもあるようです。

もしかしたら、高齢者だけではないかもしれませんね。

まだ暑い日が続くので、意識して水分を摂りましょう。

 

2017年

9月

10日

MLB、ヘッドスライディングでのケガ

 米大リーグでエンゼルスのトラウト、アストロズのコレアに続いて、8月の試合でレッドソックスのブラッドリーも同じけがに見舞われた。

ヘッドスライディングをした際に左手親指を負傷し、故障者リスト入りとなった。

 米国のスポーツ医学会が2011年から15年までのメジャーとマイナーの試合で頭と足から滑る選手を比較した結果、二塁ベース上での負傷は他の塁より約4倍も多く、手をけがする確率は膝や足首をけがするよりほぼ2倍高かったという。

研究をまとめたキャンプ博士はニューヨーク・タイムズ紙の取材に「(二塁へ滑り込んだトラウトのけがは)まさに典型的な例だ」と話した。

 ヘッドスライディングは走塁の見せ場の一つだが、7月に復帰したトラウトや今もリハビリ中のコレアはともに1カ月半ほど離脱を余儀なくされた。

チームにとっての痛手は大きい。

 マーリンズのイチローはけがを防ぐため頭から滑り込まないことで知られる。

カブスのマドン監督は地元紙に対し「選手を守るため、禁止することを考えてもいいのかもしれない」と語った。

 

※高校野球では一塁へですが、回をまたいで4連続ヘッドスライディングがあったそうです。

闘志、気迫との見方も有るようですが、ケガをしては元も子もないです。

安全にプレーし、高校生だけでなく長く楽しんで欲しいですね。

 

2017年

9月

07日

そろそろ秋ですね

 寝苦しかった時期も過ぎ、朝晩が涼しくなってきました。

虫の声も聞こえ秋らしくなってきました。

空気が冷えて乾きはじめるこの季節、皮膚や呼吸器の粘膜を乾燥させ、風邪などひきやすくなります。

気温が下がり体が冷えやすくなりますので、1枚多く羽織るようにして季節の変化に慣らしてください。

 

 この季節は、白い食材、辛い食材を積極的にとるようにしてください。

大根、ジャガイモ、玉ねぎ、白ごまなどは肺を潤す効果があります。

これらの食材は、食物繊維も豊富なので肺と主従関係の大腸に働き、便通を良くします。

肺が弱い人は、唐辛子、ネギ、ニンニクなど辛味を好む傾向があります。

辛味は発汗を促し皮膚の抵抗力を上げ感染症などを予防する働きがありますが、摂りすぎは肺を乾燥させ胃腸を傷めるのでほどほどにしてください。

 

いつまでも冷たい飲み物ではなく、温かい飲み物に切り替える頃です。

 

2017年

9月

01日

たばことアトピー性皮膚炎

 肺疾患や気管支ぜんそくなど、体に様々な悪影響を及ぼすことが指摘されている喫煙。

最近の研究では、妊婦の喫煙や受動喫煙によって、生まれてきた赤ちゃんが、アトピー性皮膚炎や乳児湿疹になるリスクが上がる可能性があることがわかった。

 

 アトピー性皮膚炎は、強いかゆみを伴う皮膚炎で、免疫の過剰反応であるアレルギーを持つ場合が多い。

子どもの場合、比較的よくみられる乳児湿疹が2か月以上続いた場合などに診断される。

発症には、親から受け継いだ体質が関わっているとの見方もある。

 慶応大学病院皮膚科の医師・海老原 全さんによると、アトピー性皮膚炎は、かゆみ、睡眠不足のほか、患部からしみ出す液の対処や薬の塗布、見た目の変化などによって、生活の質が大きく低下するという。

 子どもや妊婦に対する喫煙・受動喫煙の影響としては、早産や低体重などの妊娠中や出産時のトラブル、出生後の乳幼児突然死症候群や気管支ぜんそくなどの発症リスクが高まることがこれまでの研究で指摘されている。

 これらに加えて、子どものアトピー性皮膚炎も、母親のおなかの中にいる時期のたばこの煙が関係していることが明らかになってきた。

 

 愛媛大学病院小児科の医師・篠原 示和さんらは、高知県で行われる乳児健診に参加した親子のうち、赤ちゃんが7か月以上の約1500組を対象に、2005年にアンケートを実施し、分析を続けている。

 アンケートは、「妊娠中に喫煙または受動喫煙したか」「赤ちゃんがアトピー性皮膚炎、または乳児湿疹と診断されたか」など、喫煙と赤ちゃんの皮膚疾患について尋ねた。

結果は、喫煙や受動喫煙が「ある」場合、皮膚疾患になる割合が高い傾向があった。

 中でも、親にアレルギーがないグループで、妊娠28週以降に喫煙・受動喫煙が「ない」と答えた妊婦の赤ちゃんが皮膚疾患になる割合が26・6%だったのに対し、「ある」とした妊婦の赤ちゃんは38・0%と明らかに高かった。

 国立成育医療研究センター免疫アレルギー・感染研究部長の松本健治さんによると、妊娠後期に当たる28週以降は、体の中で異物を認識できるように免疫が成熟する時期だという。

「この期間に母親を介して胎児の免疫に喫煙が影響すると考えられるが、実際にどのように影響しているかはまだ分かっていない。今後、調べる必要がある」と指摘する。

 

 15年までに発表された海外の研究86本を分析した論文では、「喫煙や受動喫煙がアトピー性皮膚炎の発症に関係している」とし、特に、アジア地域の人の場合、妊娠中の喫煙が、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の発症に影響する、と結論づけられている。

 

 愛媛大の篠原さんによると、日本人はアレルギー体質の人が多く、重いアトピー性皮膚炎になる患者の割合も高いという。

「アトピー性皮膚炎は、睡眠不足の原因となり、成長や学習に影響することもある。たばこを避けることが、予防の一つとなる可能性を考慮に入れ、さらに研究を進めたい」と話す。

 

2017年

8月

26日

暑さは彼岸までですむか?

 暦では、暑さが落ち着く頃、のようですが、今週はさいたまも36℃になる日がありました。

そろそろ、秋の準備かなと思ったのですが、まだのようです。

ちなみに秋は、白い食材が中心になります。

夏の疲れが出る頃でもあり、冷たいものを減らし胃腸をいたわりながら疲れをとりたいですね。

 

 昼間36℃になり、寝苦しい夜もありました。

窓を開けて寝ていた方もいるのではないでしょうか。

天気予報を見ていると、昼の暑さが落ち着くと夜も涼しくなるようです。

寝る時間に暑さが残っているから窓を開けて寝ると、明け方に涼しい空気が入ってきて風邪をひいたりするかもしれません。

寝るときに外の涼しさを確認してください。

 

 色々な健康法がありますが、昔から言われていることも試してみてください。

早寝早起きの規則正しい生活

腹八分

住んでいる地域の食材を使った偏りのない食事

毎日の運動

 

どれでも、できることから始めませんか。

 

2017年

8月

19日

歯周病は歯科知識の情報源で差が出る

 岡山大学は、歯科医院で歯科に関する知識を得ることが良い歯科保健行動を促すこと、さらに歯周病の有病率にも影響を与える可能性があると発表した。

一方で、学校やテレビで歯科に関する知識を得ても、必ずしも良い結果にはつながらないこともわかったという。

 

 この研究は、同大大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の森田学教授と、岡山大学保健管理センターの岩崎良章教授らの共同研究グループによるもの。

 

 歯周病は、歯間ブラシやデンタルフロスを使うこと、定期的に歯科健診に行くことで予防できることが報告されている。

これまで歯科に関する知識があることは、より良い歯科保健行動につながるとの報告があったが、その知識の情報源によっても歯科保健行動に差があるのかについての研究はなかったという。

 

 今回、研究グループは、2,220人を対象とした調査において、歯科医院で歯科に関する知識を得ている者とそうでない者を比較。

その結果、前者は後者に比べ、1.49倍デンタルフロスを使用する傾向にあること、また、2.92倍定期的に歯科受診をしている傾向にあることがわかったという。

デンタルフロスを使用している者や定期的に歯科受診をしている者では、歯周病がある者の割合が少なかったことから、歯科保健行動だけでなく、歯周病の有病率にも影響を及ぼしている可能性が考えられるとしている。

 

 一方で、学校もしくはテレビから歯科に関する知識を得ている人は、そうでない人よりもそれぞれ0.69倍、0.71倍定期的に歯科受診をしている傾向にあった。

これは、定期的な歯科受診をしない傾向にあるということ意味している。

全回答のうち30~40%の学生が学校もしくはテレビから知識を得ていると回答しており、これらの情報源は良い保健行動を促すには効果的ではない可能性があるという。

 今日では、さまざまな媒体から情報を得ることができるが、その情報源によって歯科保健行動に差がでること、そして歯周病の有病率にも影響を与える可能性が今回の研究から見えてきた。

今後、情報の質を向上させることで、歯周病の予防に貢献できるかもしれない、と研究グループは述べている。

 

※歯科医院は、消毒のにおいとドリルの音がいやですね。

定期的に行き、慣れるしかないでしょうか。

歯周病から入れ歯、と糖尿病は関係しているようです。

 

2017年

8月

10日

高齢運転者の事故割合増加

 政府がまとめた2017年版「交通安全白書」で、高齢運転者の事故割合の増加傾向がわかります。

16年の75歳以上の高齢運転者による死亡事故が459件となり、死亡事故全体に占める割合が13・5%に上った。

06年の7・4%から増加傾向が明確となった。

75歳以上の免許人口10万人当たりの死亡事故は8・9件と75歳未満の3・8件の倍以上となった。

 

 白書は高齢者運転の特性を「視力が弱まり判断が不適切」などと明記。

政府は高齢者による交通事故防止に向け、関係閣僚会議で取り組みを進めている。

 

 高齢運転者が起こした死亡事故の要因は「操作の誤り」が全体の28%で、75歳未満の16%を大きく上回った。

このうち「ブレーキとアクセルの踏み間違い」が高齢運転者は全体の5・9%で、75歳未満の0・7%と違いが特に顕著だった。

 

 事故形態は車両単独事故が40%で、75歳未満の23%と違いが出た。

この中で車線をはみ出した衝突事故が最多で、全体の24%に上った。

 

 高齢運転者の特性として視力弱体化のほかに

(1)反射神経が鈍くなり対応に遅れ

(2)体力が衰え運転が不的確

(3)運転が自分本位―と指摘し、事故を起こす要因とした。

 

 11~16年に起きた高速道路逆走件数を年齢層別に見たところ、60歳未満は年平均10件未満だったのに比べ、70~74歳は同27・7件、75~79歳は同39・8件と増えていた。

 

 交通安全を担当する加藤勝信1億総活躍担当相は記者会見で、高齢運転者の事故防止対策として運転免許証の自主返納推進や、自動車に代わる移動手段の確保を挙げて「死亡事故の削減につなげたい」と強調した。

 

※車の運転を安全にする、日常生活でよく身体を動かすことも必要と思われます。

働き盛りの人でも、車での移動が多いと運動不足になります。

歩く、体操をするなど身体を動かさないと、運転に必要な身体の働きも弱ってくるのではないでしょうか。

 

2017年

8月

07日

真夏日の太陽光は8分程度に

 真夏日に浴びる紫外線は7分以上20分以下程度が適切。

 皮膚がんなどのリスクが少なく、体内でビタミンDを生成するのに必要なだけ日光を浴びる時間を国立環境研究所の研究チームが推計している。

 

 ビタミンDは不足すると骨が弱くなるほか、大腸がんなどのリスクを高めるとの報告がある。

食事から摂取できるほか、紫外線を受けると体内で生成する。

しかし紫外線は皮膚に赤みが生じるほど繰り返し浴びると白内障や皮膚がんのリスクが高まる。

 

 チームは、大人が1日に食事以外で補う必要があるビタミンDを10マイクログラムとみて、その生成に必要な紫外線の照射時間を地点ごとの観測結果から推計している。

 季節や天候によって適切な照射時間は大きく異なる。

例えば、7月の真夏日午前11時ごろのつくば市では、長袖長ズボンでもわずか7分程度で必要なビタミンDを生成でき、20分を過ぎると浴び過ぎになるという。

一方、真冬の日が差さない日は正午過ぎでも1時間半以上の照射が必要で、3時間以上浴びても問題がない場合もある。

 

 中島英彰・主席研究員は「夏は紫外線の浴び過ぎを、冬はビタミンD不足を避けるための参考としてほしい」と話す。

 

※ゆっくりな台風に動きが出始めたようです。

被害が少ないことを願います。

台風が過ぎた後は、暑い夏が戻りそうです。

骨を丈夫にするために陽射しだけでなく、運動も大切です。

 

2017年

8月

03日

二日灸

 昨日、八月二日に灸をすえると効験が著しいと信じられています。

暑い夏の八月二日だけでなく、寒い冬の二月二日もです。

医法の一つで、人体の灸穴(つぼ)にあたるところにもぐさを丸めておいて、火をつけてすえる。

大人は大きな灸を背中に二つすえるが、子供はいたずらのこらしめと健康のために、つかまえられてすえられたとか。

 母も手を焼くわんぱくの二日灸

 可愛さがあまり泣かせる二日灸

 二日灸味方と思う乳母も敵

 

 ほうろく灸は、お寺で実施しており、ネットで検索すると何件も出てきます。

うなぎと同じ土用の丑の日であったり、6月に行われていたりと日はそれぞれです。

頭痛封じ、夏ばて防止、中風(脳卒中)封じを目的に行われています。

 

 昨日、さいたま市では最高気温25.4℃でしたが、熊本は36℃、根室は16℃とその差は20℃です。

日本も広いですね。

 

2017年

7月

28日

音楽に合せて体操すると認知症予防効果

 音楽に合わせて体操をすれば認知症に効果的。

三重大大学院医学系研究科(津市)の佐藤正之准教授らの研究グループは、軽度から中等度の認知症患者に音楽体操をしてもらったところ、計算ドリルなどの脳トレーニングより、日常生活の動作が悪化することを防ぐ効果があったと明らかにした。

 

 運動は認知症に有効とされているが、佐藤准教授は、音楽に合わせて体を動かすことでより効果が高まると指摘する。

健常な高齢者への認知症予防効果は既に実証されており、今回は、発症した人にも効果があることを突き止めた。

 

 研究グループによると、三重県御浜町と紀宝町に住む身の回りのことをこなせる軽度から日常生活に手伝いの必要がある中等度の高齢患者に協力を依頼。

平均年齢87・2歳の62人を対象とした。

うち31人が半年にわたり週1回、40分間の体操に参加した。

残りの31人はドリルや携帯ゲームなどの脳トレを行った。

 

 着替えや食事、入浴といった日常生活動作では、ドリルやゲームなど脳トレの31人に比べ、音楽体操をした方が動作のレベルが維持された。

 音楽は、音楽教室を運営するヤマハ音楽振興会(東京)が制作。

ポップス調でテンポが変わる音楽に合わせて、椅子に座って腕や腰を曲げ伸ばししたり、足踏みしたりするなどしてもらった。

 

 佐藤准教授は「音に合わせて体を動かすことは、単に動かすよりも複雑なため、高い効果をもたらしているのでは」と推測している。

今後は重度の認知症患者にも効果的な療法を模索する。

 

※薬やサプリを摂ることが話題になることが多いですが、本人の行動が一番効果があるようですが、実行できる人はどのくらいなのでしょうか。

運動することは取り上げられず、サプリや特定の食品は、にぎやかなようです。

 

2017年

7月

23日

終業時刻に「ロッキー」のテーマ曲

 オフィスで終業時刻に音楽を流し、帰宅を促す試みが広がりつつある。

お店が閉店まぎわに「蛍の光」のメロディーを流すのと同じ手法だ。

長時間労働を減らす「働き方改革」は、待ったなしの課題。

はたして効果はあるのだろうか。

 

 東京・新宿のオフィスビルに入居する三井ホーム本社。

社員約100人が机を並べるフロアでは、ゆったりとしたピアノ曲が流れる。

 

 午後6時に突然、映画「ロッキー」のテーマ曲に切り替わった。

終業時刻を告げる合図だ。

 社員が次々と立ち上がり、「私は7時までかかります」「私はこれで帰ります」。

机を接する同じ班で順番に宣言していく。

残業が長くなりそうな社員には、上司がアドバイスしたり、周りが手伝いを申し出たりして、早く帰宅できるよう協力し合う。

 

 オフィスで決まった時間帯に音楽を流す取り組みは、総務、経理、人事などの部署で2014年10月から始めた。

社員のリラックスや、メリハリをつけて働いてもらうのが狙いだった。

最後が「ロッキー」なのは、勇壮な曲調で「残りの仕事もがんばろう!」と奮い立たせるためだ。

残業は「減ってくれたらよい」ぐらいの期待感だった。

 

 昨年10月に対象部署の勤務時間を調べたところ、「意外な効果の大きさに仰天した」(人事部の町山誠人事グループ長)。

取り組みを始めて残業時間の合計が2~3割ほど減った。

 

 総務部の加藤卓郎さん(34)は「音楽が区切りになってだらだらと職場に残らなくなり、帰りやすい雰囲気になった。帰宅は2時間ぐらい早くなった」と喜ぶ。

経理部の若林敏行さん(35)は「常に『ロッキー』から逆算して段取りなどを考えるようになった」、オフィス外でも「ロッキー」を聞くと無意識に「仕事は何が残っているか」と考え出すという。

 

2017年

7月

20日

車だけではないようです

 アクセルとブレーキを踏み間違えて、自動車を急発進させる高齢者がニュースになっています。

 先日、テレビを見ていた80過ぎの母が、音が小さいので大きくしようとしたら、チャンネルを変えてしまいました。

あわてて戻そうとしたのですが、テレビの電源を切ってしまう、もう一度電源を入れる、チャンネルを変える(まだ戻らない)・・・と何回もリモコンを操作しています。

 

 もしかしたら、車もテレビも同じかなと感じました。

アクセルとブレーキを間違えている方も、家の中で家電製品などを扱う時に間違ってしまうことがあるのではないか。

 

 車の運転ということで明らかになったように見えますが、普段の生活の中にある「危険なサイン」を見逃しているだけかもしれません。

 お盆に帰省したとき、同居の方は休日の時間のあるとき、祖父母や両親の日常生活をじっくり観察することが大切かもしれません。

日常生活の中で、何気ないことに慌てる、パニックになることがあれば、自動車の運転は止め時かも。

 私の母は、車の免許は持っていません。

 

2017年

7月

16日

夏はカレーの作りおきで食中毒に注意

 梅雨明けは発表されていませんが、もう夏ですね。

夏に食べる機会も多い「カレー」、各自治体が加熱しても殺菌しにくい「ウェルシュ菌」食中毒への注意を呼びかけているそうです。

 作りおきしたカレーなどの煮物が原因となることがあり、昨年は全国で約1400人が発症した。

専門家は「梅雨や夏は1年の中で最も菌が増えやすい。料理は常温保存せず、速やかな冷蔵を心がけ、食中毒を防いで」と呼びかけている。

 

 「リーガロイヤルホテル」(大阪市北区)のレストランでは5月初旬、昼食をとった利用客25人が下痢や腹痛などの症状を訴え、患者からウェルシュ菌が検出された。

大阪市は提供メニューのうち、カレーなど作りおきの煮物料理が感染源の可能性が高いとみている。

 3日間の営業停止処分を受けた同レストランは、料理の作りおきの中止や温度管理の徹底などの再発防止策をとった。

担当者は「うまみを出すなどの目的で作りおきをすることがあった。調理後、速やかに提供するよう徹底する」と話す。

 

 夏場は気温、湿度が高く、他の季節以上に食べ物への注意が必要だ。

ウェルシュ菌は肉や魚、野菜などに広く付着する。

加熱処理さえすれば「安心」と考えがちだが、この菌は加熱しても一部は残存する。

カレーやシチューのようにとろみがあり、空気が通りにくい料理だと特に増えやすい。

 しかも食材の温度が45度程度まで下がると急激に増殖する特徴があり、いったん増殖すると死滅させるのは難しい。

100度で6時間加熱したが、それでも殺菌できなかったという報告もあるという。

 

 厚生労働省の統計では、ウェルシュ菌による食中毒は過去10年間、およそ500~2800人で推移。

昨年は前年の2・6倍の1411人に急増し、原因物質別でノロウイルス、カンピロバクターの次に多かった。

 特に7月は大量発生が頻発する“要注意”月で、1980年には埼玉県久喜市で小中学校の給食が原因で生徒ら3610人、2012年には山梨県富士河口湖町のホテルで宿泊客の高校生126人がそれぞれ集団で発症した。

 

 大阪府立大食品安全科学研究センターの三宅眞実センター長は予防策として、

〈1〉調理後はすぐに食べる(食べる分だけ作る)

〈2〉保存する時は、できるだけ速やかに15度以下に冷蔵する(小分け)

〈3〉再加熱する際は長時間よく混ぜる――の3点を挙げる。

 

2017年

7月

13日

夏に甘酒

 甘酒というと、寒い季節に身体を温めるための飲み物ではないようです。

江戸時代は甘酒売りが木樽に入れて天秤棒で担いで売り歩いていました。

俳句の季語で甘酒は夏だそうです。

甘酒は幼児や病人が夏の暑さの中で求める最高の栄養飲料でした。

 

 甘酒はブドウ糖が主体で、麹菌が発酵する際に多種のアミノ酸、葉酸、ビタミンを生成するため栄養補助食品としてすぐれた飲み物。

また、体内にすばやく吸収でき、ブドウ糖注射に似て即効性があり、体力を回復できる飲料です。

そのため、点滴に替えて「飲むブドウ糖」とも言われています。

 

 甘酒ができる発酵過程は麹菌が米のデンプンを糖化し、同時に乳酸発酵も進みます。

発酵温度の高低により、高いと麹菌の作用力が弱くなり甘みは少なく、低いと乳酸発酵が強くなり酸味が増します。

これから本格的に暑くなる夏にぜひ試してみてください。

 

 別な夏の飲み物ですが、先日スーパーで見つけた麦茶のパック、名前の知らないメーカでしたが、裏の表示に「原産国:日本」をみつけました。

いつも買っている青いパッケージの麦茶を改めてみると、原産国はカタカナ表示(輸入)でした。

麦茶は緑茶と同じ国内生産と思っていました。

ちょっとショックでした。

 

2017年

7月

10日

「ソーダ税」で清涼飲料の販売減、アメリカ

 砂糖を含んだ炭酸飲料などに課税する「ソーダ税」が、米国でじわりと浸透し始めた。

導入した大都市では消費が急減。

健康志向の高まりを追い風に課税の動きが加速する可能性もあり、主力商品を狙い撃ちされた形の米飲料大手は危機感を強めている。

 

 ソーダ税の先駆けとなったのは、2015年1月に課税を始めた西部カリフォルニア州バークリー。

砂糖やシロップを使った清涼飲料水が課税対象で、米国で一般的な12オンス(約355ミリリットル)缶なら50セント(約56円)前後の価格にソーダ税12セント(約13円)が上乗せされる。

1オンス当たり1セントの税率だ。

 

 今年1月には全米5位の人口を抱える東部ペンシルベニア州フィラデルフィアが大都市で初めて導入した。

税率はバークリーの1・5倍だ。

 

 米メディアによると、この地域の販売は導入後にコカ・コーラが3割減、ペプシコは4割減とソーダ離れが一気に進んだ。

「健康増進に役立っている」と課税を評価する声がある一方で「飲料業界の雇用が失われた」との批判も出ている。

 7月からシカゴなどが導入し、サンフランシスコとシアトルも18年1月に課税を始める予定だ。

 

 飲料業界は「特定の業種をターゲットにした不公平な税だ」(ペプシコのインドラ・ノーイ最高経営責任者)と反発。

課税を食い止めようとロビー活動を活発化させている。

同時に変化に対応し、ペプシコは砂糖を含まない飲料の販売を強化。

コカ・コーラは消費者が税負担を感じにくくなるよう、小さめの缶での販売に力を入れている。

 

※350缶で約60円で買えると、ファストフードでバケツのような容器で買うのも納得する気がします。

長期フォローして、体格・体重、健康への影響も知りたいです。

 

2017年

7月

06日

夏の腰痛に注意してください

 身体のバランスというと左右のバランスを思いつくかもしれません。

例えば、右足をケガした時に左足で支えることが多くなり、ケガをしていない左足に痛みが出てしまうことがあります。

この左右のバランスだけでなく、夏は「前後のバランス」に注意してください。

 

 身体の前後は、腹筋と背筋で支えています。

腹筋の支える働きが弱くなると、背筋(腰)に負担がかかり、腰痛になることがあります。

 

 気温が高くなる夏は、冷たいものの飲食が増えてきます。

冷たいものを消化するため胃腸に負担がかかると、腹筋にも影響が及び、支える働きが低下します。

そのため、腹筋の支えが弱くなった分、腰に負担がかかり腰痛になります。

 

 軽い荷物を持った拍子にぎっくり腰になった方がいます。

普段なら何事もなく持つことができる大きさの荷物だそうです。

この方は、ぎっくり腰の前日に刺身を沢山食べて、お腹を冷やしていたそうです。

別な腰痛の患者さんでは、お腹を触ったら硬く感じたので、へそ周りに鍼をしたところ、「腰が楽になった」と話されていました。

 

 腰痛というと、重い荷物を持って腰に負担をかけたから、と考えがちですが、冷たいものの飲食で胃腸に負担をかけたときに起きる腰痛もあります。

いつもより冷たいものを沢山飲んだ・食べたときは、特に注意してください。

何事も程ほどがよろしいようです。

 

 胃腸に負担がかかったときは、前頚骨筋(すねの骨の外側の筋肉)が張ったり、硬くなったりしているかもしれません。

そんな時は、お風呂に入って温めた時にもみほぐすと効果があります。

もちろん、お灸や鍼もよいです。

足三里のあたりになります。

 

2017年

7月

02日

身長が2センチ縮むと転倒するリスクが増加

 若い頃より身長が2センチ以上低くなった中高年は、転倒する確率が2倍に高まるとの調査結果を、埼玉医大などの研究チームがまとめた。

 要介護状態になっていない埼玉県内の60~70歳代の男女約460人を対象に、身長の変化や体力の調査を実施。

2年後にアンケートを行い、過去1年間に転倒経験があったかどうかを聞いた。

 

 回答が得られた約380人について分析したところ、20~30歳代より身長が2センチ以上低下していた約150人では、20%が転倒を経験していた。

一方、低下が2センチ未満だった人の転倒経験は10%で、発生率に2倍の差があった。

身長が低下していた方が、片脚立ち時間が平均で20秒近く短いなど、体力テストの結果でも差があった。

 

 加齢に伴う身長低下は、背骨の圧迫骨折だけでなく、筋力低下や軟骨のすり減りなどでも起きる。

高齢者の場合、転倒による骨折をきっかけに寝たきりになりやすい。

調査結果をまとめた新井智之・埼玉医大講師(理学療法学科)は「2センチ以上身長が低下すると転倒リスクが高まる。自宅で簡便にリスクを確認する目安として役立ててほしい」と話している。

 

※身体に良いと言う食品やサプリメントを摂るだけで効果はどのくらいあるのでしょうか。

歩く、体操するなど、毎日のように身体を動かさないと、効果はほとんど無いと思われます。

痛みなどが無いなら身体を動かすこと、偏りのない食事を摂ること、規則正しい生活をすること、夢中になれる趣味を持つこと、新しいことに興味を持つこと、そんな方は圧迫骨折や筋力低下とは無縁ではないでしょうか。

 

2017年

6月

28日

自転車あれこれ

 先日の夜、自転車で住宅街の道路を走っていると、反対側から薄明かりに照らされた女性の顏が近づいてきました。

夏の夜ならオバケかもしれませんが、携帯端末を見ながら無灯火の自転車に乗っている人でした。

 

 別な日に交差点で信号待ちをしていると、自転車に乗った小学1年生ぐらいの男の子が手にゲームを持っていました。

信号待ちの間にゲームをするのかと見ていたら、信号が変わって自転車で走り出しても片手運転でゲームをしています。

藤井4段も小さい頃から詰め将棋で鍛えたそうで、この子もこのまま鍛えれば・・・。

 

 今日は雨の中、車で外出したときに信号待ちをしていたら、ママチャリ(後ろに子供用シートあり)に乗った人が、赤信号を無視して道路を渡っていました。

子どもが乗っていたかは、はっきりはわかりません。

 

 ゲームをしていた子供も、片手運転の大人を見たのかもしれません。

信号無視のママチャリは子供が学校にいる時間だから、信号無視はかまわないと考えたのでしょうか。

身近にいる大人が『よい手本』を見せたいですね。

 

2017年

6月

26日

心臓マッサージのテンポはこの曲

 心臓マッサージ実習でリズムを取るため、英国の人気グループ「ビー・ジーズ」のヒット曲を使いたいとしたドイツの学校に、著作権団体が曲使用を無料とする粋な計らいを見せ、話題を呼んでいる。

 独有力紙フランクフルター・アルゲマイネなどによると、実習に使われるのは1977年公開の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックに収録されて大ヒットした曲「ステイン・アライブ」。

救命措置としての心臓マッサージは、1分間に100回以上の速いテンポで行うのがポイントとされる。

同曲のディスコのリズムはちょうど合い、両手で胸骨を圧迫するタイミングを身に付けやすいという。

 

 ドイツでは、イベント会場などで音楽を流した場合、著作権管理団体「GEMA」から使用料を求められる場合がある。

しかしGEMAはこのほど、救命実習での曲使用について懸念していた中部クラウスタール・ツェラーフェルトの学校に対し、地元選出議員を通じて、実習の際に限り「無料で使用可能」と伝えた。

 ドイツ国内の他の学校が使用した場合も、タダとする方針だという。

 

 

※NHKの「ガッテン」では、プリンセスプリンセスの「ダイヤモンド」でした。

みんなが知っている曲が選ばれますね。

 

2017年

6月

22日

何となく調子が悪い

 今年は、6月でも風邪をひいている方が多いようです。

朝晩の気温差、日による気温差が大きいのに身体が対応しきれないのが原因かもしれません。

昼間の気温が高い時は冷たいものでもよいかもしれませんが、朝晩の涼しい時は温かいものを飲食したほうが身体にはよさそうです。

冷たいものの飲食は身体を中から冷やしますので注意してください。

胃腸を冷やすと、食欲が無くなり、身体がだるくなります。

せめて常温(室温)のものを飲みましょう。

冷房が効いている室内なら、温かい飲み物がよいですし、カーディガン、ベスト、ひざ掛けなどで身体を冷やさないようにしてください。

 

 本格的に暑くなる前に汗をかく運動をすると、暑いときの体温調節が働きやすくなります。

暑いときは、皮膚表面に近い血管の血流が増えて熱を逃がす、汗をかいて汗が蒸発するときに熱が奪われ体温を調節します。

普段から汗をかいていないと、汗をかく働きが休んでしまい、熱が身体にたまりやすくなるようです。

昼間の暑い時間帯ではなく、朝晩の涼しい時間に早歩きなどで息が弾むぐらい身体を動かし、汗をかくようにしましょう。

 

 風邪をひいている方も、運動習慣がないため体温が上がらず、免疫機能が弱っているため風邪をひきやすいのかもしれません。

昔から言われています「規則正しい生活、偏りのない食事、毎日の運動」が大切なようです。

夜更かし、外食やお弁当、歩かない生活では抵抗力が弱くなるのでしょう。

 

2017年

6月

17日

プール熱が流行

 子どもに多い「咽頭結膜熱」の患者が2007年以降最多となっていることが13日、国立感染症研究所の集計でわかった。

「プール熱」とも呼ばれる感染力が強い感染症で、専門家は手洗いなどで予防するよう、注意を呼びかけている。

 

 感染研によると、咽頭結膜熱は、発熱や目の充血、のどの腫れがみられる。

特効薬がなく、肺炎になることもある。

小学校入学までの子どもがかかることが多い。せきやくしゃみ、タオルの使い回しで感染する

プールの水からうつることもあるが、近年は塩素消毒の効果でプールから感染が広がるのはまれという。

 

 全国約3千の医療機関から報告された患者数(速報値)は最新の1週間(5月29日~6月4日)で1医療機関あたり0・95人。

都道府県別では山梨県(3・29人)、北海道(2・02人)、奈良県(1・53人)、鹿児島県(1・51人)が多かった。

 感染研によると、例年は6月ごろから患者が増え始め、7~8月にピークを迎える。今年は5月から多い。

例年のウイルスとの違いは特にみられず、流行の理由がはっきりしないという。

 

 予防には、せっけんでの手洗い▽タオルや目薬を使い回さない▽おむつを替える時はマスクや使い捨て手袋を使うなどが有効という。

感染研感染症疫学センターの藤本嗣人・第四室長は「ウイルスは例年と特に違いがないので流行の理由はわからないが、注意深くみていきたい」と話す。

 

2017年

6月

14日

佐世保市、歯の健康高齢者は日に4回の歯磨き

 80歳以上の人を対象に、佐世保市と市歯科医師会が毎年開いている「歯の健康優良高齢者コンテスト」で、木村秋時さん(85)=小佐世保町=が前人未到の6年連続金賞の記録を打ち立てた。

健康な歯を維持する秘訣は「毎日4回の歯磨き」。「歯は体の健康に関係している。これからも続けたい」と話している。

 

 コンテストは歯と口の健康週間(4~10日)に合わせて開き、毎年30人ほどが参加。

20本以上自分の歯があることが条件で健康な歯の本数や歯並び、歯周病の有無を審査。

年齢を加味して順位を決める。

今年で24回目になるが、金賞を6回獲得した人は初めて。

 

 歯磨きは朝昼晩に加え、夜中に目が覚めた時もしている。

時間は歯間ブラシも使って丁寧に5分間。

コンテストに出始めてから、ほとんど行ったことがなかった歯科医院にも定期的に通い検診を受けている。

 

 木村さんは元小学校教員。

児童には「歯は健康の窓」と指導し、自らも人一倍虫歯に気を付けていた。

年を重ねるにつれ、あらためてそれを実感している。

「この年になっても大きな病気をしていないのは歯を大切にしたから。これからも食べたらしっかり磨くことを心掛けたい」と自慢の歯を見せた。

 

※歯の健康は身体の健康に結びついているようです。

日に4回だけでなく、定期健診も意識の高さでしょうか。

 

2017年

6月

08日

過ぎてしまいましたが脳卒中週間

 毎年5月25日から31日までの1週間は、脳卒中週間です。

日本脳卒中協会の呼びかけで始まったものですが、その脳卒中の年間死亡者数は12万人を超え、3大疾病の1つでもあります。

どんな人が発症しやすいのか、万が一発症した場合にすべきことは何か。

 

 脳卒中は、脳の血管が破れたり、詰まったりすることが原因で突然起きます。

別名を脳血管障害とも言いますが、脳卒中には大きく分けて3つの病気が含まれます。

高血圧や加齢が原因で弱くなった脳の血管が破れる、脳出血。

脳を包むくも膜という膜の内側で動脈瘤が破裂する、くも膜下出血。

そして、何らかの原因で脳の血管が詰まって脳の壊死などを引き起こす、脳梗塞。

脳卒中のうち75%(4人に3人)は、最後の脳梗塞が占めています。

 

 最近わかったのが、仕事の転機と脳卒中リスクの関係です。

国立がん研究センターが、45歳から59歳のおよそ4万人の男女を対象に、15年間追跡調査した研究結果が、先月発表されました。

これまで気分の低下など精神状態に焦点を当てる短期的な影響を調べたものはありますが、15年間という長期的な影響をみた調査は、国内ではあまりありません。

 

 その調査によると、失業経験のある人では脳卒中のリスクが高いことがわかりました。

失業を経験した男性では、脳卒中を発症するリスクは「1・76倍」、死亡リスクは「3倍」。

一方女性では、発症リスクが「1・38倍」で、死亡リスクは「1・98倍」でした。

また気になることとして、女性はそれ程高くないのですが、無職から再就職した男性では、脳卒中の発症リスクは2・96倍、さらに死亡リスクは4・21倍にも上っていました。

男性の場合たとえ再就職しても、リスクが高くなるわけとしては、再び得た仕事を失わないために無理をすることや、その恐れによる精神的ストレスの増加などが考えられています。

 

 リスクを減らすために、健康管理でできることの1つが運動です。

こちらも欧米では数多く調査がありますが、日本人に関する報告はあまりありません。そうした中、50歳から79歳のおよそ7万5千人を対象に、2012年まで国立がん研究センターがおよそ10年間の追跡調査をしています。

その研究によると、やや速い速度のウォーキングを毎日1時間行うと、脳卒中の発症リスクがおよそ「30%」下がるという、結果が出ています。

そして、運動量が増えればさらにリスクは減ります。

 

 この研究で一番リスクが低くなるのは、ウォーキングを1日に2~4時間。

ランニングを1日1~2時間程度に相当する運動量だということです。

ただし、それ以上の過剰な運動と、脳卒中リスクとの関係は今のところ不明です。

 

 もう1つ気を付けたいのが、脳卒中の症状が出やすい時期。

脳卒中と言えば、血管が縮む冬場に多いと思われがちなのですが、脳卒中で4分の3を占める脳梗塞が発症しやすいのは、7月・8月の夏場

夏には汗を多くかくので、体内が水分不足の状態になるため、血液がドロドロ状態になり、血管が詰まりやすくなるといわれています。

 

 万が一の異変をどう察知するか

覚え方は、アルファベットで「FAST」。

「F」はFACE=顔で、顔の片側が歪んでいないか?

「A」はARMS=腕で、片側の腕がだらんとさがっていないか?

「S」はSPEECH=お話、簡単な文章を、なめらかに話せるか?

「T」はTIME=時間が勝負

顔・腕・お話の1つでも症状があれば、医療機関を受診してください。

 

※これからが「脳梗塞」の発症しやすい時期になります。

喉が渇いてから水を取るのではなく、水筒などを身近に置いて1時間ごとに少しずつ摂るなど摂り方も気をつけたいですね。

 

2017年

6月

05日

気温によりこまめな調整

 5月に30℃を超えた日数が過去最高を記録したとかで、もう夏のようでした。

5月後半に連続していたので、なおさらかもしれません。

6月になり今のところ最高気温は落ち着いています。

今朝は気温・湿度が低く、涼しく肌寒く感じるくらいでした。

 

 今日、治療した患者さんは寝ているときに足をつったそうです。

「いつもと違う場所でびっくりした」と話していました。

聞くと、5月に暑かったので寝るとき「冷んやりシート」を使っている、今朝は涼しいのでシートで冷えて血液の巡りが悪くなったのかなとのことでした。

半袖は寒いので今日は長袖ね、とも話していました。

 

 この方は80代の女性で、膝が痛いので長時間は歩けないが、近くのスーパーへの買い物、毎日の犬の散歩では歩いているそうです。

息子夫婦と同居していますが、昼間は仕事でいないため、身の回りのことは自分でしています。

 

 服装を天気や気温で選ぶように、寝るときの布団も替えないといけないですね。

しばらくは涼しい日が続きそうなので、涼しいではなく温かめに替えたほうが良いようです。

1階、2階でも熱のこもり方は違います。

一人ひとり暑さ寒さの感じ方は違いますので、周りと同じではなく自分の身体と相談しながら、衣服などは調整しましょう。

暑がりな方は涼しいが、寒がりな方は少しあたたかいが基準になるようです。

 

2017年

6月

01日

救急車を呼ぶかアプリが判断

 急な病気やけがをした時に、救急車を呼んだり病院で受診したりするべきかどうかの判断を助けてくれるアプリを総務省消防庁が公開した。

スマートフォンやウェブサイトで無料で利用できる。

 

 公開されたのは、全国版救急受診アプリ(愛称「Q助(きゅーすけ)」)。

救急時の判断を助ける、という意味を込めた。

 個人情報などの登録は不要。

起動させると病気やけがの諸症状が表示され、あてはまるものを選んでいけば、「いますぐ救急車を呼びましょう」「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」などと緊急性を示す赤、黄、緑、白の色分けとともに助言する。

 判断のための選択肢は東京大などの救急専門医らの意見を聞き、作成した。

 

 スマホなら画面に表示されるボタンから119番通報でき、厚生労働省が提供する医療機関検索サイトや「全国タクシーガイド」へのリンクも表示される。

 

 高齢化に伴い、出動要請が増え続ける救急車の適正な利用を促す狙いもある。

消防庁のホームページから利用できるほか、スマホ版は配信サービス「アップストア」「グーグルプレイ」からダウンロードできる。

 

※気温の変化が大きく、体調管理が難しいです。

本格的な夏はまだですが、晴れて暑い日に「脱水」になる方が多いようです。

食事のときのお茶や味噌汁、10時、3時にお茶などまずは水分を取ることを習慣にしてください。

 

2017年

5月

29日

季節のこと

 先日、5月の陽射しは7月頃と同じと書きましたが、テレビの天気予報でも同じ話をしていました。

その中で、梅雨による雲が陽射しを遮り、6月、7月は紫外線が遮られるが、梅雨前の5月は雲がないと紫外線がとどき、日焼けするとのことでした。

帽子をかぶっている方だけでなく、日傘を使う方が増えてきていますね。

 

 先週、蒔いた枝豆の種が1週間もかからずに芽を出しました。

2日続けて雨が降った影響が大きかったようです。

その前に蒔いた時は、毎朝水遣りをして10日ぐらいかかかったと思います。

やはり、自然の恵みの力は大きく、暖かくなったこの季節の雨は野菜の成長と関係しているようです。

美味しい野菜が育つといいですね。

 

 この時期、昼間は陽射しがあり気温も高く暑いぐらいですが、朝晩は涼しいです。

また、気温は高くても川の水はまだ暖まらないのと同じで、人間の身体もまだ温まっていません(個人差はあります)。

土日は朝からTシャツ短パンの方を見かけます。

言うまでもないと思いますが、冬場に冷えでお悩みの方はそんな薄着をしていないですよね。

周りにつられて身体を冷やすことのないようにしてください。

 

2017年

5月

25日

食中毒に注意する季節です

 食べ物が傷みやすく、食中毒が気になる季節になります。

夏場に最も危険なのが、生肉などに付着する細菌「カンピロバクター」だ。

 

 厚労省の統計によると、国内では一昨年1202件の食中毒が報告され、2万2718人の患者が出た。

発生件数の約3分の1(431件)は細菌が原因で、ピークは6月(67件)。

鶏や牛、豚などの腸内に生息するカンピロバクターはこの7割以上を占め、年間の発生件数は318件に上る。

 かつては、鶏卵などにいるサルモネラ菌による食中毒も多かったが、鶏に接種するワクチンの普及などで、昨年は10年前の6分の1の24件まで減少した。

一方、カンピロバクターは10年前から年間200~600件の間で推移し、専門家も有効な対策を見つけられず頭を痛めてきた。

 

 国立医薬品食品衛生研究所の朝倉宏・食品衛生管理部第1室長は「カンピロバクターは、汚染した食肉が野菜など他の食物に触れることによる2次汚染の原因にもなっており、菌を減らせれば感染予防の効果は大きい」と指摘。

厚労省の担当者は「キャンプ場でのバーベキューや家庭での料理の際も、肉をしっかり加熱して食べることが重要」と注意を呼び掛けている。

 

 

 日本で食中毒の最大の原因になっているのは、ノロウイルス。

一昨年はノロウイルスとカンピロバクターで発生件数の3分の2を占めた。

ノロウイルスは冬に猛威を振るうことで知られるが、6~8月の夏季でも月10件程度起きており、集団感染を防ぐためにもこまめな消毒が求められる。

 

 厚労省がホームページに掲載しているQ&Aでは、調理器具などを「次亜塩素酸ナトリウム」で消毒するのが有効と書かれているが、実験の結果、エタノール(アルコール)系の市販消毒剤でも有効な商品があったという。

 

 次亜塩素酸ナトリウムなど塩素系の消毒剤は、金属への腐食作用があるほか、皮膚への刺激も強いので、場所によっては使用が難しい。

使い勝手のいいエタノール系は、一般にはノロウイルスに十分な殺菌作用がないとされるが、別の成分を添加して効果を高めた市販の消毒剤11種類を調べると、7種類で効果が認められた。

 また、塩素系、エタノール系ともに、肉のエキスを加えない方がウイルスが死滅しやすかった。

感染者が嘔吐をした際は、吐いた物を拭き取ってから消毒した方が効果が高いことを示す結果という。

 厚労省の担当者は「エタノール系の消毒剤も手洗い場や調理場に設置してもらい、夏場もノロウイルスの汚染防止に努めてほしい」と訴えている。

 

 カンピロバクターとは?

 家畜のほかペットの腸内にも生息し、汚染された食品や水を摂取することで感染する。100個程度と少ない菌量で感染し、2~5日間の潜伏期間後、下痢や腹痛、発熱、吐き気、頭痛などの症状が出る。多くは1週間程度で治るが、乳幼児や高齢者、抵抗力の弱っている人などは重症化する可能性が高い。飲食店などで生や加熱が不十分な鶏肉を食べた際に感染するケースが多いとされる。

 

2017年

5月

20日

陽射しとカレンダー

 初夏のような暑さです。

気温が高いだけでなく、陽射しにも暑さを感じます。

日焼けが気になる方は対策をされていると思います。

 

昼と夜の時間が同じになる春分・秋分から夏至までは、陽射しが気になりますね。

夏至を中心にするとどうなるのでしょう。

 春分の日は3/20、1月後4/20、2月後5/20、3月後夏至6/21

 秋分の日は9/23、1月前8/23、2月前7/23、3月前夏至6/21

「5月の陽射しは強い」と言われるのは、7月と同じ軌道であれば納得できます。

8月9月は日傘を使い暑い陽射しを避けていますが、3月4月は日傘?という感じですが、気温は違っても陽射しは同じかもしれません。

そうすると5月から紫外線対策では遅い かもしれません。

 

2017年

5月

17日

レモン由来成分を摂取すると老化が抑制

 サッポロホールディングス傘下のポッカサッポロフード&ビバレッジは、レモン由来のポリフェノールの長期摂取が老化を抑制することを確認した。

老化促進モデルマウスを用いて投与実験を行い、眼周辺の病変評価や行動量を調べた。無投与群と比べ、行動量がヒトの後期高齢に相当する66週齢でも有意に高いことが分かった。

 

 サッポログループの研究チームは、レモンから精製したコレステロール低下作用が報告されている化合物エリオシトリンを約20%含有するレモンポリフェノール(LPP)を使用し、摂取の有無により老化促進モデルマウスの老化度が抑制できるのかを検証。

9週齢からLPP水(0・1%濃度のLPP)を摂取する群と水道水を摂取する群に分け、さらに正常に老化するマウスの水道水摂取群も用意した。

 約90週齢まで各群を飼育し、老化度の指標として眼周辺病変の評価、行動量、外観老化度、体重、摂取するエサ・水の量を測定。

また19週齢と70週齢の時点で腸内細菌叢を解析した。

 

 老化促進モデルマウスによるLPP水摂取群、水道水摂取群を比べて、摂取するエサ・水、体重には大きな差がなかったが、眼周辺病変の発症はLPP水摂取群が有意に低かった。

66週齢時点での行動量では、10分間で移動した距離の計測により割り出し、LPP水摂取群は正常老化モデルの水道水摂取群に及ばないものの、水道摂取群との比較で有意差が認められた。

 

 腸内細菌叢の解析では、16週齢時点での大差はみられなかったが、70週齢になると水道水摂取群でラクトバチルス属が増加し、LPP水摂取群はその増加が抑制されることも確認できた。

 LPP摂取により老化進行を遅らせることが示唆されたとし、同研究チームではレモン成分にかかわる機能性研究の深掘りを行っていく。

 

※昨日のNHK『クローズアップ現代+」では、細胞内の「テロメア」の長さが、寿命に関係すると取り上げていました。

テロメアが短くならないようにするには、瞑想、有酸素運動、野菜中心の食事、カウンセリングが有効とのことでした。

昔から言われていることが、現代の技術で実証されているようです。

 

2017年

5月

12日

高齢者の薬の飲み合せや副作用

 厚生労働省は、何種類もの薬を併せて飲むことでトラブルが起きやすい高齢者について、適正な服用につなげるため、医師や薬剤師などによる対策会議の初会合を開催した。

高齢者の薬の飲み合わせや副作用の実態を調査し、専門分野以外の医療現場でも適切に薬を処方できる指針づくりを目指す。

 

 会合では、二つの持病を抱える高齢者には平均約6種類の薬が処方されているという調査結果が報告された。

委員の秋下雅弘東京大教授(加齢医学)は、薬が6種類以上になると副作用が明らかに増え、転倒などにより要介護と認定されるリスクが2・4倍高まると説明した。

 10種類以上投薬されている高齢者も一定数おり、高齢の入院患者の約13%に医薬品に関連する副作用があったという。

 秋下教授は「かかりつけ医の管理なしには問題は解決しない。高齢者側にも薬に依存する意識からの脱却が必要だ」と指摘した。

 

 高齢になるといくつもの持病を抱え、処方される薬も多くなる。

一方、体内で薬を分解する働きが低下し、ふらつきや転倒、意識障害などの副作用が起こりやすい。

過剰な量の薬や飲み合わせで副作用の危険性が高くなるほか、飲み忘れで薬が残ってしまう問題も指摘されている。

 

 厚労省は、高齢者に多い糖尿病や心疾患、認知症、不眠などの病気への対策が必要として、薬の併用に対する注意を喚起し、安全性の情報を提供する方針。

患者の状態を把握するための医師と薬剤師、介護士などとの連携の仕方や、適切な薬の処方の在り方を議論する。来年度末までに指針を策定する。

 

※『薬は5種類まで』という本も出ています。

受診=薬をもらう

ではなく、「様子を見る」も薬かもしれません。

 

2017年

5月

06日

お酒が弱い中高年女性は骨折しやすい

 お酒が弱い女性は、年を取ると骨が折れやすくなることが、慶応大などの研究チームの調査でわかった。

女性は閉経後に骨粗鬆症になりやすいが、アルコールの分解にかかわる遺伝子の働きが弱いとさらにもろくなる可能性があるという。

 

 同大医学部の宮本健史・特任准教授(整形外科)らは、アルコールを分解する時に働く酵素をつくる遺伝子「ALDH2」に着目。

この遺伝子の働きが生まれつき弱い人は悪酔いの原因となるアセトアルデヒドをうまく分解できず、酒に弱くなる。

中高年の女性で大腿骨骨折した92人と骨折していない48人の遺伝子を調べて比較した。

骨折した人の中で、この遺伝子の働きが弱い人は58%だったが、骨折していない人では35%だった。

年齢などの影響を除いて比べると、遺伝子の働きが弱い人の骨折リスクは、ない人の2・3倍高かった。

 

 チームはマウスの細胞でも実験した。

骨を作る骨芽細胞にアセトアルデヒドを加えると働きが弱まったが、ビタミンEを補うと機能が回復した。

酒に弱い体質の人が過剰な飲酒をすると、アセトアルデヒドがうまく分解できずに骨がもろくなる可能性があるとみられる。

宮本さんは「お酒に強いか弱いかは生まれつきで変えられない。だが、骨折のリスクをあらかじめ自覚し、ビタミンEの適度な摂取で予防できる可能性がある」と話している。

 

※骨を強くするには、運動も必要です。

骨折した骨が治ってもそのままでは弱いそうです。

運動して、骨に力が加わることにより、強い骨に変わるそうです。

サプリメントだけに頼らず、毎日の運動も大切です。

 

2017年

5月

01日

野菜の季節

 野菜の苗が売っています。

去年、トマト、ミニトマトの苗を植えてみたら、思ったよりも数が取れたのをいいことに、今年も苗を買いました。

6月ごろからの収穫を楽しみにしています。

 

 トマトのほかには、きゅうり、なす、ゴーヤもありました。

ゴーヤ以外の野菜は1年中出回っていて、いつが旬なのかわかりにくいですが、苗が今出回っているということは「夏野菜」になります。

暑い夏に収穫できる野菜、身体を冷やす働きがあり、気温が高い時に野菜の水気を補給したり、ほてった身体を冷やしてくれるから夏を乗り切れるのでしょう。

 

「秋茄子は嫁に食わすな」

秋の茄子は美味しいので、嫁に食べさせるのはもったいない。

ではなく、身体を冷やす働きがあり、身体に障りがあるといけないから食べさせるのは控えなさい。

 

 夏野菜の旬の味を確認し、冬にスーパーで買う野菜と比べてみると、どんな違いが有るのでしょう?

 

2017年

4月

26日

音楽に合わせた体操が認知機能に影響

 三重大学(津市)は、音楽の伴奏に合わせた運動が、認知症患者の認知機能の維持・改善に有効であると発表した。

御浜、紀宝の二町で実施した調査で、科学的に効果が証明されていない音楽療法に、体操運動を組み合わせた療法の有効性を世界で初めて証明した。

認知症患者に対する薬を使わない療法の一つとして注目が集まる。

 

 三重大の研究グループは、ヤマハ音楽振興会(東京)や二町と協力して「御浜・紀宝プロジェクト」を立ち上げ、音楽のリズムやテンポに合わせて体を動かす「音楽体操」を認知症の発症予防や患者の認知機能の改善に活用しようと研究している。

26年には、認知症を発症していない高齢者の認知機能を向上させることを証明した。

 認知症を発症した患者にも音楽体操が有効であるかを調べるため、27年秋から28年秋まで、身の回りの世話が必要のない軽度の患者から、日常生活で介護が必要な中等度の患者までの計85人を対象に研究を進めた。

 

 患者らは、音楽体操をするグループと、ドリルやゲームなどの脳トレに取り組むグループの二つに分かれ、週に1回、40分間、それぞれの予防法を半年間続けた。7調査の実施前後で、認知機能の検査を受けた。

 この調査では、平均年齢87・2歳の高齢の被験者が取り組みやすいよう、椅子に座った状態で、歌謡曲や童謡の伴奏に合わせ、足や腕を上げ下げする運動を専門のトレーナーが指導した。

 

 検査拒否などで参加を中止した23人を除き、調査の結果、図形パターンを類推する検査にかかった時間が、脳トレのグループは微減だったのに対し、音楽体操を続けたグループは約三分の二に短縮。

着替えや食事など日常生活の機能を点数化して評価する検査では、脳トレのグループは点数が減少したのに対し、音楽体操のグループは半年後も調査前と同じ点数を維持していた。

 

 一方、記憶力を測る検査では、調査後の改善の幅が、脳トレに取り組んだグループが、音楽体操のグループの2倍だった。

 研究グループは、この研究成果を電子版の米国医学誌で三月に発表。

音楽体操は脳トレに比べて、軽度から中等度の認知症患者が日常生活を過ごすための運動や認知の機能を維持できるとしている。

 

 記者会見した認知症医療学講座の佐藤正之准教授(53)は「音楽は1940年代―50年代の流行歌や童謡を採用した」と説明。

「どんな音楽や運動に効果があるかは研究の余地がある」と課題を示し「今後、県内で音楽体操に患者が取り組む体制を整える」とした。

 

※パーキンソン病にもマーチなどの音楽を聴くと効果があるそうです。

普段から、色々な音楽を聴くようにしているとよいのかもしれません。

食事のときも味つけが五味あると、身体の状態が確認できます。

 

2017年

4月

21日

アザミの成分でアルツハイマー病が改善

 ポリフェノールの一種にアルツハイマー病の症状を改善させる効果があることを、国立循環器病研究センターの斉藤聡医師(神経内科)らの研究チームがマウスを使った実験で解明した。

認知機能低下の一因となる脳内の老廃物をたまりにくくする働きがあり、軽度の場合に効果が期待できるという。

国循は新たな治療薬の開発に向け、今年度中のヒトでの治験開始を目指す。

 

 アルツハイマー病は、神経細胞から排出される異常たんぱく質が凝集し、脳内の血管にたまることが一因とされる。

研究チームは、野草のアザミの一種から取れるポリフェノール「タキシフォリン」が、この異常たんぱく質の凝集を防ぐことに着目。

アルツハイマー病を発症したマウスに食べさせたところ、脳内の血流量や認知能力が正常なマウスに近い状態まで回復した。

ポリフェノールは植物に含まれる抗酸化物質。タキシフォリンは赤ワインに含まれるポリフェノールとは異なる。

 

 研究チームは2014年から、異常たんぱく質の除去を促す「シロスタゾール」を使ってアルツハイマー病の進行を抑える治験を進めている。

タキシフォリンを併用すれば、より大きな治療効果が得られるとみており、斉藤医師は「アルツハイマー病の有効な治療法になり得る。25年度中に併用治療の臨床応用を目指したい」としている。

 

※まだまだ見つかっていないことがあるのかもしれないですね。

 

2017年

4月

16日

埼玉県内でインフルエンザ流行

 インフルエンザの患者が例年より多くなっているそうです。

患者数は減りつつあるものの、この時期では過去5年間で最多。

県は「まだ流行は終息していない。引き続き予防を」と呼びかけている。

 

 県衛生研究所によると、今月3日~9日に県内でインフルエンザと診断されたのは1515人で、1医療機関(定点)当たりの報告患者数は5.92人。

昨年同時期は1206人(4.86人)で、過去5年間で最多だった。

検出されるウイルスはA型からB型に移行しているという。

 

 今季はピーク時(1月23日~同29日)の報告患者数も1万3074人(51.68人)で過去5年間で最多。

同研究所は「人混みを避け、うがいや手洗いの徹底を」と呼びかけている。

 

※全国平均は5.32人(先週は6.90人)のため、埼玉県の5.92人は少し高めです。

さいたま市の情報もご覧ください。

4月でも気温の変化が大きいため、風邪が流行しインフルエンザの方も多いと推測されます。

 

うがい、手洗いは1年中続け、のどがいがらっぽいと思ったらマスクで予防しましょう。

身体を冷やさないように注意してください。

睡眠時間を十分とっているのにおきたときに疲れが抜けていない、寝ているときに体が冷えているかもしれません。

起きているときにも1枚羽織ると温かく気持ちよいときは周りが涼しいようです(1枚羽織ると暑く感じる時はその1枚はいらないと思われます)。

新年度が始まり生活のペースが定まっていないと思われますが、早めに寝るなど体調管理をし、新1年生の皆さんは「皆勤賞」を目指してください。

 

2017年

4月

15日

ビタミン信仰

 東京都内の会社員の女性(38)は8年前から、総合ビタミン・ミネラル剤をほぼ毎日のように摂取している。

フルタイムで働くキャリア女性で、しばしば不規則な食生活を強いられ、仕事で疲労感を覚えることも頻繁だ。

女性は「通常の食事をしていれば、ビタミン類が不足することはないと分かっているけれど」と前置きしたうえで、「美肌や病気予防など特定の目的をもって飲んでいるわけではない。ただ、手軽に摂取できるので、つい摂取してしまいますね」とサプリメントが日常食のようになっていると話す。

 今はドラッグストアをのぞけば、どこも各種ビタミンをそろえた健康食品がずらりと並ぶ時代。

最近は、独自のビタミン剤を配合した総合ビタミン・ミネラル剤を販売する大手薬局まで現れた。

ビタミン入り栄養ドリンクを箱ごと買ってゆく消費者もいる。“ビタミン信仰”は根強い。

 

 獣医学の研究やリスクコミュニケーションの分野で著名な唐木英明・東京大名誉教授(元日本学術会議副会長)も、ある時までビタミンを信仰してビタミン剤を飲んだ。

 唐木さんは1978年から2年間、米国のテキサス大学に留学した。

当時、ノーベル化学賞(54年)とノーベル平和賞(62年)を受賞したライナス・ポーリング博士(1901~94年)が「ビタミンCは健康によい」と盛んに説いていた。

ポーリング博士は世界中にその名を知られる超一級の科学者。

博士の講演を聞いた唐木さんは本を手に駆けつけ、サインを求めるほど感激し、なんの疑問も抱かずにビタミンの健康効果を信じた。

帰国後の研究生活でも、外食が多かったせいもあり、ビタミン剤を大いに利用した。

ビタミンCは風邪の予防にもなるといわれ、80年代以降はがん予防の説まで流布し始めた。

当時を振り返り、唐木さんは「ポーリング博士の影響力は絶大だった」と述懐する。

 

 ところが、2005年、ビタミンEを大量に摂取している人たちはそうでない人たちに比べ、死亡率が高いという大規模な疫学調査結果が米国内科医学会の医学誌に載った。

08年にはビタミンEの過剰摂取は前立腺がんを増やすということが分かった。

さらに13年には各種ビタミン剤を長期間摂取しても、健康上の有効性はないとの報告も出た。

 唐木さんのような科学者でさえも、こうした一連の報告が出て、「ようやく目を覚ました」と話す。

 

  実際にビタミン類の過剰摂取とは、どれくらいの多さなのか。

 国立健康・栄養研究所が厚生労働省の国民健康・栄養調査のデータ(03~11年)を解析し、サプリメントの利用者と非利用者でビタミン類の摂取量を調べた。

利用者は非利用者に比べ、

ビタミンB1とB6は約10~15倍、

ビタミンCは約5~6倍、

ビタミンEは約9~12倍も多かった。

利用者の中には、1日に必要とされる目安の10倍近くのビタミンEやB類を摂取している例もあった。

 ただビタミン類が不足すれば、かっけやくる病といった病気の原因になるため、ビタミンが実際に不足している人にとっては、サプリメントを取る意義は大きい。

 しかし、国立健康・栄養研究所の梅垣敬三・情報センター長は過去の各種アンケート調査から「サプリを利用する人はどちらかといえば、食生活に気を使う健康意識の高い人が多いので、ビタミン類が不足しているケースは少ない」という。

現状は、サプリメントが必要な人は摂取せず、不必要な人が摂取していると見ている。どの科学者も一致しているのは「基本は通常の食生活」だ。

 内閣府・食品安全委員会は15年12月、健康食品に関する専門家会議の審議結果を19のメッセージにまとめた。

サプリメントについては「通常の食事をしていれば、ビタミンやミネラルの欠乏症が起きることはまれだ。ビタミン・ミネラルをサプリメントで補う必要性を示すデータは今のところなく、むしろサプリメントの取り過ぎが健康被害を起こすことがある」と注意を促す提言をした。

 

※10年ぐらい前にある大学教授の食事が、カップめんで空腹を満たしビタミン剤で必要な栄養を摂っていると紹介されていました。

その後の教授の健康状態は不明です。

 

野菜を自然栽培(無農薬・無肥料)で育てている方の本には、「野菜に肥料を与えると虫がつく。人間がサプリメントを摂るのは体に悪いのではないか」と書いてありました。

肥料は、窒素、リン酸、カリウムが三要素になります。

特定の栄養を摂るとその栄養が過剰になり排出され、その排出された養分に虫がつくのではないか。

同じようにサプリメントで特定の栄養を摂ると体の中で悪さをするだろうから、好き嫌いなく色々食べたほうがよいとのことです。

 

昔から言われている、好き嫌いなく、季節のもの、土地で取れたもの、腹八分目に勝るものはないのかもしれません。

 

2017年

4月

09日

犬と暮らす人は健康

 犬と暮らす人は健康維持に必要な活動量を、意図せず犬の散歩で満たしている割合が高いことが分かってきた。

心疾患のリスクを高める「座り過ぎ」を防ぐ効果も期待できるという。

 

 ドッグランで大型犬のゴールデンレトリバーを遊ばせていた女性(60)は「確かに、雨が降っても暑くても散歩には行かなきゃって思う。おかげで毎日運動できている」と話す。

女性は1日2回散歩に出かけ、多いときは15キロ以上歩く。

3年前に脳腫瘍で手術した時は、犬と散歩する体力を落とさないよう入院中も病院の周りを歩いていたという。

 

 「配偶者が散歩に誘ってくれなくても、犬ならば10年は誘ってくれる。他にそんな働きをしてくれる存在はない」。

早稲田大スポーツ科学学術院の岡浩一朗教授(健康行動科学)はそう話す。

「どうしたら人がアクティブな生活を送れるか」を研究する岡教授が犬に着目したのは2000年代前半。

健康につながる運動の情報を発信しても、意識が高い人以外は実践しない。

「身近な暮らしの中にヒントがあるのでは」と考えていた時、犬の飼い主は朝夕に健康に良い強度の運動をしていることに気がつき、06年ごろから本格的に研究を始めた。

 

 過去の研究でも、例えばオーストラリアで01年、推奨身体活動量を満たしている人の割合は犬を飼っている人の方が犬を飼っていない人よりも高いことが報告されていた。

心臓病を患った患者を追跡した1995年の米国の調査では、犬を飼っている人の方が1年後の死亡割合が低いとの結果が出ていた。

 71~82歳の2533人を調べた米国の06年の研究では、3年後も歩行速度を維持できていた人の割合が、犬を飼っている人は非飼い主の1・5倍だった。

ただし、犬を飼っていても散歩をさせない人は、犬を飼っておらず散歩しない人よりも成績が良くなかった。

週当たり150分の推奨身体活動量を満たす高齢者の割合を調べた12年の岡教授の研究でも、犬を飼う人が89%、非飼い主が73・2%に対し、犬を飼っていても散歩をしない人は60・8%と最も少ないことが分かった。

 

 犬を飼うことは、岡教授が警鐘を鳴らしている「座りすぎ」を防止する効果もある。座りすぎは毎日エコノミークラス症候群になっているようなもので、筋肉や関節など運動器の疾患や心臓病、認知症などのリスクとの関連が指摘されている。

1回当たりの座位継続時間を短くし、できれば座位30分に1回、2分ほど立つことが重要だ。

 江東区と松山市で783人から回答を得た調査では、犬や猫の飼い主は、何も飼っていない人よりも世話のためか、座位を中断する回数が多かった。

 犬を飼っている人は、その他の人よりも身体活動量が多い傾向があるとはいえ、09年の調査では、犬の飼い主でも3人に2人が推奨身体活動量は不足状態となっている。岡教授は、獣医師やトリマーらペット関係者から飼い主に「犬のために」と散歩を勧めることが結果として人間の健康にもつながるとしている。

 

※散歩などが習慣になってしまえば、犬の力を借りなくても大丈夫かもしれません。

雨が降っても風が強くても、暑かろうか寒かろうが散歩に行かなければならない犬の存在は、散歩の他も含めて「家族」になるのでしょう。

 

2017年

4月

06日

ポケモンGOのおかげ?

 膝が痛いという40代女性の方から聞いた話です。

医師には「変形性膝関節症」と診断されて、普段サポーターを付けて対処しています。

 

 9月ごろ、話をすると「ポケモンGOで公園を歩いていたら、左足は痛みが和らいだ。右足はまだ痛いので医者に行く」ということでした。

週数日パートでスーパーのレジをやっているが、運動はしていません。

ポケモンGOは夜数時間やっているので、家族のヒンシュクを買っているそうです。

日頃、からだを動かしていないと、ポケモンで歩くのでも循環が良くなり効果があるようです。

 

 最近、話をしたところ、右足の痛みも無くなってきて、「急」がつく動きをしなければ、日常生活に支障はないそうです。

もちろん、ポケモンGOは続けており、同じような痛みのある知り合いに勧めているとのことでした。

同じ公園に行くので、ポケモンの変化が無くマンネリ化してきたことが問題とのこと。

このまま続けていけば更なる変化が現れるかもしれません。

経過が気になります。

 

 

 春の交通安全運動が、今日から15日まで始まりました。

「子どもと高齢者の交通事故防止、事故にあわない、おこさない」

 

歩行中・自転車乗車中の交通事故防止のなかに「自転車安全利用五則」とあります。

1.自転車は、車道が原則、歩道は例外(13歳未満、70歳以上、その他)

2.車道は左側を通行

3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行

4.安全ルールを守る

 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止

 夜間はライトを点灯

 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認

5.子どもはヘルメットを着用

ながら運転禁止(傘さしながら、携帯・スマホ見ながら、イヤホンで聞きながら)

 

最近怖いのは、住宅街の交差点で自転車の飛び出し・「止れ」の無視です。

子どもを乗せる座席が付いている自転車もみかけます。

自転車vs車よりも自転車vs自転車になりつつあるようです。

 

2017年

4月

01日

コンタクトレンズの購入はネットからが増

 日本眼科医会の学校保健部は、全国の小、中、高校生1万4146人を対象に学校現場でのコンタクトレンズ(CL)使用状況を調査した結果を公表した。

調査は2015年9-10月に行われ、CLの入手経路では「病院・眼科診療所隣接販売店」が62.9%と最も多かった一方で、医師の処方が必ずしも必要でない「インターネット・通信販売、量販店等(ネット等)」が過去6年で7倍に増えていることが判明した。

また、今回から設けられたカラーCLの設問では、入手経路としてネット等を選ぶ割合が中学生で81.4%、高校生で68.8%に上った。

 

 同調査は3年おきに実施されており、今回が6回目。

小学生63人、中学生2008人、高校生1万2075人に対してアンケートを実施した。

 CLの入手経路で病院・眼科診療所隣接販売店は最多だったが、2009年は72.5%、12年は66.9%と減少傾向にある。

ネット等は、09年の2.1%、12年の4.9%に対し、15年は14.7%と初めて2桁を超えるなど激増している。

 これまでは実施の度にCL使用者が増加していたが、今回初めて高校生の使用者が減少に転じた。

一方、カラーCL使用者は中高生で有意に増加。

購入前の検査もカラーCLを使用する中学生の81.0%、高校生の66.8%が受けておらず、購入後もそれぞれ85.7%と69.5%が検査を受けていなかった。

CL合併症では、角膜炎や角膜潰瘍が増加しており、カラーCLソフトで角膜にキズがついた使用者は中学生80.0%、高校生41.9%に上った。

 学校保健部は、ネット等の非対面販売のような、低価格かつ医師の処方が不要で使用者の利便性が高い施設での購入が増加しており、中高生のCLに対するコンプライアンスが低下していると指摘。

特に中学生、カラーCL使用者のコンプライアンスが低く、憂慮すべき事態としている。同報告書では「今後も子どもだけでなく大人に対してもCLに関する啓発活動の継続と、行政側からもCL販売に対する罰則を伴う法規制が必要」と考察している。

 

※初めての購入は病院・眼科からでも、2回目からはネットからになり、慣れてくるとカラーレンズという流れでしょうか。

角膜に傷が付き視力が低下したり、角膜移植が必要になる場合もあるようです。

眼科での定期検査を受けないようなら、眼鏡にするしかないようです。

一生使う目なので大切にしたいです。

 

2017年

3月

27日

歩くことを数値で管理すると

 普段から、周りの人に「歩いたほうが良いですよ」と話しています。

自分でも移動の時に時間が取れるときは早めに出て歩いていますが、どのぐらい歩いているかは把握していませんでした。

 

 「さいたま市健康マイレージの参加者を募集」という案内を見て応募しました。

スマホは持っていないので、歩数計をもらい昨年10月下旬から付け始めました。

その結果、1日あたりの平均歩数は

10月6735歩

11月6806歩

12月7530歩

1月6927歩

2月8017歩

と少しずつ増えています。

1月は、年始に風邪をひき寝ていたため数日歩いていません。

市の目標も『1日8000歩』なので、その数値を満足できる歩き方が継続できそうです。

8000歩の中に20分程度、息が弾むぐらいの早歩きをすると更に身体に良いという研究結果もあるようです。

寒い時は歩いているうちに身体が温まりますが、暑い夏をどう乗り切るかが問題です。

朝夕、朝晩の時間を狙って、同じようなペースで歩ければよいのですが。

 

 こんな試みがあったと新聞か何かに出ていました。

歩数計を持っていない人に、身に付けてもらったところ、歩く歩数が増えたそうです。

やはり、数字で結果がはっきり出ると、意識するようです。

体重計に乗るだけで減量、というのと同じような効果かもしれません。

 

2017年

3月

23日

スポーツと生まれ月

 誕生日が1~3月の早生まれは、発育が追い付かず同学年の中での競争で不利と言われる。

東京農大の勝亦陽一助教(スポーツ科学)は各年代の野球選手の生まれ月を調査し、少年スポーツでの年齢の区切りに学年だけでなく複数の基準を設けることを提言する。

 野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表には早生まれが28人中7人いる。

青木(アストロズ)ら3人が1月、菊池(広島)、秋吉(ヤクルト)ら4人が3月生まれだ。

 

 だが少年野球に目を移すと事情は違う。

昨年U―12(12歳以下)アジア選手権で優勝した日本は年度前半の4~9月生まれが15人中12人を占め、早生まれは1人だけだった。

勝亦助教が日本代表公式サイトのデータなどから分析したところ、小中学生の日本代表は8割以上が4~9月生まれ。プロ野球選手も早生まれは15%にすぎない。

 

 WBC代表の例でも分かるように、早生まれの能力が劣るわけでなく、例えばタイトル獲得者を出す確率は年度の後半生まれの方が高いという。

ミスタープロ野球、長嶋茂雄は2月生まれだ。

勝亦助教は「生まれ月の違いが(少年時に)試合に出られるか、野球を続けるかに影響している。4~9月生まれが過大評価されてプロ入りしている」と指摘する。

 

 日本代表は「全世代で世界最強を目指す」とうたうが、勝利に執着しすぎると早熟な子ばかりを優遇し、生まれ月が遅い子の芽を摘む結果を招きかねない。

勝亦助教は「(年齢の区切り方に)二つの基準があると良い。学年の中で成長が遅くても、1月からの区切りなら良い条件になる」と提言。

早生まれの野球少年に「成長が遅くても追いつく。自分の可能性を信じることが大事」とエールを送る。

 

※長嶋さんも高校生のとき、1年間で身長が20cm伸びてあの体格になったそうです。

中学生までは小柄でも続けたことが、その後の活躍につながっています。

 

間もなく春休みです。

車を運転する方にお願いです。

交差点で、『止まれ』の標識側から出てきた車が、歩行者や自転車より先に行くのを見かけます。

車が譲り、歩行者・自転車を先に行かせてください。

 

2017年

3月

17日

菜虫化蝶(ナムシチョウトナル)

 菜を食べる虫、青虫がさなぎから羽化し蝶になる季節のようです。

菜の花も場所によっては咲いているようです。

摘んできておひたしもおいしいですね。

そうやって、季節の食材を頂くことが、その時期を乗り切るエネルギーがもらえる気がします。

 

今日は西区で、イチゴ狩り体験つき「西区ウォーキング講習会」が開催されました。

西区区役所からのウォーキングに観光農園でのイチゴ狩がセットになっているようです。

イチゴ狩は12月から5月まで楽しめるようですが、暖かくなり、スーパーでの値段も手頃になってきた今がおいしいのでは。

暑くなる前、外で身体を動かすのも良い季節です。

 

花粉も飛んでいるようです。

お悩みの方は薬に頼るだけでなく、お腹の調子を中心に体調管理に気をつけてください。

話題の腸内細菌が花粉症にも関係しているようです。

暴飲暴食を控え、季節の食材を頂くことをお勧めします。

 

2017年

3月

12日

埼玉県の緊急電話相談、救急車の前に

 埼玉県は10月から、県民の急な病気の不安解消や救急医療機関の負担を軽減するため、子どもの急病などに対応する小児救急電話相談「#8000」と大人を対象とする大人救急電話相談「#7000」を24時間365日、受け付ける体制にする。

両相談とも同じ体制なのは都道府県では東京都、福岡県、奈良県に次いで全国4番目。県医療整備課は「医療機関を受診するかどうか迷った時には利用してほしい」と話している。

 

 両相談ともベテランの看護師が経験を生かしてアドバイス。

すぐに医療機関を受診するべきかどうか、どの診療科目を受診すべきか、家庭での適切な対処方法について答える。

相談内容に応じて音声案内で医療機関に転送される。

 

 07年6月からスタートした県の#8000は現在、月~土曜日の午後7時~翌日午前7時までと日曜、祝日、年末年始は24時間受け付けている。

47都道府県で導入されており、県の相談件数は

13年度が4万9168件、

14年度が5万3328件、

15年度が5万8155件と上昇しており、いずれも全国最多となっている。

県は相談が集中する全ての曜日の午後7時~同11時は相談員を4人体制にして対応している。

 

 14年10月に開設された#7000は現在、月~土曜の午後6時半~同10時半までと日曜、祝日、年末年始、ゴールデンウイークの午前9時~午後10時半まで受け付けている。

15年度は2万3028件の相談があった。

 

 県医療整備課によると、15年1~12月までの県内の救急搬送患者28万4447人のうち、15万3378人(54%)が軽症(けがや病気で入院しない)だった。

同課は「救急車を要請しなくても済んだケースは多い」とし、救急電話相談の利用を呼び掛けている。

10月から24時間365日とするため、#8000は2~4人、#7000は2~5人で対応する。

 

 問い合わせは、県医療整備課(電話048・830・3535)へ。

 

※「救急」と「消防」の電話を分ける。

救急の場合は相談窓口につながり、その後転送される。

時間はかかりますが救急車の出動回数は減らせるかもしれません。

 

2017年

3月

09日

ピロリ菌を除菌後も検診を

 胃や十二指腸の潰瘍を起こし、胃がんの原因とされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)に感染している人が、薬を飲んで除菌する例が急増している。

2013年、内視鏡(胃カメラ)検査で感染による胃炎が見つかれば、自覚症状がなくても保険で除菌できるようになったため。

胃がんの発生や死亡を減らす効果が期待される一方、除菌が成功して安心し、がん検診を受けなくなるケースも。

専門家は、除菌成功後もリスクが残っていることを指摘し、定期的にがん検診を受けるよう注意を促している。

 

 ピロリ菌は長さが千分の4ミリとごく小さな、らせん状の細菌。

唾液などを経て人から人へ感染し、胃の粘膜にすみ着く。

菌を発見したオーストラリアの医師ら2人は05年のノーベル医学生理学賞を受賞した。

 日本の感染者は3500万人を上回るとの推計を、厚生労働省研究班がまとめている。

 ピロリ菌に詳しい加藤元嗣・国立病院機構函館病院長(消化器内科)によると、感染した場合、胃の炎症は「急性胃炎」「慢性胃炎」「萎縮性胃炎」と次第に悪化していく。

 「胃がんができるのは、ピロリ菌が感染して炎症を起こした粘膜がほとんど。国内の複数の研究では、胃がん患者のうちピロリ菌が感染していない割合は1%に満たないことが分かっています」

 内視鏡検査でピロリ感染胃炎と診断されれば、13年から保険で除菌ができるようになった。

除菌者数は「レセプト(診療報酬明細書)などからの推定で年間約150万人に急拡大した」(加藤院長)という。

 

 世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)は14年、「胃がんの8割はピロリ菌感染が原因。除菌で発症は3~4割減る」との報告書を発表した。

 IARC作業部会のメンバーだった浅香正博・北海道医療大学長は、自覚症状がなくても機会をみてピロリ菌感染の有無を検査するよう勧める。

両親、祖父母が感染していたり潰瘍や胃がんになっていたりすると、感染の可能性は高い。

新薬が登場して、除菌の成功率は極めて高くなっている。

 浅香学長は「ピロリ菌が関与している病気のほとんどで除菌が保険適用になった。ピロリ感染による胃炎と診断するのに内視鏡検査が必須であることや、今年から胃がん検診でエックス線検査のほかに内視鏡検査を選択できるようになったことで、胃がんの早期発見も増えていくはずだ」と期待する。

 一方で浅香学長は「ピロリを除菌すればもう胃がんにはならない」との誤解が、患者だけでなく医療関係者の中にもあることを心配している。

「除菌で発がんリスクが下がることは確かだ。ただ、胃炎が進むほど、また年齢が高いほど除菌後もリスクは残る」という。

 

 浅香学長によると、ピロリ菌がいなくなったその時点で、既に潜在的ながんができてしまっているケースや、ごく初期の小さながんが見逃されてしまうケースなどが考えられる。

除菌に成功した後に胃がんが見つかった症例は、学会でも再々報告されているという。

 浅香学長は「除菌が成功しても少なくとも1~2年に1回程度、特に萎縮性胃炎がある場合はそれがきれいに治るまでできれば毎年、内視鏡による胃がんの検診を受けるべきだ」と強調。

「日本の内視鏡検査の診断技術は高い。早期に見つかれば、胃がんで死亡する危険性は極めて低くなっています」と話している。

 

2017年

3月

05日

眼鏡の水滴とシリコンへら

 NHK-BS「実践!日本百名山」という番組があります。

各地の山を紹介するのと登山に関係する道具やノウハウを紹介しています。

 

ノウハウというか「眼鏡に水滴がついたときの対処法」を紹介していました。

料理で使うシリコンのへらを眼鏡のレンズ幅ぐらいにカットして、眼鏡に水滴がついた時にそのへらで水滴を取る、という方法です。

テッィシュで拭くとゴミが出る、雨の日はタオルも湿りがちということで、へらで水をかき、へらの水滴を振り落とすだけというアイデアです。

 

料理用のへらは持ち手が付いたままだと持ち歩きは邪魔になります。

前もってカットしておけばポケットに収まります。

カットしたシリコンに穴を開け、キーホルダーにしてもよいかもしれません。

寒い外から、暖かい室内に入ったときにも眼鏡は曇ります。

活躍する場面は結構ありそうです。

 

オートバイ用のレイングローブにもゴムが付いたものがありました。

親指に添うような形で、数ミリ幅のゴムが5~6cmの長さだったと思います。

ヘルメットのシールドに付いた水滴を取るためのゴムです。

屋外の趣味がある方は、用意しておくと眼鏡だけでなく色々使えるかもしれません。

そろそろ暖かくなってきたので、出かける準備に加えてみてはいかがでしょうか。

 

2017年

2月

26日

陽射しが暖かく

 12月の冬至から2ヵ月ぐらい過ぎました。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、冬至の2ヵ月前は10月下旬。

太陽の軌道はほぼ同じと思われますが、気温はどのぐらい違うのか比べてみました。

 

 気象庁の過去の気象データ(1981~2010)、平年値(年・月ごとの値)を熊谷でみました。

2月は、最高気温10.2℃、最低気温は0℃、

10月は、最高気温は21.7℃、最低気温は13℃でした。

2月は暖まらず、10月は暑さが残るという状態のようです。

 

お彼岸の月、3月と9月を比べますと更にはっきりします。

3月は、最高13.5℃、最低3.1℃、

9月は、最高27.2℃、最低19.3℃となります。

3月は寒さが、9月は暑さが「一段落」という彼岸までの気温のようです。

 

1週間もすれば土の中から虫が出る頃「啓蟄」ですが、もうしばらくは身体を冷やさないように気をつけましょう。

身体を冷やすと免疫力が低下して、風邪をひきやすくなるなど体調を崩すことになります。

春が待ち遠しいですね。

 

2017年

2月

22日

寝不足で太る?

 寝不足だと太りやすくなるのは、夢を見る浅い眠り(レム睡眠)の減少が関係している、とする研究成果を筑波大などのチームがまとめた。

レム睡眠が少ないと、砂糖(ショ糖)や脂質を過剰に食べることがマウス実験で確かめられたという。

 

 睡眠不足の人は、睡眠が十分な人に比べ、高カロリーの食品をたくさん食べ、肥満になりやすいことが知られていたが、仕組みはわかっていなかった。

 筑波大のミハエル・ラザルス准教授らは、飼育ケースの底に金網を敷いた不安定な環境にマウスをおくと、レム睡眠だけが極端に減る現象を応用。

味の違う複数の餌を選ばせたところ、通常の状態で飼育したマウスに比べ、ショ糖が多い甘い餌と高脂質の餌を約3割多く食べた。

 次に、味や香りなどを判断する役割を担う脳の「前頭前皮質」と呼ばれる部分の働きを遺伝子改変技術で抑えて同じ実験をすると、高脂質の餌はたくさん食べたが、甘い餌を余計に食べようとはしなかった。

寝不足で甘い物を食べたくなるのは、この前頭前皮質の働きが関わっている可能性があるという。

 ラザルス准教授は「なぜこうした現象が起こるのか不明だが、睡眠の総量が減ればレム睡眠も不足し、肥満の一因になりうると考えられる」と話している。

 

※マウスの実験ですが、生活リズムの大切さがわかります。

 

2017年

2月

15日

インフルエンザ予防

 風邪の予防に「うがい」は含まれるようですが、インフルエンザには効果があるのでしょうか。 

厚労省のHPにインフルエンザの予防方法が紹介されています。

その中には、予防接種、適度な湿度(50~60%)、マスクをする、手洗いなどがありますが、「うがい」はありません。

残念ながらインフルエンザの予防には効果がないようです。

 

 ある医師が、診察している患者の中に風邪、インフルエンザにかかったことが無いという方がいたそうです。

その方に「予防のために何かしていますか」とたずねたところ、「トイレのたびのうがいをしているかしら」とのことでした。

風邪の予防では、外出から戻ったら、のどの症状(イガイガ、ゴロゴロなど)があるときにうがいをしましょうと確かなっています。

それだけでなく、もっとうがいする回数を増やし、間隔を短くすると効果がアップするようです。

 

 自宅ではトイレのそばに洗面所があり、忘れなければ「うがい」はできます。

職場には「マイコップ」を置いておき、トイレに行く時に持っていくのはどうでしょうか。

始めは面倒くさいですが、習慣になればしめたもの、風邪やインフルエンザで寝込むことを考えれば、やらない手はないのではないでしょうか。

もちろん、「うがい」だけでなくその他の予防法も大切です。

 

 作家の司馬さんは風邪をひいた時にこの世の終わりと思っていたそうです。

熱が出て頭が痛いときなどは弱気になりますよね。

クスリで症状を押さえることを考えれば、予防が一番です。

足三里にお灸して、免疫力を高める予防もあります。

 

2017年

2月

10日

冷えに負けない

 昨日は寒かったですね。

最高気温が4℃ぐらいと冷え込み、今日は8℃ぐらいですが暖かく感じます。

水曜日のNHK「ガッテン」で冷え対策を放送していたので、効果を試しなさいというような天気でした。

 

 ガッテンでの冷え対策は、足のストレッチで、表側の太ももの付け根、膝の裏、ふくらはぎ、太もも表とすね、太もも裏からお尻の5箇所、左右30秒ずつで朝晩2回、全部で10分です。

ストレッチする部位は大きな血管、動脈がある場所になります。

動脈は、周りを筋肉に囲まれており、緊張したときなど交感神経が優位になると血圧を上げるため筋肉により血管を細くする時に働いています。

この動脈周りの筋肉を緩めるためのストレッチかもしれません。

 

 ストレッチができないときには、座った姿勢で足指じゃんけんなども冷えには効果があるそうです。

職場でもできるので、こちらも試してください。

 

2017年

2月

06日

歯の本数と動脈硬化の関係

 失った歯の本数と、動脈硬化の悪化の程度とに強い関係があることが、京都大の大規模な疫学研究で明らかになった。

 

 京都大と滋賀県長浜市が連携して2007~10年、同市の30~75歳の男女約1万人を対象に進めた疫学研究「ながはま0次予防コホート事業」の成果。

 

 浅井啓太京都大助教(口腔外科学)らは、まず参加者全員の歯科検診を実施。

矯正や外傷によらない、歯周病などで失った歯の本数を確かめた。

同時に、体を横たえた状態で、両腕と両足首の血圧と、心拍が末梢血管に伝わる様子とを測る「CAVI」という方法で参加者の動脈硬化の程度を割り出した。

 年齢や性別、喫煙の有無、血糖値など、動脈硬化に関わるほかの条件の影響を排除して両者の関係の有無を解析したところ、失った歯の本数が多いほど、動脈硬化の程度が悪くなっていることが分かった。

 従来の動物実験や臨床研究では、口中で歯周病菌などの細菌感染による炎症が起こると炎症性物質が血管に入り込み、その結果、血管の内面が傷ついて動脈硬化を引き起こすことが分かっている。

 浅井助教は「毎日の歯磨きを中心とした生活習慣で動脈硬化が防げることを知って、健康管理につなげてもらいたい」と話している。

 

※歯磨きは面倒くさいです。

歯磨きをきちんとすれば、病気の予防もできます。

テレビを見ながらでもできます。

 

2017年

2月

02日

改めてうがい、マスクの風邪予防

 インフルエンザが流行しています。

予防として、人混みに行かない、バランスの良い食事、よく眠るなどありますが、うがいとマスクでの予防について確認します。

 

 風邪予防の「うがい」というと上を向いてガラガラすることと思いますが、その前に歯磨きと同じように前を向いたうがいをしてから、2回目に上向きのうがいが良いようです。

口の中には既に菌がいるので、最初から上向きだとその菌を喉に送ることになるため、前向きのうがいで口の中を掃除した後、上向きのうがいをしたほうが良いそうです。

 

 お手ごろな四角いマスクでも、鼻・ほほの上、ほっぺの横、あごの下の3箇所を注意すると効果が上がるそうです。

 鼻・ほほは、マスクをつけてから鼻のワイヤーをなじませるのではなく、マスクをつける前に半分に折り、鼻の高さ分ぐらいを残し反対に折り癖をつけ、その後にマスクをつける。

 ほっぺの横は、ひもの長さを調節して密着度を上げる、マスクをしたときにきついぐらいが目安だそうです。

 あごは、マスクを下に広げあごが隠れるようにしましょう。

息苦しいからと鼻を出し、口だけマスクするのは効果がありません。

 

 手洗いも指先、各指のまた(付け根)、手首などポイントはありますが、「爪の付け根」をお忘れなく。

指先を洗った後に更に指を曲げ、反対の手の平に爪をこするように洗うと、爪の付け根が洗えるそうです。

 

 背中の上、肩甲骨の上の角の中間あたりに熱めのシャワーで温めたり、足三里にお灸も予防に効果があります。

 

2017年

1月

27日

禁煙の効果は歳を取ってもある

 60代で禁煙しても死亡リスクは下がるという研究結果を、米国立がん研究所などのチームが米医学誌に発表した。

チームは「年齢に関係なく全ての喫煙者に禁煙を勧めるべきだ」と指摘した。

 

 米国での大規模な健康調査のデータから、70歳以上の約16万人分を解析した結果、喫煙者の死亡リスクは、吸ったことがない人の約3倍だった。

 

 

 禁煙の効果を年代別に調べると、喫煙者に比べ、30代で禁煙した場合の死亡リスクは約6割、40代の禁煙で約5割、50代で約4割、60代で約2割、いずれもリスクが低くなっていた。

 

※運動による筋力アップもいくつになっても効果があり、本人の「気持ち」次第ということでしょうか。

 

2017年

1月

22日

指紋も情報

 先日、朝ラジオを聴いていたら写真の指紋が悪用されていると話していました。

とくに写真を撮るときに顏の近くでピースサイン、という方は要注意。

指紋情報が読み取られてしまうケースがあるそうです。

SNSなどに「友達と逢った」「何処そこに出掛けた」と写真を載せている方は危ないです。

 

 また、写真の撮り方も年代で違うそうです。

10代、20代は顏を小さく見せるためにピースサインも顏のそばにすることが多い。

手のひら側のピースサインでなく手の甲側のピースサインは、海外の方から見ると侮蔑、性的表現になるそうです。

40代は腕を伸ばしてピースサインが多く、これは顏にピントが合うと指紋はぼやけて比較的安全なようです。

 

 国が変わると意味することも変わるため、海外に出掛けた時にはピースサインをやらないことが身の危険を遠ざけるようです。

インターネットで海外からも写真が見ることができる現在、日本国内で撮った写真だからとピースサインの写真を載せるのも控えたほうがよいかもしれません。

 

2017年

1月

19日

土用です

 夏の土用が有名ですが、冬の土用です。

立春2月4日の18日前は1月17日、冬の土用に入りました。

冬の土用の最後は2月3日の節分で、一年の大きな節目です。

土用の土は物を変化させる作用があり、天気も安定しないようです。

寒波のあと雪の予報もあるので、身体を冷やさないように体調管理に気をつけてください。

 

 インフルエンザが再び流行し始めたそうです。

今冬は12月に早めの流行がありましたが、例年の流行は1月から2月のこの時期だそうです。

年間で湿度が低い時期も1月になるそうで、風邪が流行る条件がそろっています。

こまめなうがい・手洗い、マスクの利用、首・手首・足首の防寒、腹巻でおなかを温めるなど、できることから対策しましょう。

夜更かしせずに早めに寝る、季節の食材を使った食事、運動も大切です。

もちろん、お灸でおなかを温めるという対策もあります。

 

2017年

1月

15日

救急車を呼ぶ時に

 目の前で突然倒れ、動けなくなった人がいたら、心肺蘇生による救急救命措置が有効です。

2015年10月、その基準が変更されたそうです。

呼吸確認、心臓マッサージ、人工呼吸、自動体外式除細動器(AED)の使用と、応急手当ては進んでいく。

 総務省消防庁によると、119番通報から救急車到着までの全国平均時間は8.6分(15年)。

早期の通報、適切な処置から救急隊につなぎ、病院に搬送する一連の流れを「救命の連鎖」という。

目の前で突然倒れ、返事をしなくなった家族や友人、仲間たちの運命は、救急車が到着するまでスムーズに行くよう、どのような対応をするかにかかっている。

 

 AEDの使用を含めた心肺蘇生法について、各消防署や日本赤十字社は主に講習で周知に努めている。

医療系の学会やNPO法人でつくる日本蘇生協議会(JRC)が「蘇生ガイドライン」を定める。

国際蘇生連絡協議会が発表した「心肺蘇生に関わる科学的根拠と治療勧告コンセンサス」を基に策定している。

 

 ガイドラインは5年ごとに更新されており、2015年版が最新。

東京消防庁は「前回の10年版からの変更点をみると、救護者の戸惑いを解消し、可能な限り早く心肺蘇生にたどり着いてもらうことを重視している」と解説する。

 これまでは肩を軽くたたきながら大声で呼びかけ、反応がなければ119番することになっていたが、反応の有無が分からなかったら通報するように改めた。

また119番で心停止の判断について指導を受けられるようになった。

 

 心停止の判断材料になるのは呼吸。

胸と腹の動きが普段どおりか、10秒以内に確認する。

呼吸がなかったり、異常な呼吸があったりした場合は心停止と認められる。

しゃくりあげるような不規則な呼吸は「死戦期呼吸」といい、突発の心停止にはよくみられる症状だ。

 新ガイドラインは、呼吸の判断に自信を持てなければ心停止と判断し、心臓マッサージを始めるよう定めた。

東京消防庁は「止まっている場合のリスクや被害と比べると、心臓が動いていてもマッサージをした方がいい。むやみに危害を恐れず、胸の真ん中にある骨を繰り返し圧迫してほしい」と話す。

 

 胸骨圧迫も、新たに深さとテンポに上限が定められた。

「少なくとも5センチ沈むまで、1分間に100回」だったのが、

「約5センチ沈む程度で6センチを超えず、1分間に100~120回」と変わった。「マッサージは深いほど有効」という表現はなくなった。

5~6センチを守ろうと訓練する救急現場も出てきた。

 

 ただし、東京消防庁は「この上限はあくまで参考と捉えてほしい」と指摘する。

厳密に深さ5~6センチを守るなら十分な訓練が必要で、単3乾電池をあてがえば目安になるが、とっさのタイミングでは非現実的。

「一般向けの訓練では圧迫が5センチに達しない人が多い。そこに『6センチを超えない』と意識すると、さらに手加減して圧迫が不十分になる恐れがある」。

応急手当てに関する東京消防庁のパンフレットは、ガイドライン改定後も深さを約5センチのままにしている。

テンポも同様で、東京消防庁は「意識し過ぎて速くすれば、どうしても圧迫が浅くなる」と注意を呼びかける。

 

 人工呼吸は「訓練を受けており、技術と意思がある場合は実施する」と盛り込まれた。

「口から出血や嘔吐があったり、マウスピースがなかったりするとためらってしまいがちだが、迷っている時間がもったいない。救急車が到着するまでは、心臓マッサージだけでも効果がある」という。

 

※一度は講習会を受けると役に立つと思われます。

胸骨圧迫は、プリンセスプリンセスの「ダイアモンド」のテンポが良いと「ためしてガッテン」でも紹介していました。

 

2017年

1月

08日

今あるものを生かしきれているか

 年末に海外から日本に来た人は何をするために来たのか、ということを調べたTV番組がありました。

 

千葉県、成田山新勝寺へお参りし4ヶ国語(日,英,中,韓)のおみくじをひく

東京、王子の装束稲荷神社でキツネの格好でお参り

皇居の新年の一般参賀

高野山の宿坊での修行、精進料理体験、英語?での案内あり

などなど

 

 普段、日本人も体験している、昔から行われていることです。

体験した方のブログなどを読み、興味を持ったので体験するために来日した、という方が、それぞれの目的地へと向かっているようです。

日本人も意識せずに参加している、子供の頃から行われていることなのでその行事の歴史を改めて調べていない、そんなことも国が変わると興味津々になるようですね。

 

 日本各地の伝統行事で海外の方に紹介されていない行事は、まだたくさんあるのではないでしょうか。

おみくじのように4ヶ国語での行事案内、最寄の交通機関からの施設への案内、近くの宿泊施設の紹介、・・・色々準備することはありますが、海外からの観光客をさらに呼ぶことはできそうです。

そういうことに目を向けるべき人たちは、気が付かないのか箱にばかり興味があり、新しい箱を建てることだけを考えています。

ここ10年人口は減り続けている、人口増への有効な手立ては打てていない、それなのに箱や交通網にこだわり、考えを変えることができない。

もう恐ろしい結末は見えているのにです。

選んでいるのは、国民です。

2017年

1月

05日

今年もよろしくお願いします

 あけましておめでとうございます。
 
本日は「小寒」です。
 
「寒」の時期に入り、次の「大寒」と合わせてもっとも寒さが厳しい頃です。

昨日までの暖かさが無く、すっかりこの時期の気候になりました。

気温差は5℃程度ですが、風があるため体感では10℃ぐらい違うかもしれません。

今年も天気予報を豆にチェックし、寒さに負けないように過ごしましょう。

 

2016年

12月

28日

時間があるときに

 自転車の点滅尾灯が点かなくなりました。

太陽光があたると充電し、暗い時に振動すると点滅するタイプです。

2年近く使ったので、電池がだめになったのかなと取り出してみました。

ボタン電池の型番を見ると、今までに見たことが無い番号です。

念のためもう一度つけてみたらLEDが点滅しました。

電池と端子の間にゴミが入っていたようです。

これでしばらくは使えそうです。

 

 前照灯も電球式ダイナモだと同じことがありました。

2台前の自転車でライトが点いたり消えたりしたので、分解してみました。

すると本体側の端子が汚れています。

端子を拭き、念のため電球の接点も拭いて組みなおしたら、ちゃんと点灯しました。

端子は板になっており、ばねの作用で電球の接点に押し付けられています。

自転車は段差や砂利などのためにガタガタと揺れます。

この揺れで端子も振動しているうちに削れた粉が汚れの正体だったようです。

調子悪くなると交換・買い替えを考えてしまいますが、ちょっとした手入れでもうしばらく使えそうです。

 

 電気ストーブは首振り式の、首振りが調子悪くなり、固定で使っていました。

そのうち、スイッチをONしても暖かくなりません。

ストーブのスイッチと首振りのスイッチは別々で2つあります。

配線を入れ替え、首振りのスイッチでストーブが使えるようになりました。

 

 台所の換気扇も同じように、「弱・強・ライト」とスイッチが3つあります。

良く使う「弱」のスイッチで動かなくなり、「強」にすると動きます(本体は大丈夫)。

これも配線を半田こてを使って入れ替え使っています。

中学生の時に作ったラジオの延長です。

ただし、最近の製品は機械式ではなく、電気式・電子式が多いので難しいようです。

 

2016年

12月

25日

風邪をひかずに年末年始を乗り切る!

 風邪・インフルエンザが流行っているようです。

12月に入ったぐらいから、今シーズンは罹患が早いとニュースになっていました。

年末に近づいたこの時期、私の周りでも風邪の方が増えています。

しかも、予防接種を受けていたのにインフルエンザに罹った人が4人。

予防接種を受けていれば大丈夫、ではないと言われていたことが証明されたようです。

 

こうなると日頃の体調管理が大切です。

「うがい、手洗い」はもちろん、昔から言われている「偏りのない食事、規則正しい生活、毎日の運動」に「予防マスク」、「首、手首、足首からの寒さ進入予防」などなど、できることから対策です。もちろん患者さんに治療するだけでなく、自分にも鍼灸治療をします。

 

偏りのない食事 肉だけ、野菜だけではなく、季節に収穫できる食材を含む色々な食材を摂ることです。今の寒さに負けずに成長し収穫できる野菜などの力に助けてもらいましょう。冬に摂る夏野菜は身体の働きを低下させます。夏野菜を食べるときは、火を通すなどして摂るようにして下さい。

 

規則正しい生活 陽が出ている時に活動し、陽が沈んだら身体を休める、このリズムで先祖代々人間は生活してきました。現代は電気が使えるため、24時間いつでも活動できることが体の働きを狂わせています。体調がおかしいと感じたら、暖かくしていつもより早く寝ることも必要です。

 

毎日の運動 身体を動かすと体温が上がり、免疫力が高くなります。体温を上げるためにできることは、食事をする、風呂にはいる、運動をするです。食事の回数を増やして体温を上げると、そのあとには体重増が待っていますので、これはNG。休日なら何回も風呂にはいれますが、平日にはできそうもありません。運動は空き時間をみつけ、または作り実行できます。10時、3時のお茶のとき、昼休み、会社内で移動する時に早歩きする・階段を使う・・・探せば機会は見つかりそうです。甲状腺ホルモンの分泌が高くなると代謝が上がり、体温が上昇しますが、自分の意思ではできません。

 

風邪をひいたら3日ぐらい休めればよいのですが、薬を飲み風邪を押さえ込んで仕事をしている、のではないでしょうか。風邪をひかずに冬を過ごしたい、ですね。

 

2016年

12月

23日

メタボ基準より低くても生活習慣病リスク

 内臓脂肪の蓄積に着目した特定健診(メタボ健診)で、腹囲の基準値(男性85センチ以上、女性90センチ以上)は下回るものの、生活習慣病になるリスクの高い「やせメタボ」への対応が、専門家の間で議論されている。

脳卒中などを発症する可能性が、メタボ並みに高いことが明らかになったためだ。

 肥満で内臓脂肪が蓄積すると、高血圧や高血糖、脂質異常を引き起こし、動脈硬化を進行させ、脳卒中や心臓病などのリスクを高める。

メタボの診断では、腹囲を最も重視している。

 

 具体的には、男女とも腹囲が基準値以上であることを前提に、

〈1〉血圧が高い

〈2〉空腹時の血糖が高い

〈3〉中性脂肪が多い――の危険因子のうち、二つ以上あてはまるとメタボと診断される。

 メタボ健診では、この診断基準に沿って特定保健指導の対象者を選び、危険因子の数によって「積極的支援」「動機付け」「情報提供」を行う。

腹囲が基準値未満でも、体格指数(BMI)が25以上であれば、同様の指導を実施する。

 保健師や管理栄養士らが運動や食事について特定保健指導を積極的に行うと、血圧や血糖、中性脂肪の検査値を下げるだけでなく、医療費を削減できるという研究結果も出ている。

 ところが今年3月、腹囲とBMIが基準に満たなくても、三つの危険因子のうち複数があてはまる「やせメタボ」は、全国で推計914万人(男性380万人、女性534万人)に上ることが、厚生労働省研究班から発表された。

同じ調査で推計971万人とされたメタボとほぼ同数だった。

 

 やせメタボは、女性に多く、高齢、喫煙などとの関連も明らかになった。

 また、健康な人と比べた脳卒中などの発症リスクは、やせていても危険因子が一つで男性1.78倍、女性2.12倍、二つ以上だと男性1.91倍、女性2.54倍と高いことが、別の研究班の調査で分かった。メタボのリスクとほぼ同じ水準だ。

 

 こうした調査結果を受けて、厚労省はやせメタボへの対応策の検討に乗り出した。

6月には、生活習慣病の専門医らで作る省内の検討会が、「非肥満者保健指導」を新たに設け、2018年度からやせメタボに対しても、メタボ並みの積極的な対応を求める意見書をまとめた。

 現行のメタボ健診でも、受診者の検査値に異常があれば、肥満でなくても治療を勧めるなどの指導が行われるが、これとは別に対応しようというものだ。

 一方、体重を減らせばリスクも下がるメタボと異なり、やせメタボには肥満という共通の要因がない。

加齢や体質のほか、病気が隠れているケースがあり、原因を個別に調べなければならず、一律な保健指導では対応が難しい部分もある。

 健保組合などメタボ健診を行う側の委員が多い省内の検討会では、「保健指導の効果が上がりにくい」「早めに医療で対応すべきだ」など、やせメタボ対策への慎重論が相次いだ。

対象者が増え、手間や費用がさらにかかることへの懸念もあり、厚労省は18年度からの新たな保健指導制度の実施は見送った。

 

 両方の検討会に参加する津下一代・あいち健康の森健康科学総合センター長は、「やせていても検査値に異常のある人への対策は不可欠で、今の特定健診の中でも、問診を活用し、気を付けるべき点を指導していくことが重要だ。遺伝や体質が関係しているなど問題の根がより深いこともある。やせているからといって安心せず、検査値に異常がある人は、早めに受診して、適切な治療を受けることが大切だ」と呼びかける。

 

2016年

12月

21日

あと10日

 

  一年で昼が最も短く、夜が長い頃。
 
栄養価の高いかぼちゃを食べ、身体を温めるゆず湯に浸かり、無病息災を願います。

 

  夏至の日に「夏至祭」があるように、冬至の日にも「冬至祭」があります。
 
東京・早稲田 穴八幡宮の「一陽来復御守」は、毎年冬至から節分にかけて授与され、財運・金運アップのお守りとして江戸から現代に伝わる特別なものとして有名です。

 

 今年は、暖かくなり掃除をするにはちょうどよいかもしれません。

気になるところを少しずつ掃除し、体に負担をかけないようにしましょう。

風呂場は寒いので、本格的な掃除は夏に伸ばすのも良いと思います。

 

気温の変化が大きいので天気予報で確認し、身体を冷やさないよう服装などに気をつけてください。

暖かい日の厚着は汗をかき、寒い日・風の強い日の薄着は身体を冷やしてしまいます。

 

2016年

12月

18日

ヘアドライヤーによる火傷に注意

 国民生活センターは、ヘアドライヤーによる危害・危険情報が年間50-70件に上っているとして注意喚起を発した。

コードの損傷したヘアドライヤーを使用することで発火し火傷したり、吸い込み口に毛髪が吸い込まれて抜けなくなったりした事例などが報告されており、同センターでは事故防止するためコードを本体に巻き付けないなどの対応を呼び掛けている。

 

 国民生活センターによると、全国消費生活情報ネットワークシステム(PIO-NET)には2011-15年の間にヘアドライヤーに関する相談が年100件以上寄せられ、このうち年間50-70件は火傷や毛髪の吸い込みなどの危害・危険情報という。

 PIO-NETに寄せられた具体的な事例としては、30歳代女性がヘアドライヤーを温風で使用していたところ、本体に近い部分から突然火花が散ってコードが黒く溶けて断線。

腕に軽い火傷を負った。

別の事例では、60歳代の女性がヘアドライヤーを使っていたところ、吸い込み口から毛髪が40-50本吸い込まれ、巻き込まれた毛髪を外せなくなった。

 

 同センターでは、コードの不適切な取り扱いが発火原因になり得るとして、本体にコードは巻きつけないことや、コードと本体の動作に異常が見られた時は使用をやめることなどを呼び掛けている。

 

※コード(電線)はやわらかいので、すぐ断線(切れる)わけではありませんが、何回も繰り返していると断線します。

針金を曲げたり伸ばしたりを繰り返していると切れるのと同じです。

コードはビニルに覆われているので見えないだけです。

コードを本体に巻きつけないのと、10年ぐらい使ったら買い換えたほうが安全かもしれません。

 

2016年

12月

16日

近所の公園で

 先日の朝、公園を通り抜けようとしたときです。

公園の周りにある道路から、生垣越しに中を見ている猫がいました。

私が来てもこちらを見るでもなく、生垣の向こうを注視しています。

猫の後ろから見ても何がいるのかわからなかったのですが、猫の後ろを過ぎ公園に入るとそこにはカモが十数羽いました。

猫が狙っていたのは、カモでした。

 

 公園でハトはよく見ますが、カモは珍しく、しかも十数羽という集団です。

2,3羽でも姿勢を低くしながら近づく猫を見ますが、十数羽となると猫から見たら目の前にご馳走がある?状態か、野性の本能が目覚めハンターになっていたようです。

身近にいる動物の『野性』が見られるチャンスでしたが、朝なのでその後は見られませんでした。

 

2016年

12月

14日

ホップ由来の苦味にアルツハイマー病を予防

 ビールやノンアルコール飲料に含まれるホップ由来の苦み成分に、アルツハイマー病の予防効果があることを、飲料大手のキリンと東京大、学習院大の共同研究チームが明らかにした。

 厚生労働省によると、認知症の人は国内に約462万人(2012年)おり、このうち約7割をアルツハイマー型が占めると推計される。

加齢に伴い、脳内にたんぱく質の「アミロイドβ」が蓄積することが原因とされる。

 

 キリンや東京大の中山裕之教授らの実験で、ホップ由来の苦み成分である「イソα酸」に、脳内の免疫細胞である「ミクログリア」を活性化させ、アミロイドβを除去する作用がみられた。

イソα酸を含むえさを食べたマウスは、そうでないマウスに比べ、アミロイドβが約5割減少し、認知機能も向上したという。

 

※実用化はまだ先でしょうから、それまでは歩きながら計算をするなど、今ある予防法で乗り切るしかないですね。

 

2016年

12月

11日

病気になりにくい運動の強さと時間

 がんや糖尿病など特定の病気のリスクを下げるには、スポーツに限らず日常の身体活動量はどのくらいが望ましいのか。

米ワシントン大などのチームはこの疑問に答えようと世界の論文174編を分析し、世界保健機関(WHO)の推奨より大幅に活動を増やすのがよさそうだと結論をまとめた。

 

 チームは乳がん、大腸がん、糖尿病、虚血性心疾患、脳梗塞のリスクと身体活動の関係に着目し、1980年から今年2月までに発表された追跡研究を調査した。

 身体活動量の比較には、運動の強さを示す単位メッツに持続時間(分)を掛けた「メッツ分」を使った。

WHOは2010年刊行の「健康のための身体活動に関する国際勧告」で成人に1週間当たり少なくとも600メッツ分の活動を推奨した。

これは速歩なら約2時間半、ランニングは約75分の運動量に相当する。

 

 分析の結果、身体活動量が多いと疾病リスクは明らかに低下していた。

ただWHO推奨にある週600メッツ分の活動ではリスクは大きく変わらず、例えば糖尿病ではほとんど活動しない人に比べ2%の低下にとどまった。

これが週3600メッツ分になると、リスクはさらに19%低下した。

 これらの結果から、健康上の利益が最も大きいと考えられたのは、週に3千~4千メッツ分の活動量だった。

 

 単一のスポーツでこれをカバーするのは大変だが、チームによると、10分階段を上り、15分掃除機をかけ、20分庭の手入れをし、20分ランニングをし、25分歩行か自転車で移動する―を毎日続けると、週3千メッツ分の活動量が確保できるとしている。

 

 メッツは、身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位で、座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツ、速歩が4メッツに相当します。

600メッツ分が速歩なら2時間半は、

速歩4(メッツ)x150(分)=600メッツ分

になります。

 

※普段、運動していない方には高いハードルなので、まずは歩くことから始めて身体を動かすことに慣れてください。

次に、歩くうちの一部に早歩きを入れる、10分歩くならまずは1分早歩き、余裕が出てきたら2分早歩きと徐々に負荷を高めてください。

いきなり歩くのは60分、そのうち早歩きは20分、などと張り切ると足が痛くなったりしてしまい、せっかくの運動をやめるようになります。

まずは景色などを楽しみ、歩くことを習慣にして、歩かないと気持ち悪い?ようになれば、続けることができると思われます。

個々の体力や運動習慣にあったやり方が大切です。

寒い冬が歩く季節です。

 

2016年

12月

09日

熱い湯のお風呂で熱中症か

 41度以上で30分以上入浴すると死亡する危険性が高まる。

こんな分析結果を千葉科学大のチームがまとめた。

入浴中の急死は高齢化の影響もあり増加傾向。

冬場に集中することから注意を呼びかけている。

 

 大阪府の監察医でもある黒木尚長教授(法医学)らが大阪市の実態を調査。

 2013年の異状死として警察が扱った案件のうち、入浴中の死者は403人(平均年齢76・9歳)。

場所は自宅の浴槽が最も多く352人、次いで公衆浴場が30人だった。

入浴中に救急搬送され、一命をとりとめたのは33人。

入浴中に意識を失った場合の「救命率」を計算すると自宅は約5%。

公衆浴場は約35%と差があった。

「自宅の風呂は異変発見が遅れがち。入浴前に家族に声をかけることが大切」と黒木さんは語る。

 

 また、大阪市内に約560ある介護保険事業所の事故を調べると、入浴が原則20分未満の「介助付き入浴」では死亡例はないが、長風呂も可能な「1人入浴」は4人死亡していた。

湯は41~44度に設定され、発見はいずれも入浴後30分以上たってからだった。

死後2時間経過後の直腸温が40度を超す例もあった。

 

 死亡した4人は持病などから類推し病死または溺死と判断されたが、黒木さんは熱中症の疑いを指摘する。

長風呂で体温が上昇、知らぬ間に熱中症になって意識を失い、心肺停止になったり溺れたりする。

汗をかきにくい高齢者はより影響を受けやすいという。

 

 14年の人口動態統計によると、家庭の浴槽での溺死者は4866人で9割が65歳以上。

溺死者は10年間で7割増えた。

黒木さんは「熱中症は本人も気づきにくい。熱い湯の長風呂は危険だ。冬は特に注意が大切だ」と語る。

 

※寒くなりお風呂にはいるとほっとします。

浴室に時計を置いて、時間を確認できるようにすることも必要かもしれません。

 

2016年

12月

07日

冬に夏物

 山々は雪の衣を纏ってすっかり冬の姿となり、平野にも雪が降り積もる季節。

朝夕には池や川に氷を見るようになります。

 

 昼間は陽射しで暖かく気温の変化が大きいため、体温調節が大変です。

この時期、満員電車で暖房、駅までの自転車などで汗をかきます。

汗対策として、冬向けの暖かい素材の衣類ではなく、夏に着る「吸水速乾」素材の衣類が良いと思われます。

重ね着をしているので、素材などの組合せを試しながら快適に過ごせる一日にしましょう。

汗をかいた後に身体を冷やさないように気をつけたいですね。

 

昼間の時間が短く、陽が暮れ始めると忙しなくなりがちです。

時間に余裕を持って行動したいですね。

 

2016年

12月

05日

呼吸は鼻で

 インフルエンザが流行しています。

予防にマスクをしている人も目立つようになってきました。

そんな季節に何気なくしている呼吸の注意です。

 

 呼吸は鼻と口の両方できます。

口を閉じることはできますが、鼻の穴は常に開いていて、手などを使わないと閉じることはできません。

人は鼻を使って呼吸する動物だったようです。

 

 その訳は外から見ることができない、鼻の中の構造と働きにあります。

鼻の中の耳側の壁には大きな粘膜のヒダが三つ並んでいます。

上鼻甲介、中鼻甲介、下鼻甲介といいます。

そして、ヒダとヒダの間、ヒダと鼻の中央の仕切り鼻中隔との間の隙間は思いの外狭くなっています。

表面の粘膜からは、絶えず分泌液が出ていて、鼻の粘膜全体は粘液に覆われています。鼻で呼吸するとき、この狭い隙間を空気が通過します。

この際、空気中に含まれるゴミやほこりは、粘液に絡め取られます。

 

 これは、病原体がのどや肺に侵入することを防ぎます。

さらに、粘液の水分が通過する空気を潤すので、息が湿って、のどや気管支の乾燥を防ぎます。

鼻には、ゴミ取りフィルターと加湿器の役割があります。

生まれ持った空気清浄機能、改めて人は鼻で呼吸することが基本といえます。

 

 口で呼吸するときの利点は、呼吸量が多くなることです。

口を大きく開ければ、空気の通過を妨げず効率的です。

運動しているときは、自然と口が開くものですが、口呼吸はのどや気管支を乾燥させ、ゴミやほこりをのどに直通させてしまうという危険もあります。

 

 最近、安静時に口呼吸をしている人が増えているようです。

アレルギーなどの理由で、鼻に炎症があって通りが悪くなっている人も多いのですが、単純に癖になっている人もいるようです。

乾燥しやすい季節をなり、風邪・インフルエンザも流行り始めたので、鼻呼吸を意識しましょう。

 自分では気付かないこともあり、周りの人と協力して確認しあうことも必要です。

 

2016年

12月

01日

朝食の効果ー鎌田先生のコラム

 先日の朝刊に鎌田先生のコラムがあり、朝食と病気の関連が出ていました。

こういう関連もあり、改めてきちんと朝食を摂ったほうが良いと思いました。

 

「名古屋には喫茶店モーニングという文化がある。・・・

朝食を食べる人は、昼食をとったときに血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」が起こりにくい。愛知県では、糖尿病の死亡率が低い。がんも、心疾患も死亡率が低い。これらを支えているのは、モーニング文化かもしれない。・・・」

 

慣れてしまえばとも言いますが、朝食を摂らないとお昼まで集中力が持たない、力が入らないことはありませんか。

 

 

今朝、見た珍しいこと?

左手に傘、右手にスマホを持ちながら走る自転車(曲芸のよう)

携帯で話しながら運転している自動車(まだいるんですね)

 

2016年

11月

27日

寒い時に暖かくなるには

 暑い暑いと言っていたのに雪も降ってすっかり冬になりました。

寒くなると着込んで部屋の中で過ごすようになりますが、いまいち温まらない。

そんなときはやはり身体を動かすか、お風呂にはいりしっかり温めるしかないようです。

 

 身体が熱を産む「産熱」は数種類ありますが、自分の意思で温かくなるのは筋肉を使うことになる「運動」と食事をしたときの「食事誘発性」になります。

だからと言って寒い日に食べてばかりだと、結果は見えているのでそちらは省略します。

運動して筋力がつけば筋組織が増え「基礎代謝」を上げることができます。

基礎代謝は、目の覚めた安静状態で生命を維持するのに必要な心臓の拍動、呼吸、筋の緊張などを保つ最小限の働きになります。

筋組織が多い、若い、夏には基礎代謝は高くなります。

 

 運動をしたほうが良いというのは身体が温まり、食事で摂ったエネルギーを消費するだけでなく、運動して筋肉をつければ安静にしている状態での代謝を高めることができます。

筋肉がつく前と同じ食事量なら、消費量も増えます。

運動したことによりお腹がすき、食事量が増えてしまうと・・・難しいですね。

何を目的にするかで変わってくるようですが、循環がよくなり免疫力もアップし身体を温める運動は寒い時期だけでなく、一年中必要です。

 

2016年

11月

24日

日本人は資源を使い過ぎ、食品廃棄が多い

 世界中の人が日本人と同じような暮らしをした場合、地球全体で必要になる食料や水、木材など自然資源の量は、地球が安定的に供給できる量の2・9倍になってしまうとの報告書を、世界自然保護基金(WWF)が発表した。

 

 各国の消費データを専門家チームが分析。

現状でも安定供給できる量の1・6倍の資源が世界全体で消費されており、中国やインドといった新興国が経済成長して先進国並みの暮らしをする人が増えると、状況がさらに深刻化する恐れがある。

 発展途上国の人々が貧困に苦しむ一方、日本などの先進国で資源の大量消費が続いていることを改めて示す結果だ。

WWFは「危機的な自然環境を回復させるため、過剰な消費を減らして、環境に配慮した製品を選ぶべきだ」と訴えている。

 

 チームが2012年の国民1人当たりの環境負荷を指標化したところ、米国とカナダが安定供給量の4・8倍を消費。

ドイツとフランスは3倍ほどで、2・9倍の日本は先進7カ国で5番目に多かった。

 日本は特に食生活に伴う負荷が全体の26%を占め、食品の大量廃棄が浮き彫りになった。

自動車や飛行機など二酸化炭素(CO2)を排出する交通分野も32%と多くの資源を使っていた。

 

 また哺乳類や鳥類、魚類など3700種以上の個体数の変化を調査すると、1970年以降の42年間で58%減ったことが判明。

生息地が失われたのが最大の要因で、地球温暖化や外来生物の影響もあるが、人間活動の拡大が背景にあるという。

 

※食品廃棄は、店の数にも関連すると思われます。

お店の仕入れ状況にもよりますが、店の数が少なければ買う人は集まるので食品の売れ残りは減る、店の数が多いと買う人は分散し食品の売れ残りが増える、傾向になります。

コンビニの数は、まだまだ増えています。

 

2016年

11月

20日

介護度改善で事業所を表彰

 介護施設などで暮らす高齢者らの自立度が上がると、自治体が事業所を表彰し成功報酬を出す試みが各地で成果を上げている。

元気になってもらい、介護費用や保険料を抑えようという狙いで、国も政策のモデルとして注目している。

介護保険は重度になるほど高い報酬がもらえるため、現場は機能回復ケアに積極的になれない場合もあったが、"成果主義"導入で職員のやる気も上がっている。

 

 福井県敦賀市の特別養護老人ホーム「渓山荘」は今年4月、県から「他の事業所の模範となる介護を実践した」として表彰され、12万円の奨励金を受け取った。

寝たきりで要介護4だった入所者の男性(77)がトイレで排せつできるようになり、要介護度3に回復したのが理由だ。

 同ホームは2010年から、寝たきりを防止するため、昼間はおむつを外し、複数の職員が介助してトイレで排せつしてもらうケアを導入。

歯科医の指導で口から食事をする取り組みも本格化させ、3食やおやつのメニューを充実させた。

 入所者1人の要介護度が4から3に下がると、年間で約25万円が減収になる。

しかし、久保田佳施設長は「自立支援のケアが社会的に評価されたということが大切。職員たちの士気も上がった」と表彰を喜ぶ。

 

 福井県が奨励金を出すようになったのは、介護費用を抑えるためだ。

毎月の保険料の平均額は、制度が始まった2000年から15年間で、倍近くの5903円まで上昇。

「保険料は年金から天引きされるため、このままでは高齢者の生活に深刻な影響が出る」(同県)と対策に乗り出した。

 たどり着いたのが、高齢者の自立に取り組んだ事業所の表彰と奨励金の支給だった。年間予算は約1500万円。

昨年度は、145事業所が表彰制度に参加し、1548人のうち、12%にあたる192人の要介護度が改善したという。

 

 岡山市は、介護費に占める割合が大きいデイサービスの事業者を対象に、15年度から奨励金支給を始めた。

優良事業所を表彰することで競争を促し、質を上げる狙いだ。

 同様の取り組みは滋賀県や東京都品川区、江戸川区、川崎市、名古屋市が実施。

国は自治体を対象に、要介護度が改善した場合に財政支援する仕組みを検討している。

 

 一方で課題もある。

要介護度の変化だけでは、事業者が介護しやすく、結果の出やすい人ばかりを選ぶことになりかねないからだ。

このため、岡山市は事業所の職員の態勢や自立に向けたケアの内容なども併せて評価する仕組みにした。

 介護サービスの評価に詳しい上智大の藤井賢一郎准教授は「国による一律の制度ではなく、地域ごとの固有の課題に即して地方自治体自ら制度設計し、導入したのは評価できる」と話している。

 

※介護度が改善するには、周りの支えも必要ですが本人の意欲、やる気が一番大切だと思われます。

外出はもちろん旅行に行けると楽しみが広がりますね。

 

2016年

11月

18日

減塩進まず

 塩(ナトリウム)の取り過ぎは高血圧の原因となり、動脈硬化から脳血管や心臓の疾患にもつながる健康の大敵だが、日本人の減塩はさほど進んでいないことが分かってきました。

食文化が変化し、原因とされたみそ汁や漬物だけの問題ではないそうです。

どうしたら減塩が根付くのか、関係者は原因となる食品、食生活の実態把握が先決だとして調査。

年代別に違う取り組みが必要なことや食習慣に原因があることを明らかにし、戦略を練り直している。

 

 東京大の佐々木敏教授(栄養学)は「日本で何からどのくらいの塩を取っているか、実態把握が遅れていた」と話す。

 2014年の国民健康・栄養調査では食塩の摂取量は1日当たり10・0グラム。

04年の11・2グラムから減ってはいるが、あくまで食事の記録に基づく数字だ。

1日の摂取エネルギー量はここ40年で15%以上減っており、食事が減った分だけ塩も減ったと考えれば、減塩習慣は根付いていない。

 佐々木さんは13年、全国の栄養士と協力し、健康な人の同意を得て連続24時間の尿を2回ためてもらい、ナトリウム排出量を正確に測った。

摂取量を知る最も厳密な手法だ。

併せて4日分の食事を小皿のしょうゆに至るまで詳細に記入してもらい、食べ物ごとに摂取量を割り出した。

 結果は男女計760人で1日に男性14・0グラム、女性11・8グラム。

国の目標の男性8グラム未満、女性7グラム未満には及ばず、世界保健機関(WHO)の目標である5グラム未満にはほど遠かった。

 

 食品別の内訳は、調味料そのものやパン、麺類、加工食品などが高い割合を占めた。特にしょうゆ、塩、みそなどが上位。

個々の食品でなく「味付けや食べ方」の問題が浮上した。

 新潟県の進める県民運動「減塩ルネサンス」による独自調査もそれを裏付ける。

09年からの運動期間中、栄養指導や生活改善を強化したものの、塩の摂取量を減らす効果は限定的だった。

ナトリウムの排出を促すカリウムを多く含む野菜や果物の摂取も増えなかった。

 村山伸子新潟県立大教授(公衆栄養学)らは、県内の管理栄養士、保健師らの協力で、住民が何から塩を取り、どんな食習慣が取り過ぎにつながるか、一から調査をやり直した。

その結果、年代別で食習慣の特徴がはっきりと表れた。

 働き盛りの20~50代ではラーメンやそば、うどん、カレーライスといった味の付いた主食、食器一つで済む食事の頻度が塩の取り過ぎに関係していた。

弁当とカップ麺、チャーハンとラーメンのような"主食重ね"も目立った。

店や製品で大差があるがラーメン1杯には6~7グラム、カレーライス1杯には2~4グラムの塩が含まれるとされる。

 一方、自宅で食べることが多い60歳以上では、煮物や漬物の皿数、種類が塩分摂取量に関係し、調理や献立の問題が中心だと分かった。

 

 新潟県はこれらの結果をまとめ、塩の取り過ぎにつながる10の食習慣をパンフレットに載せて栄養教育に活用。

さらに、働き盛りの減塩対策として社員食堂や、給食・弁当の業者に、減塩とともに野菜や果物の品数を増やすよう働き掛けている。

また、家庭で購入する加工食品にも課題があるとして、県内の食品産業に対しても減塩への協力を呼び掛けた。

 佐々木さんは「高血圧は健康に重大な影響がある。しかし、人の味覚は大昔から、体に必須な塩をおいしいと感じるようにできている。減塩目標を達成するには、実態を正確に捉え、根拠に基づいた息の長い取り組みが必要だ」と訴えている。

 

※外食が多いと難しいかもしれません。

腹八分、麺類の汁を全部飲まない、ソースなど調味料をかける量を減らし薄味に慣れるなど、できることから始めるしかないですね。

 

2016年

11月

16日

男性は職業により歯周病の発症に差がある

 歯周病は歯を失う原因の第1位。

発症の危険性は職業によって差があることを、岡山大病院が5年間の追跡調査で突き止めた。

背景には職業柄の不規則な睡眠やストレスがあるようだ。

研究者は「この結果を、歯と口の健康を考えるきっかけにしてもらえれば」と話す。

 

 歯周病は、口の中の細菌によって歯茎が炎症を起こし、最後には歯を支える骨が溶けてしまう病気だ。

喫煙や歯磨き不足などが発症の危険性を高めることが分かっている。

 

 岡山大病院予防歯科の入江浩一郎講師らは、2001年4月から02年3月の間に名古屋市で歯科検診を受けた人で、その時点で

(1)歯周病がない

(2)歯が20本以上ある

(3)職に就いている――という条件を満たす成人3390人を対象に、約5年後の状況を調べた。

すると、男性の32%、女性の24%が歯周病になっていた。

 

 このデータを職業別に解析し、これまでの研究で歯の病変が少ないと報告されている「専門的・技術的」な職の人を基準として比較。

その結果、男性では生産・労務、販売、運輸・通信の3分野で働く人が2・39~2・74倍、歯周病になりやすいことが分かった。

女性では、職業別の差は出なかった。

 

 入江さんは「歯周病リスクが高い職種では、定期的な歯科検診が重要でしょう」と話す。

女性は職業にかかわらず、口の衛生に関心が高いため差が出なかったとみている。

 

※毎日行うことで、生涯続けなければなりません。

歯磨きは、テレビを見ながら行うこともできます。

外食の時は、口をすすぐだけでも何もしないよりは効果があるようです。

歯周病は口の中の風邪のようで、万病の元にもなります。

良い生活習慣を身につけ、健康な生活を過ごしたいですね。

 

2016年

11月

14日

車は便利な道具ですが

 車のことで最近、気になることがあります。

赤信号になったときに交差点を通る車が多いです。

青信号から黄色になり数秒後に赤信号になります。

赤信号なのに直進する、左折・右折する車が信号が変わるたび、毎回のように見かけます。

数年前は黄色信号で交差点を通る車だったのに、いつの間にか赤信号で交差点を通る車になってしまいました。

もしかしたら街中を走る速度が上がっているため、信号が停まりにくくなっているのかもしれません。

速度が速くなると燃費が悪くなるので40km/h程度がエコのようです。 

 

陽が暮れる時間が早くなり、年末が近くなるこの時期、気持ちに余裕を持って運転したいですね。

 

2016年

11月

12日

高カカオチョコレートは腸内環境をよくする

 カカオ含有率が70%以上の「高カカオチョコレート」に肌の老化や便秘、動脈硬化の予防効果があることは広く知られている。

9月下旬、東京都内で開かれた「チョコレートの継続摂取による健康効果研究成果発表会」では、高カカオチョコレートを継続して食べることで腸内の有用菌が増え、腸内の環境が整うことが実証研究から明らかになった。

 

 研究は、帝京大と株式会社明治が共同で昨年7月~今年9月に行った。

対象は20歳以上50歳未満で、排便回数が週4回以下の女性31人。

カカオ含有率72%の高カカオチョコレート摂取群16人とホワイトチョコレート摂取群15人に分け、2週間にわたり、毎日25グラムのチョコレートを食べ続けてもらい、摂取前と摂取後の腸内の細菌状態の変化について比べた。

 便中の菌のDNAを読み取る最先端の技術を用いたところ、ホワイトチョコレート摂取群では、ほとんど変化がなかったのに対し、高カカオチョコレート摂取群では、「フィーカリバクテリウム」「メガモナス」「ブチリシコッカス」という短鎖脂肪酸生産菌が増加していることが明らかになった。

排便回数も増え、便量も増えた。

 

 研究者は、高カカオチョコレート摂取群のみに有意に増え、腸内で占める割合が高い「フィーカリバクテリウム」に着目した。

この菌は長寿の人の腸内に多く存在し、何らかのよい作用があるとみられている。

 研究を主導した古賀仁一郎・帝京大学理工学部准教授(バイオサイエンス学)は「フィーカリバクテリウムは、ビフィズス菌、乳酸菌に次ぐ善玉菌として注目されています。短鎖脂肪酸である酪酸を生産し、その働きは便通改善や大腸がん予防、長寿にも関係しているといわれています」と話す。

 便通に注目したのはこれまでの実証研究がきっかけだった。

2014年、明治などは愛知県蒲郡市の347人に高カカオチョコレートを1日25グラム、4週間摂取してもらい、生活習慣病を抑制する効果があるかどうかを調べた。

このとき、ポリフェノールの作用により動脈硬化のリスクが低くなったことが認められた。

この後の被験者アンケートで便通が改善したというコメントがあったのだ。

「便通がよくなったということは、ポリフェノール以外の何かが作用しているのではないか……と考え、今回の研究に着手しました」と古賀准教授は説明する。

 

 謎を解くカギとされるのが「短鎖脂肪酸」だ。

脂肪酸とは、油脂を構成する成分の一つで、数個から数十個の炭素が鎖のようにつながっている。

このうち炭素の数が6個以下のものが短鎖脂肪酸と呼ばれ酢酸、プロピオン酸、酪酸などが含まれる。

短鎖脂肪酸は、食物繊維やオリゴ糖などが大腸内で発酵することで作られる。

生成された短鎖脂肪酸の大部分は大腸の粘膜組織から吸収され、粘液の分泌、水やミネラルの吸収のためのエネルギー源として利用される。

一部は血流に乗って全身に運ばれ、肝臓や筋肉、腎臓などでエネルギー源や脂肪の合成に使われている。

 短鎖脂肪酸は弱酸性の腸内に有害な菌の増殖を抑える。

腐敗産物を減らし、粘膜上皮細胞の異常増殖を抑え大腸がんを予防する効果がある。

 また大腸の粘膜を刺激し、ぜん動運動を促進し便通を改善する働きもある。

このほか、人の免疫反応を制御することでクローン病などの炎症性腸疾患を予防し、インスリンの分泌促進で糖尿病を防ぐことも期待されている。

 今回の実験でわかったことを、古賀准教授はこう分析する。「高カカオチョコレートには、便のかさ増し効果による便通の改善と、フィーカリバクテリウムのような有用菌の割合を増やし、腸内環境をより健康にする効果が示唆された」

 

※鍼灸の手足のツボは腹部の五藏六府へとつながっています。

ツボは電車の駅に相当し、路線は主なもので14本あります。

路線が五藏六府につながっているため、手足を刺激する鍼灸治療で体調を調えることができます。

 

2016年

11月

10日

虚弱を改善、運動と乳製品

 介護が必要になる一歩手前の虚弱(フレイル)状態でも、高齢者の3割は4年後に改善していた、との追跡調査を筑波大学などのチームがまとめた。

 運動や乳製品摂取をしている人に多く、生活習慣の改善で要介護者を減らせる可能性があるという。

 

 調査は、2011年に滋賀県内で介護が必要なかった高齢者(平均75歳)を4年間追跡調査。

約3500人のデータを分析した。

〈1〉半年で体重が2~3キロ減少

〈2〉歩く速度が遅くなった

〈3〉運動の習慣がない

〈4〉5分前のことが思い出せない

〈5〉疲れを感じる――のうち、三つ以上該当した人をフレイルに分類した。

 

 開始時にフレイルだったのは470人で、4年間に21%が死亡、30%が要介護となった。

一方、32%がフレイルを脱し、状態が改善していた。

 生活習慣の影響を分析すると、軽く息が上がる運動を週1回以上する人は、しない人に比べ、フレイルから改善する確率が3倍。

乳製品を週5回食べる人も2倍に高まっていた。

逆に、地域の行事やサークルなどへの社会参加がない人は、要介護、死亡に悪化するリスクが2倍だった。

 

 調査をまとめた山田実・同大准教授は「高齢になると、体力低下は仕方ないと考えがちだが、要介護手前なら回復する可能性がある。あきらめず生活習慣に気をつけてほしい」と話す。

 

虚弱(フレイル)

要介護になる手前で、栄養不足や体力、認知機能の低下などが見られる。75歳以上では要介護になる要因の約半数に関連するとの報告もある。この段階で対策を取れば健康寿命を延ばし、医療、介護費の抑制につながる可能性があるとして、近年注目を集めている。

 

※運動というとスポーツ、競技を思い浮かべてしまうのかもしれませんが、まずは

『歩く』ことから始め、そのあとに早歩きという順番もよいです。

普段、身体を動かしていない人がいきなりフルマラソンは走れません。

 

2016年

11月

06日

うがい、手洗い、天気予報

 冬になると「うがい、手洗い」をしましょうとよく言われますが、もう一つ「天気予報」を見て気温の変化に備えてください。

 

 10月なのに最高気温が25℃超え、30℃を超える日も数日ありました。

そうかと思うと最低気温が一桁になる日も数日ありました。

気温の変動が大きく体調を崩し、風邪をひいている方が多かったようです。

天気予報をチェックして、昼間の服装はもちろんですが、寝るときの布団・毛布などをこまめに替えて、身体を冷やさないようにしてください。

身体を冷やすと抵抗力も低くなり、風邪などもひきやすくなります。

 今週も朝晩が冷え、5℃以下の予報も出ています。

冬本番になれば寒さ対策になりますが、11月も気温差が大きいようです。

また、空気も乾燥していますので、マスク、加湿器などで対策してください。

 

 昔から言われている偏りのない食事、質のよい睡眠、運動も体調管理には必要です。

冬を元気に過ごせるように、できることから始めましょう。

 

2016年

11月

04日

語彙力は対話量

 読書量だけでなく、さまざまな人と対話をする機会が多い人ほど、より多くの言葉を知っている傾向にあることが、ベネッセコーポレーション(岡山市)などの調査で分かった。

担当者は「自分の知識や考えを、ほかの人に伝えるアウトプットの重要性が見えてきた」としている。

 

 調査は7月、高校1年から60代までの社会人の約3千人にインターネットで実施。国語辞典や新聞から選んだ540語のうち、知っている言葉の割合を示した「語彙(ごい)力」と、読書量や対話の頻度との関係を調べた。

 漫画や雑誌を除く1カ月の読書量でみると、「まったく読まない」人の語彙力は平均58・0%。

冊数が多くなると語彙力も上がり、「10冊以上」の人は81・1%だった。

また、複数分野を読む人ほど語彙力が高かった。

 さらに対話の機会があるほど、語彙力の平均は高い傾向にあった。

友だちとの対話が「よくある」高校生・大学生は67・3%、「まったくない」63・6%。

「よくある」社会人は74・4%、「まったくない」で63・9%だった。

 

 高校生・大学生の場合、対話の相手が「友だち」よりも「学校の先輩・後輩」「学校の先生」の方が語彙力が高く、担当者は「年齢差がある相手には使う言葉を選ぶため、語彙が広がるのではないか」と分析している。

 高校生と40~60代の親世代で認知度に差がある言葉も調査。

「ディスる(けなす)」は高校生の88・5%が知っていたが、親世代は44・3%。逆に「阿漕(あこぎ)」は親世代の73・6%に対し、高校生は31・7%だった。

 

※電車の中では、スマホを見ている方が多いですが、その中でどのくらいの人が電子書籍をみているのでしょう。

紙の本を見ている人は数えるほどですよね。

 

2016年

11月

02日

花粉症の症状を米を食べて緩和

 スギ花粉の成分を含んだ特殊なコメを食べて、花粉症の治療につなげる臨床研究を、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター(大阪府羽曳野市)などが11月から始める。

うまくいけば、コメを食べるだけで根治できる可能性がある。

 

 スギ花粉による花粉症は、日本人の約4人に1人と推計されている。

スギの花粉に含まれ、花粉症の原因となる物質を少量だけ口に含んだり、注射したりして症状を抑える治療法があるが、3~5年かかる。

 

 臨床研究では、原因物質の目印となる部分が米粒の中で作られるように遺伝子を組み換えた「花粉症緩和米」を使う。

農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)が開発し、隔離して栽培している。

 コメは、日本人に身近な上、胃で分解されずに腸まで届くたんぱく質を含んでいる。花粉症の人が毎日食べ、この目印が腸で吸収されるうちに、体内の免疫機能がこの目印に慣れて、過剰に反応しなくなると考えられている。

原因物質そのものは含まれていないため、強いアレルギー症状は出ないとされる。

 

 2012~14年、東京慈恵医大で花粉症の患者らにこのコメを食べてもらったところ、症状は改善する傾向にあったが、効果ははっきりしなかった。

このコメによる副作用が出た人はいなかった。

 今回の研究では花粉症の10人に約1年間、このコメを毎日5グラム、普通のコメに混ぜて食べてもらい、血液検査でスギ花粉に反応する抗体の量をみる。

このほか3グループ各15人に約半年間、このコメと普通のコメを計50グラム、割合を変えて食べてもらい、効き目を比べる。

研究チームの田中敏郎・大阪大教授は「悪さをする免疫細胞だけを増えないようにすることができ、花粉症の根本的な治療になる可能性がある」と話している。

 

※花粉症の方には選択肢が増えるよいお知らせですね。

鍼灸治療でも花粉症に効果はあります。腸内フローラが関係しているようです。

 

2016年

10月

31日

色々な食材を食べると認知症のリスクが減る

 日々の食事で多様な品目の食品をバランスよく食べている人は、そうではない人に比べ、認知症につながる認知機能が低下する危険性が約4割低いことが、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の調査で分かった。

多様な栄養素や食に関する行動が、脳に好影響を与えている可能性があるという。

 

 同センターの大塚礼室長(栄養疫学)らは、60歳以上の約1200人を対象に、30点満点の認知機能検査を2000年から複数回実施した。

そのうち初回が28点以上だった60~81歳の570人について、連続3日間の食事の献立調査を実施。

穀類や野菜、肉などの食品摂取量から食事の多様性を数値化した。

 

 食事の多様性の数値が高い順に4グループに分け、認知機能検査の2回目以降の点数との関係を調べた。

その結果、食事の多様性が高いグループほど点数が下がりにくい傾向が見られた。

多様性の数値が最も高いグループは、最も低いグループよりも認知機能が低下する危険性が44%低くなった。

大塚室長は「認知機能は多様な栄養素によって維持されていると考えられる。買い物や調理などの準備行動も脳によい影響を与えているのだろう」と話す。

 

※準備行動で、季節の食材や料理の仕方など考えることの影響もあるのではないでしょうか。

歩きながら計算をする予防法は、身体と頭を使うため効果があるのと同じ気がします。

 

2016年

10月

28日

季節の変わり目、秋の土用

 11月7日が立冬で、10月20日から秋の土用にはいっています。

夏の土用の時に紹介しましたが、秋の土用の後は暦では「冬」になります。

土用のせいか、気温の上下が大きいため、早くも風邪をこじらせている方をみかけます。

 

 土用はもともと五行思想からきています。

五行である木火土金水を四季に当てはめると、春は木、夏は火、秋は金、冬は水となります。

季節だけでなく、味、色なども五行に含まれます。

 

  木 火 土  金 水

  春 夏 長夏 秋 冬

  酸 苦 甘  辛 鹹

  青 赤 黄  白 黒

 

味と色は食材を選ぶ目安になります。

秋は辛いもの、白いものになり、冬は塩辛いもの、黒いものを選んで食べるようにしてください。

特に季節により身体の不調が出やすい方は食事の時、積極的に取ることをおすすめします。

季節の味にこだわらず、食卓には五味が少量でも並ぶようにすると、自然と手が伸びるようです。

そんなときは、症状としては出ていない未病なのかもしれません。

季節以外の味、今ですと酸苦甘が食べたくなるときは、早めに休み体調管理に気をつけたほうが良いかもしれません。

気温の変化もあるので、出掛ける時は1枚多めに持って身体を冷やさないように。

 

中国伝統医学の漢方薬と同様に、鍼灸も五行の考え方は治療に取り入れています。

 

2016年

10月

26日

肺炎ワクチンの接種を

 「孫育て」に奮闘する祖父母が増えている中、孫からの感染で祖父母が肺炎になる可能性があるという。

肺炎は日本人の死亡原因の第3位。

家族が集まることの多いクリスマスや年末年始を控え、感染予防を心がけておきたい。

 

 肺炎は季節を問わずかかる可能性のある病気だが、死亡率は12月から翌年1月にかけてが最も高い。

普段の生活でかかる肺炎の原因菌の4分の1を占めるのは「肺炎球菌」で、子どもの鼻やのどに存在することが多い。

せきやくしゃみで飛び散った菌を吸い込み、その菌が肺まで到達してしまうと発症する。

糖尿病や心疾患などの持病や加齢で免疫力が落ちている場合に発症しやすく、繰り返すと重症化してしまう。

肺炎による死亡のほとんどが65歳以上だ。

 

 第一生命経済研究所が2014年に孫がいる55~74歳の男女1000人に行った調査では、孫の面倒を見た経験がある祖父は6割、祖母は7割。

さらに年末年始は家庭のイベントが多く、孫と祖父母の交流も多いため気をつけた方が良さそうだ。

米国の研究では、親族が集まるクリスマス休暇から年始にかけて、高齢者に子ども由来の肺炎が急増することを指摘したものがある。

子育て中の親世代には感染しなくても、免疫力の落ちている祖父母世代には感染しやすいことを示唆している。

 

 肺炎を予防するには、うがいや手洗い、口内をきれいに保つこと、規則正しい生活で免疫力を保つことなどが大切だ。

この他に、肺炎球菌ワクチンも発症や重症化を抑える効果があり、高齢者を対象としたワクチンは14年10月から国が接種を勧める「定期接種」となった。

65歳になる年に1回接種を受ける。

 子どもの肺炎球菌ワクチンは以前から定期接種とされ、93種類に分類される肺炎球菌の型のうち13種に対応している。

一方、高齢者に使われるワクチンは小児用13種のうち12種を含む23種に対応。

ワクチン販売元のMSD社によると、肺炎球菌で引き起こされる肺炎の66.5%をカバーするという。

飲み下す嚥下機能の低下などで菌が肺に入りやすい人でも重症化しにくくなる効果があるという。

 

 気をつけたいのは定期接種の対象者。

18年度までは経過措置で、その年度中に65、70、75歳……と5歳刻みの年齢を迎える100歳までの人が対象。

69歳や91歳など1歳でもずれると保険適用外の「任意接種」となるので、タイミングは逃さないようにしたい。

費用は無料~数千円で、自治体によって異なる。

 MSD社によると、今年3月末の推定接種率は65歳以上人口の約43%。

ワクチンは体調不良だと受けられない。

寒くなるとインフルエンザが流行することも考えられるので、早めの接種がお勧めです。

 

 2017年3月31日までの定期接種の対象者

対象者      生年月日

65歳になる人  昭和26年4月2日~同27年4月1日

70歳になる人  昭和21年4月2日~同22年4月1日

75歳になる人  昭和16年4月2日~同17年4月1日

80歳になる人  昭和11年4月2日~同12年4月1日

85歳になる人  昭和6年4月2日~同7年4月1日

90歳になる人  大正15年4月2日~昭和2年4月1日

95歳になる人  大正10年4月2日~同11年4月1日

100歳になる人 大正5年4月2日~同6年4月1日

 

※年配の方は、インフルエンザになったあとに肺炎を発症することもあるそうです。

インフルエンザの予防接種だけでなく、肺炎の予防接種も受けておいたほうが安心できます。

 

2016年

10月

23日

携帯電話のリサイクルで金メダルを

 2020年の東京五輪・パラリンピックのメダルを、携帯電話などから回収した金属だけで作ろう。

そんな夢の実現に向けて、研究者団体や早稲田大の学生らがインターネット上で署名を呼び掛けている。

携帯などの小型家電は、さまざまな金属を含むため新たな資源として注目されており、リサイクルへの関心も高めたい考えだ。

 

 環境に配慮した材料の研究者や企業でつくる団体「エコマテリアルフォーラム」(茨城県つくば市)が、今年1月にまとめた検討結果によると、全ての金メダル約1500個の製作に必要な金は、携帯電話約32万台分で調達できる。

 さらに、銀を含む医療用エックス線フィルムなどさまざまな廃品を集めれば、銀と銅も含めた全てのメダルをリサイクル金属だけで製作できるという。

 インターネット署名は、環境問題に取り組む早大の公認サークル「環境ロドリゲス」と同フォーラムが協力して7月に開始。

東京五輪・パラリンピック組織委員会などへの提出に向けて、9月末までに約1万人分が集まった。

 小型家電リサイクル法に基づく国の認定業者がある青森県八戸市、岩手県一関市、秋田県大館市も昨年夏、リサイクル金属をメダルに活用するよう組織委などに提案している。

 署名活動に取り組む早大3年の伊藤大直さん(21)は「日本の技術を世界にアピールし、小型家電のリサイクルに関心を持ってもらうきっかけになれば」と意気込んでいる。

 

※「日本の鉱山は携帯にある」といわれていますが、利用目的がはっきりしていると協力しやすいのかもしれません。

 

2016年

10月

21日

秋の空気

 暑いぐらいの日が何日か続きましたが、上空の空気が入れ替わったとかで秋らしくなりました。

朝晩が涼しくなってきます。

上着が手放せなくなり、電車の中での調節が難しくなります。

朝も冷え込みますので、そろそろ厚手のふとんに替えるなど身体を冷やさないように気をつけてください。

この時期に風邪をひいている人は、気温の変動が大きく、寝ているときに身体を冷やしているのではないかと思われます。

季節の食材を食べ、夜更かしせずに睡眠時間を確保することも大切です。

 

 空気も乾燥しています。

加湿器をいつでも使えるように準備したり、外から帰った時のうがい、手洗いをお忘れなく。

 

 

2016年

10月

19日

残った歯が少ないと外出が少ない傾向

 残った歯が少なく、入れ歯も使わない高齢者は、歯が20本以上残る高齢者と比べて「閉じこもり」状態になるリスクが2倍近い。

東北大の相田潤准教授(歯科公衆衛生学)らが、こんな調査結果を発表した。

会話や食事をためらいがちになるほか、栄養状態の低下で体力が落ち、週に1回の外出も難しくなる可能性があるという。

 

 相田准教授は、歯の健康を良好に保つ重要性を指摘。

「歯が少ない人は自分に合った入れ歯をして、快適にかんだり、しゃべったりできるようにすることが閉じこもりリスクの回避につながる」としている。

 相田准教授らは2006年、愛知県在住の65歳以上の高齢者に、歯の本数と外出の回数などを質問。

この時点で閉じこもり状態ではなかった4390人を

(1)自分の歯が20本以上残る人

(2)19本以下で入れ歯を使っている人

(3)19本以下で入れ歯を使っていない人の3グループに分け、4年間追跡調査した。

 その結果、4年後に週に1回も外に出ない閉じこもり状態になった人の割合は

(1)のグループが4.4%だったのに対し、

(2)のグループは2倍の8.8%、

(3)は2.2倍の9.7%だった。

 

 これらの数値に年齢や歯以外の健康状態などの条件を加えて調整した結果、65~74歳で入れ歯を使わない人が閉じこもりになるリスクは、20本以上残る人の1.8倍に上るとのデータが得られたという。

 

※歯から見るのも興味深いと思います。

歯は色々なことに関係するので、大切にしたいですね。

 

2016年

10月

16日

勉強する時間で記憶力に差が出る

 学習効果が高いのは午前中。

東京大学の研究グループは、学習に適した時間帯が体内時計によって調整されていることを突き止めた。

マウスを用いた長期記憶テスト(24時間後の認識テスト)では、活動期にあたる夜の前半が、最も学習効果が高い。

夜行性のマウスを人間に置き換えると、長期記憶のピークは昼の前半(午前中)に相当するという。

体内時計が壊れると長期記憶ができなくなることも明らかにした。

体内時計を健全なリズムに整えるには朝食を摂り、日の光に当たることが必要。

必ずしも徹夜勉強は効率的ではないようで、結局、学びには規則正しい生活が必須かもしれない。

 

 ヒトやマウスのような多細胞生物では、各細胞が統一された体内時計に合わせて、それぞれ適したリズムで活動している。

このリズムが乱れるとさまざまな悪影響が生じる。

脳の高次機能である記憶においてもリズムがあることは知られていた。

今回はマウス実験によって得られた成果で、マウスの長期記憶にも体内時計が支配していることを分子レベルで実証した。

 

 長期記憶は、視覚や聴覚からの情報を取得した短期記憶を固定化して獲得する。

今回のマウス実験では固定化過程での体内時計の支配を明らかにした。

さらに記憶を支配する海馬時計、すべての体内時計を支配する中枢時計(SCN)のいずれかが働かないと長期記憶ができなくなることも分かった。

一方、短期記憶(8時間後の認識テスト)は時間帯による有意差はなかった。

 

 体内時計は光や食事などの外部刺激によって24時間周期の日常生活に合わせた時間を刻むように調節している。

また、ストレスなどによってリズムが乱れることがある。

 

※試験時間は昼間だから同じ時間に勉強する、ということも言われていたと思います。

仕事や読書も午前中のほうが捗るのは気のせいではないようです。

 

2016年

10月

14日

バキュームカーのにおいをチョコの香りに

 紡績大手シキボウ(大阪市)や山本香料(同)など4社は、便を回収する衛生車(バキュームカー)から出る不快な臭いをチョコレートのような甘い香りに変える技術を共同開発したと発表した。

 シキボウと山本香料は2011年、悪臭を活用していい香りに変える香料の技術「デオマジック」を開発。

おむつやペット用商品などの消臭剤に使われてきたが、ニーズのあった衛生車でも真空ポンプを動かす潤滑油に配合できるようにした。

 潤滑油は、共同開発にも関わった衛生車製造の東邦車輛(横浜市)が10月から販売し、1缶(20リットル)3万5千円の予定。

小・中型衛生車で回収作業が約5回できる量だという。

全国で回収作業をする事業者に売り込み、16年度は売上高約3億円をめざす。

シキボウの担当者は「下水道など、ほかにも悪臭で困っている人は多い。今後も環境改善に貢献したい」と話す。

 

※においには、匂い(よい)と臭い(わるい)が漢字でも使い分けがあるようです。

 

2016年

10月

12日

秋らしく

 朝は寒いぐらいなのに、昼間は上着が無くても過ごせ、陽が傾いてくると肌寒い、すっかり秋らしくなりました。

30℃になった先週がうそのようですね。

そんな気温の変化に身体が対応しきれずに、風邪をひいている人も多いのではないでしょうか。

寝るときに1枚多くかけるなど、寒さ対策を忘れずに。

また、シャワーだけで済ませるのではなく、湯船でしっかり身体を温めることも大切です。

 

 今日の昼間は暖かく、植込みでは蜂も飛んでいたようです。

もしかしたら、洗濯物の中に紛れているかもしれませんので注意してください。

すっかり忘れていたのですが、子供の時に着替えたシャツに蜂がいて、腕を刺されました。

ミツバチだったのでさほど腫れず、そのまま出掛けたと思います(数十年前なのであやふや)。

曇りや雨が続いたので、布団が干せるような晴天は気持ちいいですね。

 

2016年

10月

09日

カプサイシンの効果

 森永製菓は、大阪大学大学院歯学研究科、自然科学研究機構生理学研究所と共同でヒト介入試験を実施し、トウガラシに含まれる辛味成分カプサイシンの摂取が大脳に与える効果を調べた。

味覚を認知する領域だけでなく、自律神経活動に関与する領域にも刺激を与え、体が温かく感じる体温変化との間にも相関性があることを明らかにした。

全身の自律神経機能へ影響を与える可能性が示唆され、「医食同源」の基盤を成す新たな科学的知見が得られた。

 

 研究グループは、被験者にカプサイシンを経口摂取してもらい、その際の脳活動を核磁気共鳴撮像装置(MRI)で検証。

その結果、カプサイシンの摂取により大脳皮質で味覚を認知する領域(島皮質味覚野)に生じる神経活動が、電気的信号を通じて隣接する内臓感覚運動機能をコントロールする領域(島皮質自律機能関連領野)や温度制御に関与する領域にも広がる強い脳活動が確認できた。

神経ネットワーク活動が領域間で刺激によって生じる特定の周波数により同期することが観察された。

自律神経活動が引き起こされると、辛味を感じることで汗をかいたり心拍が上昇する。

 カプサイシンは受容体を介し、これを活性化して味覚野の神経細胞を刺激するが、詳細な神経経路が不明。

異なる領域間に神経ネットワークができることは、食品成分による脳への影響や生理機能の解明につながるとして研究基盤構築を進めていく。

 

※現在だから脳やからだの働きが分かりますが、昔の人は誰かが見つけて周りの人と確かめて本などにまとめる、ということが行われていたことを考えると古典はとても面白く、大切ですね。

 

2016年

10月

07日

隠れメタボの人は血糖を取り込む力が低い

 太っていないのに血圧や血糖などに異常がある「隠れメタボ」の人は、血液中の糖を筋肉に取り込む力が落ちているとする研究結果を、順天堂大などのチームがまとめた。

 日本人は欧米人と比べ、太っていなくても生活習慣病を発症しやすいとされる。

太っていると血中の糖を体の細胞に取り込ませるインスリンというホルモンが効きにくくなるため、チームはこの現象が太っていない人でも起きていないかを調べた。

 

 研究に参加したのは男性114人。

さほど太っていない状態(体格指数=BMI23以上25未満)でも高血圧、高血糖、脂質異常のどれか一つでもある人は、異常がない人と比べ、インスリンの作用で糖を取り込む筋肉の能力が20%ほど低かった。

低さの度合いは、太っている「真性メタボ」の人たちとほぼ同等だった。

 真性メタボの人は、やせることで生活習慣病を防ぎやすいが、隠れメタボでは効果の高い予防法は確立していない。

インスリンの効きをよくするには有酸素運動や筋トレが効果的とされており、今回の結果は隠れメタボの対策につながる可能性があるという。

 順天堂大の田村好史准教授は「まずは少しずつでもいいので、体を動かす習慣をつけることが大切」と話す。

 

※やはり息が弾むくらいの運動がよいみたいです。

秋らしく涼しくなってきました。

身体を動かすには良い季節、寝冷えにも注意です。

 

2016年

10月

05日

口の中を噛んだとき

 食事をしているときに誤って口の中を噛んでしまうことはありませんか。

しばらくすると噛んだ場所に口内炎ができて、お茶や味噌汁がしみてしまう。

そんな経験のある方は、誤って噛んだ時に噛んだ場所を舌先で外側に向けて押してください。

時間は10秒程度でよいと思います。

その後は、2度噛みをしないように気をつけるのはもちろんです。

そうすると口内炎がしみることは、無いのではないでしょうか。

ちょっとしたことですが、違いが出るようです。

 

 噛んだわけでもないのに口内炎が出来るときは、食事の量が増えている食べすぎかもしれません。

その時は食事の量を減らすのと、合谷(親指と人差し指の股の付け根)をぎゅっと押してください。

 

2016年

10月

03日

健診成績から心筋梗塞の発症予測

 血圧やコレステロール値などの健診データと、喫煙の有無などの生活習慣を基に、現在40~69歳の男女が今後10年間に心筋梗塞と脳梗塞を発症する確率を予測するプログラムを、国立がん研究センターと藤田保健衛生大(愛知県)の八谷寛教授(公衆衛生学)らのチームが開発した。

選択肢を選んだり数値を入れたりすると、発症確率を表示するサイトも公開した。

 

 チームは、1993年時点で全国9カ所の保健所管内に住んでいた約1万6千人の中高年男女を平均16年間追跡し、観察開始から10年の間に心筋梗塞を発症する確率を予測するのに必要なデータは8種類であることを突き止めた。

具体的には

(1)性別

(2)年齢

(3)現在の喫煙の有無

(4)降圧薬服用の有無

(5)最大血圧

(6)糖尿病の有無

(7)HDL(善玉)コレステロール

(8)HDL以外のコレステロール(LDLコレステロールと中性脂肪)。

 

 チームはまた、脳梗塞については(8)を除く7種類のデータで予測可能なことも確かめた。

予測結果の正しさは、別の約1万1600人の集団でも確認できたという。

 八谷教授は「発症確率が10%を超える場合はかなり高いと考え、禁煙し、食事に気を配るなど生活習慣を見直すきっかけにしてほしい」と話す。

 サイトでは、血圧が高めで降圧薬を飲んでいない人の方が、降圧薬服用中の人より発症確率が低く出る場合もあるが、八谷教授は「降圧薬のメリットは過去の研究から明らか。治療中の人は医師の指示に従い服用の継続を」と呼び掛けている。

 

※詳しくは、藤田保健衛生大学のHPからためしてください。

生活習慣の通信簿みたいですね。

 

2016年

9月

30日

有酸素運動で血圧が下がる

 日本人の平均寿命は、厚生労働省の最新統計によれば女性87.05歳、男性80.79歳。

世界一ではなくても長いですね。

 長寿をもたらした理由の一つに慶応大の岡村智教教授は「成人が長生きになった最大の要因は、血圧が下がったこと」という。

日本人の血圧は1965年をピークに低下。

それに伴い、脳卒中による死亡が大きく減った。

 

 高血圧の人が生活習慣を変えることでどれほど血圧を下げられるか。

日本を含む世界の研究を分析した報告がある。

その結果だと、有酸素運動によって収縮期血圧(最高血圧)は4.6ミリHg低くなった。

 運動の中身はほぼ、30~60分の早歩きやジョギングを週3~5回のペースで続けるといったものだった。

収縮期血圧が4ミリ下がれば、脳卒中や心筋梗塞による死亡率が5~9%ほど下がるという推計もある。

 

 運動で血圧が下がるしくみの解明も進む。

東京大の山本希美子講師によると、体を動かすことで血流量が増えると、それを血管の内側にある細胞がキャッチして、血管の筋肉をゆるめる物質が放出されるらしい。

天然の降圧剤といえるかもしれない。

 

※暑さが落ち着き、身体を動かしやすい季節になってきました。

運動の秋、手軽な運動から始めましょう。

 

2016年

9月

28日

ストレスで肌荒れ

 ポーラ・オルビスグループのディセンシア(東京都品川区)はこのほど、心理的ストレスが肌荒れにつながるメカニズムを解明した。

ストレスがかかると体温が下がり、正常な角層を生み出す機能が鈍化するため肌のバリア機能が低下、慢性的に炎症を起こす状態になる。

 

 敏感肌の原因としては、環境変化にともなう幼少期から持つアトピー因子の再発や、物理的刺激、季節の変わり目による角層の乱れが知られていた。

今後、注目を集めるのは心理的ストレス。

 ディセンシアで有職者女性約130人に「仕事や日々の生活にストレスを感じるか」「ストレスを感じると肌荒れを起こすか」を尋ねたところ、いずれも9割超が該当した。

睡眠不足や年齢層にかかわらずストレスによる免疫力低下も合わせて指摘されている。

 

 ポーラ研究所と共同でメカニズムを解明した。

角層下の顆粒層内にあり、細胞間をつなぐタイトジャンクション(TJ)が正常な角層を生み出すとの知見を基にした。

サーモグラフィーでストレスを加えた肌状態を分析すると、末梢神経の収縮による血行悪化、体温低下がみられた。

そこからTJの不活性化につながり水分やカルシウムイオンが流出、肌のバリア機能が下がり炎症を起こしてコラーゲンを破壊、「枯れ肌」が進むという。

 

 ディセンシアは、敏感肌向けスキンケアブランドとして2007年に設立。

肌荒れ時の「一時的避難」とされてきた敏感肌コスメに対し、「使い続けられるコスメとしての付加価値提案」(同)を進めており、11年から15年にかけて売上高が16・1倍に成長した。

さらなる伸長を目指し、敏感肌のほかオーガニックや無添加、ドクターズコスメを含む「安心・安全」市場を見据えていく。

 

※「ストレスがかかると体温が下がり・・・」肌荒れだけでなく、身体(内臓)の働きも低下させていると考えられます。

 

受付時間 《予約制》

 日・水・木 :

 午前9時~午後7時


 月・金・土 :

  午前9時~午後4時

 

※お問合せの電話も時間内にお願いします 

 

火曜・第4日曜休診

臨時休診あり

 

問合せ・予約:

 090-8961-9056

(往診中は電話に出られないことがあります)

 

さいたま市北区東大成町

1-65-1-101