2019年

10月

17日

低体温者:6割が筋トレで正常値に

 高齢者がトレーニングマシンなどを使った運動に約2年間取り組んだ結果、低体温だった人の約6割が正常体温になったという研究成果を関西医科大名誉教授(循環器内科)で鶴見緑地病院(守口市)の名誉院長、岩坂壽二さんがまとめた。

筋肉量が増えるなどして体内での熱生産が進み、平熱が上がったとみられる。

体温が低いと免疫力が下がり、生活の質の低下につながる

岩坂さんは、健康寿命を延ばすため、適度な運動で筋肉量を増やし、平熱を正常値で維持することが大切だと呼びかけている。

 

 研究は2015年12月から約2年間、同病院のリハビリ施設に通った研究開始時76歳から96歳の88人(男性33人、女性55人)を対象とした。

通所を途中でやめるなどした280人は除外した。

88人のうち、日本人の平均の平熱とされる36.2度以下の60人を低体温群、36.3度以上の28人を正常体温群とした。

 筋力マシンやバイクこぎ、体操など約3時間半のメニューを週2、3回取り組んだ結果、低体温群のうち39人(65%)が正常体温になった。

平均の平熱は36.0度から36.3度に上昇し、体重、筋肉量の平均値も微増した。アンケート調査でも、歩行中のつまづきや転倒などが少なくなったと感じている人がいずれも半分を超えた。

 

 低体温群で正常体温にならなかった21人も平均体温が36.1度になり、筋肉量の平均値は変化なかったが、体重の平均値は増えた。

 一方で正常体温群から低体温に転じた人も5人いた。

この5人の平均値では筋肉量が5%、体重は7%、それぞれ減った。

 

 一部の研究によると1957年の日本人の平熱は36.98度だったが、近年では36.2度と下がっている。

岩坂さんは、生活が便利になったことに伴い筋肉量が減ったことが原因だと分析。

「体温は簡易簡便に計測できる健康方法であり、健康の指標の一つとしてもっと活用されるべきだ」と話す。

 

2019年

10月

04日

大人もワクチン 破傷風や帯状疱疹など

 感染症を予防したり、かかっても軽く済ませたりするためのワクチンには大人にも勧められているものがある。

子どもの時に打っていない、接種から年数がたち効果が低下したなど推奨理由は幾つかあるが、費用が自己負担になる任意接種のワクチンが多いこともあり、あまり知られていない。

利点に気付いてもらおうと専門家の団体が市民の啓発に力を入れ始めた。

 

 地域で医療に携わる医師らでつくる日本プライマリ・ケア連合学会は昨年6月、インターネットに「こどもとおとなのワクチンサイト」を開設した。

20歳以上の大人についても、毎冬のインフルエンザをはじめ10種類余りのワクチンについて、接種回数や勧める年齢層などを解説している。

まとめの中心になった総合診療医の中山久仁子さん(愛知県蒲郡市)は「大人にも大切なワクチンがあることを知らせたい」と狙いを語る。

一部を紹介しよう。

 ワクチンが特に必要な年齢がはっきり線引きできるのが破傷風だ。

土の中にすむ破傷風菌の毒素による感染症で、発病するとけいれんなどが起き致死率は2割超と高い。

 破傷風のワクチンは、乳児に原則無料の定期接種が始まったのが1968年。

それ以前に生まれた人は免疫がない可能性が高い。

「破傷風トキソイド」というワクチンを3回打つと基礎的な免疫ができる。

3回接種済みの人も、10年ごとに1回追加接種して免疫を上げるのが望ましいという。

 

 何週間も苦しいせきが続く百日ぜきは近年患者が増え、注目されている。

原因は百日ぜき菌。

乳児がかかると重症化し、命の危険もある。

 50年代から子どもへの定期接種が始まったが、70年代など接種率が低い時期もあるという。

ワクチン未接種の人は、百日ぜきのほか破傷風とジフテリアを含んだ3種混合(DPT)ワクチンの3回接種で基礎免疫がつく。

同ワクチンは子ども専用だったが、2016年から成人向けとしても国の承認を受けた。

 皮膚に帯状の発疹が出て痛む帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因。

過去に感染し体内に潜んでいたウイルスが、体力や免疫の低下とともに暴れだす。

水痘ワクチンは16年、50歳以上の帯状疱疹予防目的に使えるようになり、同学会は60歳以上の人に1回の接種を推奨している。

 だがこれは毒性を弱めたウイルスでつくった生ワクチンなので、抗がん剤治療などで免疫低下状態が長く続いている人は接種できない。

今年3月、免疫機能が低い人も使用できる不活化ワクチンが承認されたため、発売されれば生ワクチンが打てない人も接種できるとして期待されている。

 

 大人がワクチンを希望する場合、かかりつけ医がいればそこでの相談が基本になるが、ワクチンの種類によっては対応していない医療機関もある。

 ワクチンで防げる病気(VPD)から子どもを守ろうと08年に活動を始めたNPO法人「VPDを知って、子どもを守ろうの会」理事長で小児科医の菅谷明則さん(東京)は「小児科でも、子どものワクチンの充実に伴って医師の関心や対応力が高まっていった。大人のワクチンについて医師が全般的な知識を持つ必要があるのではないか」と指摘する。

 同会は「大人の感染症を防ぐことが子どもを守ることにもつながる」として、昨年からウェブサイトで大人のワクチンの啓発に乗り出した。

サイトでは、予防接種に積極的な全国の会員医師の名簿も公開している。

 

2019年

9月

26日

皮膚のコラーゲン、加齢でも壊れず

 肌の張りや弾力に関係する繊維状のたんぱく質「コラーゲン」が、皮膚の中で規則正しく格子状に並んでいることを、京都大学などのチームが突き止めた。

皮膚のしなやかさのメカニズム解明につながる成果で、アンチエイジングや再生医療の研究の進展が期待できるという。

英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

 

 皮膚には、体を守るバリアーの役割を担う表皮の下側に「真皮」がある。

真皮の主成分であるコラーゲンは電子顕微鏡で観察すると無秩序に見えるため、ランダムに並んでいるというのが定説だった。

 

 だがチームは、真皮のたるみなどから、これまでは十分観察できていなかったと考えた。

皮膚移植などの治療で余った真皮を使い、和太鼓の革のように円状にぴんと張り、特殊な試薬で透明化。

レーザー光を利用する顕微鏡を使って、コラーゲンの並び方を解析した。

 

 40代から80代の男女6人の太ももの真皮を調べたところ、コラーゲンなどが、規則正しく格子状に並んでいることがわかった。

加齢とともにコラーゲンがぶつ切れになると考えられていたが、今回の解析では、高齢者でもコラーゲンは維持されていた。

 京大の齊藤晋講師(形成外科)は「加齢によってコラーゲンの構造が壊れるのではなく、何らかの理由で弾力を失っていると考えられる」と話す。

真皮の構造がわかったことで、肌に弾力を取り戻すアンチエイジング研究や、通常の状態に近い皮膚を再生させる研究にも役立つという。

 

2019年

9月

18日

乳がんの増大や転移に自律神経が関与

 乳がんの増大や転移に、生命維持に重要な呼吸器や循環器などの活動をコントロールする自律神経が深く関与しているとする研究結果を、岡山大や国立がん研究センターなどのチームが英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」(電子版)で発表した。

抗がん剤など一般的な治療が効かないがんに対し、遺伝子治療などで自律神経を操作して、がんを抑制する新しい治療法の開発が期待される。

 

 自律神経は、脳からの指令を内臓や血管などに伝える末梢神経の一種。

活動的になる交感神経と、リラックスさせる副交感神経からなる。

慢性的なストレスががんを進展させる可能性は示唆されていたが、がん組織に自律神経が入り込み、どう影響しているかはあまり分かっていなかった。

 

 チームは、乳がん患者29人のがんの組織を顕微鏡で調べたところ、がん組織に交感神経が入り込んでいることを発見した。

また、再発しないで生存する割合が、がん組織内の交感神経の密度が高い患者は、低い患者と比べて少なかった。

 さらに、がん組織に入り込んだ交感神経の遺伝子を操作し、この交感神経を除去したところ、乳がんと転移がんを抑制できた。

 チームの神谷厚範・岡山大教授(細胞生理学)は「どのような自律神経のあり方ががんを抑制するのかを調べ、慎重に治療法を開発したい」と話した。

 

2019年

9月

11日

夏のインフルエンザ

沖縄県を中心にインフルエンザ患者が増えている。

沖縄の増加が全国平均を押し上げ、この時期としては10年ぶりの高水準となっている。

和歌山県(0.55)、宮崎県(0.52)、埼玉県(0.42)などでも報告数が全国平均を上回る。

専門家はこまめな手洗いなどの感染予防策を訴えている。

 

 国立感染症研究所が10日に発表した直近1週間(8月26日~9月1日)の全国1医療機関あたりの平均患者報告数は0.39人。

沖縄県では20.31人と全国平均を押し上げている。

新型インフルエンザが流行した2009年に次ぐ多さだった。

 

 

※明確な理由は分かっていないそうです。

予防には、手洗い、マスク、人込みを避ける、規則正しい生活など。

流行してからの予防では遅いでしょうから、1年中心がければ備えは万全です。

 

2019年

9月

02日

認知症と腸内細菌の関係 食習慣との関連調査へ

 腸内細菌と認知症に強い関係があることが、国立長寿医療研究センターもの忘れセンターの佐治直樹副センター長らの研究でわかった。

食事や生活習慣との関連を調べることで、認知症のリスクを減らす糸口が見つかる可能性があるという。

英科学誌サイエンティフィック・リポーツに論文を発表した。

 

 人の腸には1千種類以上、約1キログラムの細菌がいて、年齢で構成割合が変わる。研究チームは2016年3月から1年間に、もの忘れセンターを受診した人の便、磁気共鳴断層撮影(MRI)、心理検査などから腸内の細菌の構成割合や認知症の有無を調べた。

 有効なデータが得られた60~80代128人分を解析したところ、やせ形の人に多いとされる常在菌「バクテロイデス」が3割以上を占めた人たちは、そのほかの細菌が多い人たちに比べて、認知症の傾向が10分の1と低かった。

 腸内細菌の構成割合と認知症発症の因果関係はわからないが、腸内細菌の作る物質が脳の炎症を引き起こす可能性が考えられるという。

佐治副センター長は「今後、対象となった患者の追跡調査を進めて因果関係を調べる。食習慣との関連も解明して食事などを通じた予防法の開発にもつなげていきたい」と話す。

 

2019年

8月

25日

もうひと頑張り?

 暦の上では秋の「立秋」を過ぎ、暑さがおさまる「処暑」も過ぎたせいか、朝晩が涼しくなってきました。

今朝の気温は20℃近くになりました。

窓を開けて寝ていると、風邪をひくかもしれません。

月曜の朝は25℃を超えていたので、1週間のうちに5℃ぐらい下がったことになります。

夏の暑さで熟睡できずにたまった疲れを解消しましょう。

夜、涼しくなったと夜更かししていると、彼岸までの暑さでバテてしまいますよ。

暑さに負けないように、睡眠時間はしっかり確保してください。

 

2019年

8月

21日

肥満は聴力低下リスク

 肥満の人ほど聴力が低下するリスクが高いとする研究結果を、国立国際医療研究センターなどのチームが欧州臨床栄養学会誌に発表した。

肥満により聴覚の細胞が壊れるためとみられる。

肥満は脳卒中や糖尿病などさまざまな病気をもたらすが、年齢と共に衰える聴力をさらに悪化させる危険性がある。

 

 チームは、2008~11年度の健康診断で聴力が正常だった20~64歳の約4万8000人について、体格指数(BMI)が30以上▽25以上30未満▽25未満――の三つに分類。

25以上を「肥満」としたうえで、最大8年間にわたって追跡調査した。

 すると、人との会話と同程度の1000ヘルツの低音域では、BMIが25未満と比べて、30以上は66%、25以上30未満は21%、聴力の低下するリスクが高かった。

電話のベルと同程度の4000ヘルツの高音域でも、BMI30以上は29%、25以上30未満は14%、25未満と比べてそれぞれ高かった。

肥満に加え、高血圧や高血糖などメタボリック症候群の特徴を伴うと、聴力低下のリスクがさらに上昇した。

 

 肥満に伴い聴力が低下する理由について、空気の振動である音を電気信号に変えて脳に伝える「蝸牛」の血流量が減ったり、体が酸化して細胞が傷つく酸化ストレスが増えたりして、聴覚細胞が損傷することが考えられるという。

 

2019年

8月

10日

新型たばこも「リスク」、WHO

 世界保健機関(WHO)は、「新型たばこ」と呼ばれる加熱式や電子たばこに関して、有害物質が含まれるため健康上のリスクがあると指摘する報告書を発表、従来の紙巻きたばこと同じように規制が必要だとの見解を示した。

 加熱式たばこや電子たばこは近年、従来のたばこより有害物質が少ないと宣伝され世界中で急速に拡大している。

 

 報告書はこれらの新型たばこが、従来のたばこより健康上のリスクが軽減されるとして積極的に販売促進されていると指摘した上で「しかし、これらの製品にリスクがないわけではなく、長期間における死亡率などへの影響もまだ分かっていない」と強調した。

 一方、WHOは各国のたばこに対する規制の取り組みに関しても報告。

公共の場所での喫煙を禁止するなど何らかの対策を導入している国が2016年の121カ国から18年は136カ国に増え過去最多になったと評価した。

 

※東南アジアの国では、以前から電子タバコを禁止している国もあります。

 

2019年

8月

07日

熱中症になりやすい人、予防法

 梅雨明けの7月下旬から8月上旬は熱中症患者が1年で一番多い時期だ。

日本救急医学会の研究では熱中症になりやすい二つのグループがある。

二つとはどんな人たちで、熱中症はどうすれば防げるのか。

 

 熱中症の原因は、温度や湿度の高さといった環境要因と、体調や水分補給といった身体的な要因がある。

学会がまとめた報告書などによると、なりやすい一つめのグループは健康な若年・壮年層。

体を動かしているときになる。

 10代の中高生は体育の授業やクラブ活動中に発症することが多い。

建設現場などで肉体労働をする40、50代もなりやすい。

活動を始め数時間以内に症状が出るが、治療をすればすぐに回復しやすく、重症化する例は比較的少ない。

 

 二つめのグループは、高齢者。

暑い日が数日続くと体調が悪化、室内で安静にし体を動かしていなくてもなりやすい。心臓の病気や糖尿病など持病を持つ人も多く、治療をしても重症化する傾向だ。

この年代が熱中症による死者の8割近くを占める。

 

どちらのグループも予防には、

水分を十分とる

エアコンなどを使い暑すぎない環境を整える

場合によっては運動や作業を中止する

などが有効になる。

これに加え、都立多摩総合医療センターの清水敬樹救命救急センター長は「周囲の人が目配りして、異変に気づいたら声をかけることが大事」と話す。

 

2019年

8月

05日

こまめに水分を取りましょう

 暑い日が続きます。

部屋の中にいても熱中症になるような気温です。

予防のため、こまめに水分を取ってくださいと言われますが、取るほうからではなく、出るほうの「尿」から見てみます。

 

 体重1kg当たり1時間で1mlが尿になると言われます。

60kgの方は1時間で60ml、1日では60mlx24h=1440mlになります。

身体から1日に出る水分は、尿1500ml、皮膚からの蒸発500~600ml、肺(呼気)300~400ml、消化管(便)100mlの合計2500ml程度です。

1日に2500mlは、1時間で約100mlになります。

 

 のどが渇いてから水分を沢山飲んでも、飲んだ水分全部が吸収されるわけではなく、吸収できない水分は尿になるそうです。

「こまめの水分摂取」、「早めの水分摂取」と言われるのは、出ていく分しか身体が吸収できないと考えられ、1時間に100ml程度になります。

たくさん話す方(呼気から水が出る)、身体を動かし汗をかく方(皮膚から水が出る)は100mlでは足りないです。

 

 水・お茶・ジュースなどを毎時、飲めるだけ飲んでもらう取り組みをしている高齢者施設もあります。

同じ飲み物だけだと飽きてしまうからでしょうが、持病のある方は医師などに確認が必要と思われます。

 

 1日に取る水分は、水など液体1300~1600ml、ごはんなど食物700~900ml、体内での代謝性の水200~300mlの合計2500mlになります。

昔、「健康のため1日2000ml水を飲みなさい」と言われましたが、個々人の過ごし方で身体から出る量が変わるため、出る量を考えずに飲む量を増やすと、体調を崩すことになります。

 

 熱中症の予防には、水分を取るだけでなく、室温の管理も大切です。

 

2019年

7月

27日

熱中症の自覚症状「しびれ、頭痛」さまざま

 全国的に猛暑に襲われ、気象庁も「異常気象だった」と認定した昨夏。

総務省消防庁のまとめによると、昨年5~9月の熱中症による全国の搬送者数は合計9万5137人で、前年の2倍近くに達した。

死者は160人、重症者は2061人に上った。

今年は4月29日~6月9日の全国の救急搬送者数(速報値)は計5832人。

これからが暑さ本番。熱中症にどう備えたらいいのだろうか。

 

 「手足がしびれる」「頭が痛い」「吐き気がする」

 毎夏、暑さが厳しくなるにつれて、名古屋市消防局にはこうした通報が増える。

市内では昨年5~9月、計2079人が搬送された。

最高気温が35度以上の猛暑日が続いた昨年7月後半には急増したという。

 総務省消防庁のまとめによると、熱中症の発症場所で最も多かったのが住宅内で40%。

路上が13%、工事現場や工場などの仕事場が11%、学校などの教育機関が7%だった。

また、年齢別でみると、搬送者の半数近くが65歳以上の高齢者だった。

 名古屋市消防局の担当者によると、エアコンがあるのに使っていない高齢者が多いという。

「救急隊が到着すると、室内はサウナのような状態。年を取るとともに、暑さを感じる機能が落ちていく。危険が迫っていても、なかなか気づかないのだろう」と指摘する。

 

 熱中症は、体温が上がりすぎることで起きる障害の総称だ。

軽い脱水状態から臓器が働かなくなる重症まで含まれる。

頭がボーッとしたり、体のだるさを覚えたり、体が思うように動かなかったり、失神したり……、自覚症状はさまざまだ。

 暑い日、運動中はもちろん、日常生活を送っていても体は熱を発している。

通常なら、手足など体の表面の血管が広がり、空気中に熱を出す。

汗も出て、蒸発する時に周囲の熱を奪うこと(気化熱)により体が冷える。

それらがうまく機能しないと、熱中症につながる。

 気温が高すぎると、広がった血管から空気中に熱が逃げてくれない。

湿度が高ければ、汗が蒸発しにくくなる。

汗は出るのに体は冷えず、むしろ脱水症状が進むことになる。

 汗で体の水分が減ると、その分、血液の量も減る。

体のあちこちに血液が行き渡らなくなると、栄養や酸素を運ぶことができなくなり、臓器に障害が起きる。

これらが熱中症のメカニズムだ。

加齢で心臓の機能が落ちている場合は、なおさら重症になりやすくなる。

 

 熱中症のリスクが高いのは、高齢者や乳幼児、肥満の人。

二日酔いや寝不足などで体調不良の人も危険だ。

糖尿病や心臓病など持病のある人もリスクが高いとされる。

 気温や湿度が高い日だけでなく、日差しが強かったり、閉め切った室内にいたりしても危険が高まる。

急に暑くなった日も、体が慣れておらず体調を崩しやすいという。

 「熱中症は、夏の2カ月という短期間で亡くなる人が大勢出る。全国規模の災害と言える」と指摘するのは、帝京大学の三宅康史教授(救急医学)だ。

「梅雨明け、昼も夜も暑くなると、家の中も暑くなる。そうなると誰でも熱中症になりうる。ただ、注意をして対策を取れば、被害を減らせる」と話す。

 

※温度計、湿度計で確認することも大切です。

 

2019年

6月

24日

1万歩以下でも死亡率低く 米の高齢女性で研究

 健康のためには1日1万歩は歩くのが望ましいとよく言われるが、高齢の女性では1日4400歩程度の歩数でも、死亡リスクの低下がみられたという研究結果を、米ハーバード大のチームが米医学誌に発表した。

 

 チームは2011年から、約1万7千人の米国女性(平均年齢72歳)に、歩数や歩く速度などを測定できる活動量計を連続7日間装着してもらって1日の平均歩数を算出した。

その後、約4年間の追跡期間中に504人が死亡した。

 

 被験者を、平均歩数の多さによって四つのグループに分け、死亡リスクとの関係を調べたところ、歩数が最も少なかったグループ(平均約2700歩)に比べ、少ない方から2番目である平均約4400歩のグループの死亡リスクは41%少なかった。

 別の計算法でも分析した結果、死亡リスクは歩数が増えるほど小さくなっていき、約7500歩以上で最小となった。

歩数が同じであれば、歩くのが速くても遅くても死亡リスクにはっきりした違いはなかった。

 

 1日の平均歩数は国によって違い、7千歩を超える日本に対し、米国は4千歩台だという。

チームの研究者は「今回の結果がすべての国に当てはまるかどうかは不明だが、1万歩も歩くのはとても無理だと思っている人への励ましになれば」としている。

 チームによると、活動量計の目標値が1日1万歩に設定されていることは多いが、その理由は実はよく分かっていないという。

論文は1960年代に日本で歩数計が「万歩計」として売り出されたのが始まりではないか、との説を紹介している。

 

2019年

6月

10日

健康食品の被害9割は痩せる目的

 健康食品には明確な定義がなく、制度上は食品として扱われる。

一方、消費者の多くは特定の効果を期待して利用し、制度との間に大きなずれがある。2004年からウェブサイトで「『健康食品』の安全性・有効性情報(HFNet)」を公開している国立健康・栄養研究所は、10~16年の注意喚起、健康被害などの情報を集計し、結果を発表した。

専門家は、本当に自分に必要かどうかを消費者もよく見極めてほしいと話している。

 

 HFNetは、健康食品の最新ニュースや基礎知識、話題の成分の安全性や有効性の根拠に関する研究情報のほか、国内外の行政機関から、健康食品との関連が疑われる健康被害や摘発、自主回収などの情報を収集して掲載している。

 まとめによると、期間内に注意喚起があった情報は計2124件だった。

そのうち国内情報は276件で、注意喚起の理由としては、本来は食品に入っていてはいけない医薬品成分の「混入・表示」が85%で最多。

使用目的別では性機能改善が64%と過半数で、次いで痩せる目的が19%だった。

 

 注意喚起情報のうち、健康食品の摂取と関連があるとして公表された健康被害の情報は世界で181件。

うち国内は22件で、内訳は21件が医薬品成分の混入、残る1件は有毒な植物成分が含まれていた。

20件は錠剤かカプセル、残りは粉末とティーバッグの形だった。

 22件の使用目的別で、痩せる目的が20件と91%を占めた。

被害を受けたのは19人が女性。20代7件、30代6件、10代3件と、特に若い世代で目立っている。

 

 ただし「この数字には注意が必要だ」と同研究所の佐藤陽子・健康食品情報研究室長。

「行政当局が健康食品と健康被害の関連を公表するのは、因果関係がある程度はっきりしたものだけ」だからだ。

医薬品成分は健康への影響がよく分かっているため因果関係が特定しやすい。

若い女性が目立つのも、高齢者に比べてほかに医薬品を飲んでいることが少なく、健康食品の影響がはっきりしやすいためだという。

 「健康食品を取った後に体調が悪くなっても、多くの人は買ったり食べたりすることをやめるだけで、通報することはまれ。実際の被害はずっと多いはずだ」と佐藤さんはみている。

 健康食品に詳しい国立医薬品食品衛生研究所の畝山智香子安全情報部長も、健康被害について「報告はごく一部だろう。薬と違って健康食品にはどんな成分がどんな形でどのぐらい入っているかが分からず、ほかの食品や薬との相互作用も不明。因果関係はまず特定できない」と話す。

 

 畝山さんは「食経験のない物には特に注意が必要」と強調する。

古くからの伝統的な食品でも、少量を煮て食べていた物を粉末にして大量に口にしたりすれば、思わぬ影響があり得るという。

ダイエット目的の利用が多いことにも、日本の若い女性は将来の骨粗しょう症が心配なほど痩せ過ぎが懸念されており、必要性は疑問だとした。

 畝山さんは「病気の治療や予防効果に科学的根拠があるのならそれはもう医薬品だ。本当に必要な体調なら医師の診察を受けるべきで、健康食品を薬代わりにするのは間違った考え方だ」と言い切った。

 国立健康・栄養研究所はHFNetを順次リニューアルして、情報の更新をスピードアップする。

併せて、同じ名前で開設しているフェイスブック、ツイッターなどソーシャルメディアを通じて、より分かりやすい情報発信をしたいとしている。

 

2019年

5月

22日

子供の夜更かしは虫歯のもと

 夕食や就寝の時間が遅いと、子どもが虫歯になるリスクが高まるとの調査結果を、北海道医療大や北海道大大学院の研究チームがまとめた。

経験的に悪いとされてきた夜更かしの影響が、科学的に証明されたという。

 

 2012年8月~13年2月、北大病院で歯科外来を受診した16歳以下の230人を調査。

就寝や食事、歯磨きの時間などを、8日間記録してもらった。

1~16歳の140人から有効な回答があった。

 その結果、乳歯のみが生えている2~7歳の子どもは、就寝や夕食の時間が遅かったり、夕食の時刻にばらつきがあったりすると、虫歯の本数が多いと判明した。

永久歯の11~16歳の場合、夕食時刻のばらつきのみについて虫歯との関連が立証され、幼い子どもほど夜型の生活習慣の影響を受けやすいと考えられるという。

 

 夜間は唾液の分泌が減り、細菌が増えるとされている。

研究チームは夜更かしすると夜に食べることが増え、虫歯の可能性が高まるとみている。

北海道医療大の西出真也講師は「虫歯予防の観点からも、家庭や学校で早寝早起きを推奨してほしい」と呼び掛けている。

 

2019年

5月

10日

受診の必要性AIがお答え 埼玉県のHPで試験導入

 県は、人工知能(AI)を活用し、深夜や休日など急な病気やけがで困った際に医療機関への受診の必要性を判断する「AI救急相談」サービスを試験的に導入した。

AIでの救急相談の導入は、自治体では全国初という。

大型連休中は県内の医療機関の約6割が休診となるため、担当者は「県民の不安解消につながれば」と話している。

 

 県のホームページから「埼玉県AI救急相談開始」をクリックし、年齢や性別などの基本情報を入力後に、「熱が出た」など、症状を入力。

チャット方式でやりとりをすると、AIが医療機関の受診が必要かどうかなどを判断する仕組みだ。

 例えば、「せきが出る」と書き込むと、「胸痛や激しい頭痛」などの症状について問われ、「どれも当てはまらない」を選択した場合、AIが「現時点では医療機関に行く必要はないでしょう」などと回答を導き出す。

さらに、「水分はこまめに摂取してください」などのアドバイスも表示する。 

 

 緊急度を5段階で判定し、スマートフォンから相談を行った場合、最も緊急度の高いランクになると、119番のボタンが表示され、直接、救急車を呼ぶことも可能だという。

医師の監修のもと、熱中症やうつ、風邪の症状など108ものパターンに分類される。

 県は2017年から、年中無休で看護師が急な病気の電話相談に応じるサービスを行っており、県医療整備課によると17年度は大人約6万2500件、子ども約9万2800件の相談が寄せられた。

 相談は医療機関が休診する夕方以降や休日に急増。「電話がつながりにくい」などの苦情も出ていた。

また、8割は緊急で救急車を呼んだり受診をしたりする必要がないような内容だったという。

このため県はAIを使った相談サービスの導入に踏み切った。

 医療整備課の担当者は、「相談できる手段を増やしておくことで県民の不安を取り除いていきたい。全ての問題の解決ではないが、一つの方法にはなる」としている。

 相談サービスは5月末まで試験導入され、夏休みに合わせて7月中旬から本格的な運用を始める。

 

2019年

4月

21日

春の土用

 5月6日の「立夏」の前18日間、4月17日から5月5日は、「春の土用」です。

「土用」とは、木火土金水がすべてに当てはまるという、五行思想に由来する言葉です。

これを四季にあてはめると、春は木、夏は火、秋は金、冬は水。

それぞれの季節の間が土。

立春、立夏、立秋、立冬の前18日間のことを「土用」と言いました。

もともと土用は年4回あったということです。

 

 「土用」という名前の由来は、土は五行の土性で、用はハタラキということで、「土性が働く期間」ということです。

土は元来、物を変化させる作用をするので、春の土用があけると夏に、夏の土用があけると秋に、秋の土用があけると冬に、冬の土用があけると春になるが、冬の土用の最後の日を特に「節分」といって、一年の大きな節目にしました。

 

 身体の臓腑を五行に当てはめると、臓は肝心脾肺腎、腑は胆小腸胃大腸膀胱となり、土は消化器系の脾胃になります。

季節の変わり目で、天候が不順なこともあり、胃腸に負担をかけないように体調管理に気を付けてください。

 

2019年

4月

08日

世界最短・最細の注射針を発売 テルモ

 テルモは2月25日、長さ3mm、外径0.18mm(34G)の世界で最も短く、最も細いペン型注入器用ディスポーザブル注射針「ナノパスJr.」を発売したと発表した。

ナノパスは、インスリンや成長ホルモンなどを自己注射する際に用いる。

2005年の発売以来、注射針を細くすることで注射時の痛みの低減を追求してきた。

今回発売の製品は、同社が2012年に発売した同じ34G注射針より、1mm短くし、小児ややせ型、皮膚の薄い患者に使いやすいように改良した。

 

 同社は、1日数回にわたる注射時に、痛さなど恐怖心を和らげ、治療を続けやすくすることを目指して開発。

05年の0.2mm径を発売以降、12年に0.18mm径を実現した。

10年で累計10億本を販売したという。

21年度には年間3億本の販売を目指す。

今回発売した製品で小児から使い慣れてもらい、従来品に移行することを想定する。

希望小売価格は70本入2100円(税抜き)。

 

※鍼灸治療によく使う鍼と同じ太さです。

インフルエンザの予防接種も注射針が細くなりましたね。

注射は針だけで刺しますが、鍼灸の鍼は管に入れて刺すため痛みを感じない、刺したのが分からないときもあります。

 

2019年

3月

17日

男性も日焼け止め対策

 気が早いかもしれませんが、「紫外線対策」の話です。

肌のしみやしわ、たるみなどの老化は、加齢よりも紫外線を浴び続けることで肌がダメージを受ける「光老化」の影響が大きいと考えられるのに加え、紫外線は皮膚がんの原因にもなる。

 

 皮膚は加齢とともに老化するが、老化の程度は体の中でも差がある。

例えば、顔にはしわやしみが目立つお年寄りでも、腹部や太ももはさほど変化がないことが多い。

これは、太陽光に当たって紫外線を浴びる時間が違うからだ。

 

 東邦大医療センター大森病院(東京都大田区)の関東裕美・皮膚科臨床教授は「紫外線を防がなければ、加齢による老化に『光老化』が上乗せされる形になり、皮膚の老化がより早く起きてしまう」と解説する。

 人の皮膚は「表皮」と、それより深い「真皮」から成る。

表皮に紫外線が当たると「メラニン」という色素が作られる。

いわゆる「日焼け」だが、度合いが過ぎると皮膚のしみの原因となる。

 

 紫外線はさらに「真皮」にも入り込み、組織を傷つけて変性させてしまう。

 これが長年繰り返されると、コラーゲンなどを成分とする「膠原(こうげん)線維」などが細くなり、真皮に隙間が増えていく。

その結果、皮膚の張りを維持しづらくなり、しわやたるみが生じる。

 

 この厄介な紫外線は、長期的に見ると日本の地表に届く量が増えている

 気象庁が紫外線の量を国内3地点(札幌市、茨城県つくば市、那覇市)で1990年ごろから観測した結果、1年間の積算量で見ると、札幌市が10年間で3・2%、つくば市が4・2%のペースで、それぞれ増加した

理由ははっきりしないが、環境技術の向上によって空気がきれいになり、紫外線を散乱・吸収していた微粒子が減ったためとの推察がある。

 

 紫外線の予防は、太陽光を遮ることが基本だ。

夏は、長袖や襟付きの衣服で肌の露出を少なくすると、体に熱をためてしまい熱中症になる危険がある。

日傘や帽子で直射日光を避けたり、紫外線の量が特に多くなる午前10時から午後2時ごろの外出を控えたりするほか、日焼け止めを上手に使うのも有効だ。

 

 東邦大大森病院の関東教授が特に日焼け止め使用を勧めるのは男性。

女性に比べて対策を取らない人が多く、太陽光にさらされやすい短髪の人も多いからだという。

「外出する時には日焼け止めを塗って遮光する、という習慣を身につけてほしい」と訴える。

 塗り方は「1円玉2枚分くらいの量を、顔全体にしっかり塗り込む」。

顔だけでなく、耳や首も忘れないようにしたい。

また、日焼け止めに含まれる紫外線の吸収剤がしみて痛みを感じる場合があり、こうした人は吸収剤が含まれない「ノンケミカル」と呼ばれる種類の商品を選ぶといい。

商品の表示を見るか、薬剤師に聞けば確認できる。

 

 一方、紫外線には体内でビタミンDを作り出す作用があり、一定量であれば浴びることは健康に役立つ。

国立がん研究センターのグループは3月、約8000人を対象とした疫学調査で、ビタミンDが十分な人は、不足気味な人よりもがんになるリスクが約2割低かったとの論文を英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表している。

また、ビタミンDは骨の新陳代謝に関連しており、不足すると骨粗しょう症や骨折が起きやすくなる。

 国立環境研究所(茨城県つくば市)の中島英彰主席研究員(大気物理化学)は「夏の紫外線は強いため、比較的涼しい時間帯に15分程度、浴びるのがいい」と話す。

 

※気温は低いですが、日差しは強くなってきています。

春の彼岸から、秋の彼岸まで日焼け対策するのはいかがですか。

 

2019年

3月

07日

腸内細菌で認知症リスク減

 腸内に特定の細菌が多い高齢者は、そうでない人と比べて認知症の発症リスクが10分の1と大幅に低い可能性があるとの研究結果を国立長寿医療研究センター(愛知県)や東北大、久留米大(福岡県)などのチームが、英科学誌電子版に発表した。

 長寿研の佐治直樹・もの忘れセンター副センター長は、細菌の作る物質が脳に影響している可能性があるとみており「食事などを通じた認知症の予防法の開発につながるかもしれない」と話している。

 

 チームは、長寿研のもの忘れ外来を受診した高齢者128人について、認知機能の検査とともに検便を実施。

便から腸内細菌のDNAを取り出して分析し、認知症との関連を調べた。

 その結果、認知症の人は、そうでない人と比べ「バクテロイデス」という種類の細菌が少ないことが判明。

 

バクテロイデスが腸内細菌の3割超を占めるグループは、認知症を発症していない人が多く、リスクは10分の1と見積もられた。

一方で種類の分からない細菌が多い人はリスクが18・5倍に上った。

 

 人の腸には乳酸菌や大腸菌など、重さ1キログラム、千種類以上の細菌が生息している。

年齢や、食事といった生活習慣などによって種類が変化し、肥満や心疾患に関係するとの研究もある。

チームは今後、実際に腸内細菌が認知症発症の原因となるかどうかを詳細に調べる。

 

※海外では、便を水で薄めて移植する治療も行われ、症状改善に効果が出ているようです(認知症ではありません、NHKスペシャルで放送されたと思います)。

そうなる前に、漬物、納豆、みそなど発酵食品を積極的に食べて、腸内を改善したいですね。

 

2019年

2月

14日

床付近が低温でリスク増 部屋間温度差でも血圧高く

 住宅の断熱化が住人の健康に与える影響について、国土交通省は、床付近の温度が低いと高血圧や糖尿病で通院する割合が高くなるとの調査結果を公表した。

また、寝室と居間など部屋間の温度差が大きい住宅では、血圧が高くなる傾向があることも判明したという。

 

 住宅メーカーなどでつくる団体が、国交省の支援を受けて2014年度から継続調査している。

対象は住宅の断熱改修を予定している2307戸の4131人で、男女はほぼ同数、平均年齢は約57歳。

このうち実際に改修した679戸の1194人については改修前後の比較もしている。

 床上1メートルの温度が16度以上、床付近が15度以上の住宅で暮らしていて高血圧や糖尿病で通院している人の割合を1とすると、床付近の温度が15度未満の住宅では高血圧の人が1・51倍、糖尿病は1・64倍となった。

室温が低い住宅では、音が聞こえにくい症状や骨折、ねんざなどが増える傾向も見られた。

 起床後に寝室から居間に移って血圧を測定する調査では、居間、寝室とも18度の場合に比べ、居間は18度、寝室は10度と温度差がある場合は最高血圧が2ミリHg高まるという結果が出た。

調査委員会の伊香賀俊治・慶応大教授(建築学)は「床下断熱を備えると、健康への影響を低減できるといえる」と話している。

 

※床上70cmで22℃ぐらいあっても、床では18℃ぐらいでした。

エアコンの設定は22℃、サーキュレーターを使用しています。

エアコンを5時間ぐらい運転してから温度計を移動して測りました。

 

2019年

2月

03日

60代のカロリー摂取が最多、若い世代は減少

 食事で摂取する1日当たりのカロリー量を20代以上で調べた結果、男女とも60代が最も多かったことが、厚生労働省による2017年の国民健康・栄養調査で分かった。

20~40代のカロリー摂取量は20年間で1割前後減少し、朝食を抜くなど食生活の乱れもみられる。

同省の担当者は「定年退職し、食事や運動に時間を使う余裕ができた60代が相対的に高くなった可能性がある」としている。

 

 カロリー量は、タンパク質と脂質、炭水化物の三大栄養素の摂取量から算出した。

60代は男性が2218キロカロリー、女性が1794キロカロリー。

男性は20代と比べて107キロカロリー、30~50代よりも54~84キロカロリー多かった。

女性は20~30代と比べて100~109キロカロリー多く、40~50代よりも70~90キロカロリー多かった。

タンパク質も男女とも60代が最も多く取っており、年齢が上がるほど魚介類の割合が高くなった。

 

 1997年の調査結果と比べると、摂取カロリーは20~60代の男女とも減少。

20~40代では、男性が164~255キロカロリー、女性が151~204キロカロリー減っているのに対し、60代は男性が19キロカロリー、女性が26キロカロリーの減少にとどまっていた。

 若い世代を中心に摂取カロリーが減っていることについて、同省の担当者は「メタボリック症候群という言葉が定着するなど健康志向が高まり、カロリーを気にする人が増えていることが影響しているのではないか」と話している。

 

 調査は17年11月に、無作為抽出した約5千世帯に実施し、約3千世帯から回答を得た。

 17年の調査では、65歳以上の高齢者の生活習慣と健康状態との関連も初めて調べた。

 65歳以上では、男性の12・5%、女性の19・6%が、体格指数(BMI)が20以下の「低栄養傾向」だった。

「週に1回も外出しない」と答えた男性の低栄養傾向の割合は28・6%で「外出する」とした男性の約3倍に達していた。

 

※厚労省の調査結果です。

いろいろな情報が入手できるようになり、カロリーが減っているのでしょうか。

 

2019年

1月

13日

冬に夏用

 寒い日には、どうしても重ね着になります。

寒い外に合う服装だと、電車・バス・室内では暑く、汗をかいてしまうこともあるのではないでしょうか。

そんなときの対策として「吸汗速乾」の夏用肌着を着ませんか。

 

 気温が低い前提で厚着をして出かけます。

厚着のまま歩いているとわりと体が温まることもあります。

暖房のきいた電車、バスで移動することもあります。

用事があり、やはり暖房のきいた店で買い物をすることもあるでしょう。

そんなとき汗をかいてしまい、肌着が汗を吸って冷えてしまうこともあります。

すぐに着替えができればよいのですが、着たまま乾くのを待つことになるのではないでしょうか。

乾く前に外に出ることになったとき、汗が冷やされて寒い思いをすることもあるかもしれません。

 

 肌着だけでなく、場合によっては靴下も夏用が良いかも。

どちらも試してみる価値はあると思います。

予期せぬ「冷や汗」をかいたときにも助かると思います。

 

2019年

1月

07日

情報はたくさんあるけれど

 いろいろな健康法、身体によい食材などがテレビや雑誌などに取り上げられますが、昔から伝わる方法を試してみませんか。

 毎日ラジオ体操や歩くなど運動をする(できれば息が弾む程度)、早起き早寝をする、住んでいる地域で採れる旬の食材を食べる、偏りなく食べる、集中できる趣味を持つ、大きな感情の起伏を作らないようにする、酒は二合までにする、週に二日は飲まない、身体を冷やさない、筋トレをするなどです。

 どれも聞いたことはあっても、実行していることは少ないのではないでしょうか。できることから始めてみませんか。早ければ一か月もしないうちに体調に変化が出ることもあるでしょう。いくつか続けていくとさらに効果が出てくると思われます。

 江戸時代に健康法を「養生訓」にまとめ、自らも実践していた貝原益軒は当時としては84歳という長寿でした。現代にも当てはまり参考になる内容がまとめられています。

2018年

12月

22日

かかと落とし2

 久しぶりに会った知り合いが、痛風になっていました。

調べてみようと借りた本に、先日の「かかと落とし」に関連するアディポネクチンと尿酸値の関係が出ていましたので紹介します。

 

 内臓脂肪からは、さまざまな生理活性物質が分泌されています。そのひとつであるアディポネクチンは高尿酸血症や痛風と深く関わっていることが分かってきました。

 アディポネクチンは、内臓脂肪が過剰になると分泌が減少します。このような状態では、尿酸値は高くなります。逆に、分泌が増えると尿酸値は低下します。このことからも、高尿酸血症と内臓脂肪型肥満が密接な関係にあることがわかります。

 アディポネクチンは、糖尿病とも関連があります。アディポネクチンの分泌量が低下すると、ブドウ糖が効率よく使われなくなり、血糖値が上昇します。余ったブドウ糖は中性脂肪に姿を変えて脂肪細胞に蓄積されます。そのことで、さらにアディポネクチンの分泌が減少するという悪循環を起こすのです。

 アディポネクチンは、血圧にも影響を与えます。アディポネクチンが減少すると、インスリンの働きが低下し、腎臓の塩分排泄機能が落ちて、血圧が上昇します。

『図解でわかる痛風・高尿酸血症』主婦の友社より

 

 先日紹介したアディポネクチンの効果は、動脈硬化の予防、血糖値を下げるインスリンの働きを高める作用、さらに中性脂肪を下げる働き、わずかですが、がんを予防する作用もあるといわれ、アディポネクチンの値が高い人は、健康で長生きというデータもあることから、長寿ホルモンと言われています。

尿酸値とも関連があり、こんなに役に立つホルモンを活用しないともったいないです。

 

かかと落としのやり方は、

『注意することはまず、背筋を伸ばして立つこと。

かかとを上げて、1、2、3と数えて、ストンとかかとを落とす。

これを10回1セットで一日3セット。

テレビを見ながら、台所に立ちながら、あるいは信号を待ちながら、やってみよう。

だれでも、いつでも簡単にできるかかと落とし、ぜひ、習慣にしてほしい。』

 

 生活習慣病に関連することが、改善されるのであれば毎日の習慣にしたいですね。

また、30分程度歩く、野菜・キノコ・海草などを食べる、水をよく飲むなども尿酸値を下げる助けになるようです。

 

2018年

12月

12日

甘いものを昼間に食べるとメタボ抑制

 砂糖が使われた食品を食べる時を活発に活動する時間に限ると、いつでも自由にとり続けるより肝臓や血中にたまる脂肪量を抑えられることを、名古屋大の研究チームがラットの実験で見つけた。

体が休んでいる時間の摂取を避けることで、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)などになるリスクを下げられる可能性があるとしている。

 

 砂糖をとりすぎると肝臓や血中の脂肪量が増えるとされる。

世界保健機関(WHO)の指針では、生活習慣病の予防として1日に砂糖をとる量を、摂取する総エネルギー量の10%未満とするよう勧めており、5%までに抑えると健康増進効果はさらに高まるとしている。

 

 研究チームは、餌として砂糖かでんぷんをラットに与えた。

その際、ラットの活動時間にあたる夜に限ったグループと、自由に食べることが出来るグループに分け、約4週間後の肝臓内や血中の脂肪量を調べた。

 その結果、砂糖を活動時間に限って与えたグループは、自由な時間に食べられたグループより約2割、肝臓内や血中の脂肪量が少なかった。

ただ、時間を限って与えても、でんぷんを与えたグループより脂肪量は多かった。

 

 研究チームの名古屋大大学院生命農学研究科の小田裕昭准教授(時間栄養学)によると、休息時間は体内で砂糖を分解する働きが弱まっていたり、エネルギーとして利用されなかったりすることで脂肪がたまりやすいと考えられるという。

小田准教授は「砂糖のとりすぎは体に良くないと分かっていても、実践は難しい。ただ、食べる時間を人間だと日中に限れば、悪影響を抑えられる可能性がある」と話す。

 

※お昼や3時のお茶の時間に摂ればよいのでしょうか。

夜の甘いものは控えめにですね。

 

2018年

11月

26日

かかと落とし

 「かかと落とし」と言われて、何を思い浮かべるでしょうか。

フグを思い出す方は格闘技が好きですね。

骨粗鬆症が浮かぶ方は、健康に関心が高いようです。

かかと落としの効果は、骨粗鬆症を予防するだけではないようです。

佐賀新聞に連載されている、鎌田實先生のコラムから引用します。

 

 

 メタボ健診では血圧、血糖、脂質の三つの値、そして、喫煙しているかどうかを重視しています。なぜ、これらを重視するのかというと、三つの値が高い人、喫煙している人は、慢性炎症を起こしやすいからです。

 慢性炎症は、動脈硬化や糖尿病、認知症、細胞のがん化など、老化に関わる多くの病気に関係しています。つまり、血圧や血糖、脂質の値が高くならないようにしたり、禁煙を勧めるのは、できるだけ慢性炎症を抑え、老化や病気を予防するためなのです。

 メタボ健診のもう一つの特徴は、腹囲を重視することです。腹囲が男性85センチ、女性90センチを超えると、内臓脂肪が多いとみなされます。内臓脂肪が増えると、アディポネクチンが減るといわれています。

 アディポネクチンは、動脈硬化の予防や血糖値を下げるインスリンの働きを高める作用、さらに中性脂肪を下げる働きがあることもわかっています。わずかですが、がんを予防する作用もあるといわれています。アディポネクチンの値が高い人は、健康で長生きというデータもあることから、長寿ホルモンともいわれています。

■かかと落とし

 アディポネクチンを増やすには内臓脂肪を減らすことが第一ですが、毎日の生活では次のことを心がけるとよいでしょう。

 一つは、この連載で紹介したかかと落としがいいといわれています。同時に骨粗しょう症の予防になり、血糖値も下がります。もう一度、かかと落としの回(5月15日付)を見直して実践してください。

 

 

ということです。

かかと落としは、「スタンディングカーフレイズ」というふくらはぎの筋トレが参考になります。

両足で立った状態でのかかとの上げ下げになりますが、上げた状態からストン(又は

ドスン)とかかとを床又は地面に落とす運動です。

初めてやる方は板の間や舗装道路ではかかとが痛いので、畳の上又は靴を履いて土の上で行うのが良いでしょう。

飛んだり跳ねたりする運動をされている方は、大丈夫と思われます。

サプリメントや健康食品より、運動しましょう。

 

2018年

11月

08日

天気予報を活用しましょう

 昨日7日は「立冬」でしたが、立冬前の18日間は「秋の土用」でした。

土用の期間は季節の変わり目で、天候が不順になることが多いようです。

立秋前の夏の土用は、暑くなることで有名です。

 

この期間は特に天気予報などで、晴や雨などの予報はもちろん気温の変化にも注意したいですね、ということをお知らせしようと思ったのですが、今年はお盆の頃に肌寒い日があったりと暦に関係ないようです。

9月10月は雨が降る日が多く、気温の上下も大きいため風邪をひいている人が多かったようです。

こうなると、毎日のように天気予報で天気や気温を確認し、寝るときの布団、翌日の服装を選ぶ時の参考にしたいですね。

冷やさないように少し暖かめがおすすめです。

 

 

2018年

10月

17日

高齢者スポーツの健康効果は頻度

 浜松医科大と常葉大はこのほど、高齢者スポーツでは練習時間の長さより、練習頻度を多くすることが健康増進効果があるとの研究成果をまとめ、科学誌「体力科学」で発表した。

 浜松医科大健康社会医学講座の柴田陽介助教らの研究グループは2016年の県シニアサッカーフェスティバルに参加した平均年齢67・2歳の男性サッカー選手計995人にアンケートを実施。

健康状態と1回の練習時間、週の練習頻度を尋ね、グループ分けして関連を調べた。

 

 グループ内の健康状態が良い人の割合を比較した結果、練習が2時間未満の「少ない」グループに比べ、2時間の「中程度」のグループが1・21倍、2時間以上の「多い」グループは1・04倍で統計学的に練習時間で大きな差がなかった。

 一方、頻度が週1回未満の「少ない」グループに含まれる健康な人の割合を比べると、週1回の「中程度」のグループは1・63倍、週1回以上の「多い」グループは2・29倍で練習頻度が多いほど、健康につながる可能性が導き出された。

 

 柴田助教らはスポーツの持つ文化的、社会的側面にも着目し、「運動効果に加え、練習頻度が増えると外出頻度が増し、コミュニケーションの機会も増えることで健康増進効果がある」と考察。

スポーツに取り組むアクティブシニアが増加する中、練習頻度に着目するよう求めている。

 

※1回2時間、週に2回は体を動かす機会、母のグランドゴルフも9時半から11時半ぐらいまで、月木の週2回のようです。

2時間みっちりではなく、休憩もおしゃべりもありです。

 

2018年

10月

04日

除菌シートで机を拭いてインフル予防

 神奈川県松田町立松田中学校で、学習机などを銀イオン配合の除菌シートで清掃する実証実験を行ったところ、生徒のインフルエンザ発症を大幅に抑えることができた。

町は感染症対策に効果があると判断し、継続実施することを決めた。

 

 除菌シートは、富士フイルムが市販する「Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)持続除菌アルコールクロス」。

写真フィルム技術を応用して開発したもので、銀イオンの薄い膜を作ることにより、アルコール成分の揮発後も持続的な除菌効果があるという。

 

 町は昨年、富士フイルムメディカル事業部と健康増進や災害時の感染症予防分野で連携するための協定を結んでいて、今年1~3月、東海大病院の監修を受けて松田中で実験を行った。

 学習机や教卓、引き戸の取っ手やトイレの手洗い場所などを毎日拭いた3年生(99人)と、何もしなかった1年生(64人)を比べると、1年生のインフルエンザ発症率が35%に上って学年閉鎖が行われたのに対し、3年生は約4%にとどまった。

 

 富士フイルムは「不特定多数の人が手を触れる場所を清掃することで、インフルエンザ感染を一定程度、抑止できた可能性がある」としている。

 「Hydro Ag+」は病院の院内感染対策として活用されているほか、食品工場のカビ対策などとしても使われているという。

 

2018年

9月

20日

東洋医学の番組と本

 テレビ番組を紹介します。

来週24日(月)午後7時30分から10時までNHKで「東洋医学 ホントのチカラ~科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ~」が放送されます。

内容は『西洋医学では手が届かない症状への解決策として用いられてきた東洋医学。「科学的でない」「気休めに過ぎない」と揶揄(やゆ)されることもあったが、近年、大きな変化が起きている。脳科学などを駆使し、・・・(中略)・・・東洋医学の神秘に迫っていく。』です。

詳しくはNHKのHPをご覧ください。

民放とは違う番組を期待します。

 

 テニスのノバク・ジョコビッチ選手が書いた本「ジョコビッチの生まれ変わる食事」には、身体には毎日、それぞれの臓器が休息を求める時間があるという東洋医学の考え方が紹介されています。

旧ユーゴスラビアのセルビア出身ジョコビッチ選手は、身体のケアのために参考にしているようです。 

伝統医学でありながら、現代日本人が一番知らないのかもしれません。

2018年

9月

09日

今日は重陽の節句です

 今日は9月9日は「重陽の節句」です。

中国で縁起の良い「最大の陽数(奇数)」が重なることを喜び、薬効をもつ菊を使って長寿や健康を祈願するので、別名「菊の節句」と言われています。

菊の花を浸した菊酒や乾燥させた菊の花びらを詰めた菊枕、湯船にリュウノウ菊の花びらを浮かべ、香りを楽しむ菊湯などが有名ですが、「後の雛(のちのひな)」と呼ばれる大人のひな祭りの始まりでもあります。
これは江戸時代から続く風習で、出番の少ないひな人形を長持ちさせる意味があり、大人の女性がご自身の幸せを願うために飾ります。

99日~109日頃まで飾るそうです。おひな様にも中秋の名月を見せてあげるのでしょうか。

【乾燥するこの季節、潤いケアにおすすめの食材】
 ゆり根・白木くらげ・レンコン・大根などの“白い食材”
 カリン・ざくろ・梨など、酸味と甘味のある“旬の果物”

 辛味をもつ食材は「肺」の働きを助けますが、乾燥しがちな身体の水分を飛ばしてしまいます。
 長ネギや生姜、刺激物などのとり過ぎに注意しましょう。
 また漢方では「酸甘化陰(さんかんかいん)」と言い、 酸味と甘味の組み合わせが身体を潤すと考えます。手頃なところでは「はちみつレモン」や「梅黒糖茶」などが おすすめです。

 

   【 お風呂で潤いケア 】
カミツレ(カモミール)湯 ≫
夏の陽射しで消耗した潤いを補い、神経の疲れも解消します。
≪ 米ぬか湯 ≫
豊富な脂質とタンパク質が肌の潤いをケアしてくれます。

 

2018年

8月

24日

夏に腰痛がひどくなる

 今年の夏は気温が高く暑い日が続き、冷たいものを飲んだり食べたりする機会が増えています。

そんな夏に腰が普段より強く痛む、ぎっくり腰になったら以前よりひどく動けない、なんてことはないでしょうか。

刺身をたくさん食べた翌日に、普段と同じような荷物を持ったらぎっくり腰になった、なんてことにならないように、腰の痛みでお悩みの方は、食事に気をつけてみてください。

 

 冷たいものを飲食することで胃腸の負担が大きくなり、その影響を受けるのが腹筋です。

胃腸などの消化器にも筋肉があり消化をするときに働いていますが、その働きを補うのが腹筋と思われます。

気になる方は、横になった状態でヘソ周りを押すと硬くなっているのではないでしょうか(本当は夏になる前の状態と比べて欲しいのですが)。

筋トレの後、筋肉が硬くなるのと同じように、トレーニングをしていないのに腹筋が硬くなっていませんか。

 

 胃腸の負担をやわらげるには、冷たいものだけでなく温かいものを飲食する、冷たいものを減らす、冷え切ったものでなく室温程度のものを飲食する、湯船につかるなどを行ってください。

 身体は寒いときに動かしにくく、温かいときに動かしやすい、温かい食べ物のほうが胃腸も動き消化しやすくなります。

 冷たいものばかり飲食していると身体に冷えが蓄積されます、運動の後・暑い外から帰ってきた時などは冷たいもので身体の熱を冷まし、他は冷えきったものを控える。

 冷蔵庫から出してすぐのものは冷えていますが、室温に少しおくとその冷えが和らぎます。

 夏のお風呂はシャワーで済ませることが多いですが、身体を芯から温める湯船にもつかりましょう。

 冷房の効いた室内に一日いる方は、飲食だけでなく身体を冷やさない服装にしてください。

 

 特に、冬に冷えで悩む方は、夏に身体を冷やさないことも大切です。

秋から冷え対策を始めるのではなく、1年中対策をしていないと改善されません。

 

2018年

8月

11日

夏のだるさは身体を温める

 蒸し暑い中、汗をかきながら駅へ急ぎ、冷えた電車に乗り込む。そんな日が続けば、自然と体に疲れがたまってしまう。

「体温を調節するためには、自律神経の働きが欠かせません。でも、自律神経を使いすぎると疲労感がたまります」と日本医科大特任教授で心療内科医の海原純子さんは解説する。

 この時期、夏風邪をひいたり、へんとう炎、咽頭炎を起こしたりする人が多い。

汗を冷やすことが、夏風邪やだるさの原因となる。

海原さんは「クーラーで冷えすぎた空間は避ける。洗髪後、生乾きのまま冷たい空気に触れない。そんな日々の心構えが大切です。朝晩の少し涼しい時に、軽いストレッチで体をゆるめることも忘れずに」とアドバイスする。

 暑くて食欲がない時は、冷たいものを口にしがち。

だが、「なるべく温かいものを体に入れる習慣を」と、海原さん自身はこの時期、新ショウガのせん切りを常にストックしている。

魚を煮る際などに加えることで、体を温める効果が期待できる。

 

 体調管理の鍵は、やはり日々の食卓だ。

薬膳料理研究家の新開ミヤ子さんによれば、「夏の終わりから秋にかけては、薬膳では五臓の『脾(ひ)』を養う季節とされます」。

「脾」は脾臓ではなく、胃腸の機能全般を指す。

「高温多湿によるダメージが、夏バテの一因」と話す。

 夏の薬膳の基本は、体にこもった熱を夏野菜で払いつつ、体内の除湿を助ける食材を取ること。

冷たいものを飲んだり食べたりすると、胃が疲れてしまう。

「この時期はなるべく控えるか、薬味やスパイスなど体を温める食材と組み合わせて、冷えから胃腸を守ることを意識しましょう」と、新開さんは注意を促す。

 今の時期に取りたい食材は、まず「胃の働きを整える」もの。

旬のカボチャやトウモロコシがそのひとつだ。

さらに胃の働きを良くするために「体内の除湿」を。

お勧めはハト麦で、お茶のほか、ゆでてサラダやスープに入れたり、長く浸水させてご飯と一緒に炊いたりする。

「枝豆やインゲンなどの豆類は、胃の働きを整え、体内の除湿にも効果的」と一石二鳥の食材になるという。

 「自然な甘み」が胃の働きを促すため、おかゆもお勧め。

白いおかゆのほか、玄米がゆ、アワやキビなど雑穀がゆもいい。

胃の働きを助けるシソやオクラも積極的に取りたい食材だ。

新開さんは「実りの秋に備え、胃腸の働きをリセットしておくことも、この時期の養生の一つ」と話す。

 

 ここ最近、栄養効果と自然のうまみで甘酒が人気だ。

江戸時代、町を行き交う甘酒売りは夏の風物詩だった。

「夏の朝は、甘酒と果物でスムージーを作るのが習慣」と語るのは、ナチュラルライフ研究家の佐光紀子さんだ。

 甘酒には、こうじで造るものと酒かすで造るものがある。

こうじ菌はビタミン類を豊富に生成するとされ、疲労回復が期待できる。

「酒かすの甘酒には砂糖も加わるので、お勧めはこうじの甘酒。暑い時に水をがぶ飲みすると胃の調子が悪くなりますが、甘酒スムージーをゆっくり飲むためか体調は万全です」と佐光さん。

 

 夏の終わりは、体の中だけでなく外も気になる。

日焼けをし、冷房にさらされた肌は乾燥して疲れが出始める。

佐光さんが最近、注目するのは椿(つばき)油。

「もともとひどい乾燥肌だったのが、椿油をつけ始めてから改善しました」という。

以来、研究を重ね著書も出した(PHP研究所刊「椿油のすごい力」)。

入浴後、体を拭く前に、手に少量つけてあちこちにすり込む。

「紫外線予防の効果もあるので、朝、洗顔後に椿油をつけ、その上から化粧を」と勧める。

椿油と同様に愛用するハッカ油は、風呂にたらしたり、水で薄めてスプレーしたり。「自然の穏やかなものを取り入れながら、残暑を乗り切りたいですね」。

 

※暑い外から帰ってきたときは冷たい飲み物、冷房の効いた室内にずっといるときは温かい飲み物、と状況によって飲み物を変えてみてはいかがでしょうか。

 

2018年

7月

29日

かむ力が強いと俊敏に

 かむ力「咬合力(こうごうりょく)」が強い人は俊敏であることを、ばんどう歯科医院(金沢市)の坂東陽月院長らの研究グループが、バドミントンのジュニア選手への調査で明らかにした。

かむ力が強い選手ほど敏しょう性と瞬発力が優れ、かむ力と運動能力の関連を科学的に示した。

坂東院長はスポーツに励む子どもや保護者、コーチに対し、競技力向上には口腔ケアにも気を配る必要があると呼び掛けている。

 

 研究グループは、バドミントンの日本代表候補であるU16(16歳以下)の男子22人と女子24人、U19(19歳以下)の男子26人と女子26人を調査対象に選定。

各選手の咬合力と、腹筋運動や反復横跳び、縄跳び、50メートル走、立ち5段跳びの成績との関連を分析した。

 その結果、U19で咬合力の強い選手ほど、敏しょう性を示す反復横跳び、瞬発力を示す立ち5段跳びの成績が特に良く、強い関連性が示された。

かむ力が脳を刺激し、反復横跳びや立ち5段跳びに必要な筋力を生み出すのにつながったとみられる。

 

 年代別の咬合力の比較では、男子U19が平均750ニュートン(ニュートンは力の単位)と、同U16の同510ニュートンの1・5倍強く、反復横跳び(20秒間)はU19が平均100回とU16の73回の1・4倍で、咬合力と敏しょう性の関連がうかがえた。

 咬合力は、成人男性で500~600ニュートン、成人女性で300~400ニュートンとされる。

虫歯や歯周病があったり、歯並びが悪かったりすると低くなる。

坂東院長は歯磨きなど日常の手入れに加え、かかりつけの歯科医院を定期的に受診し、口の環境を正常に保つことが必要だと指摘している。

 

 研究は整形外科・形成外科医院「北山クリニック」(金沢市)の北山吉明院長、日本歯科大新潟生命歯学部の高橋睦准教授と進めた。

北山院長が日本小学生バドミントン連盟の副会長・医科学研究部長、坂東院長と高橋准教授が研究部員であり、バドミントン選手を研究対象にした。

 研究成果は日本スポーツ歯科医学会の雑誌「スポーツ歯学」に発表し、論文奨励賞に選ばれた。

学会で表彰されるのは大学の研究者や大学病院の歯科医師が中心で、坂東院長のような開業医が論文の筆頭著者となって表彰されたのは初めてのケースという。

 日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ・医科学スタッフでもある坂東院長は「東京五輪に向けてジュニア選手の強化・育成を進める際には口腔環境を整えるのが重要になってくる」と強調した。

 

※以前、プロ野球のオールスターゲームでMVPを取った選手が、賞金を何に使うかを問われ、「歯の治療に使います」と答えていました。

その選手は、まだ活躍しているようです。

 

2018年

7月

15日

寝たきり防止へひざ裏伸ばし

 高知県吾川郡いの町出身の医師、川村明さん(63)=山口県宇部市=が提案する高齢者向けのストレッチが話題になっている。

膝裏を伸ばして柔らかくすることで、足腰が真っすぐになり、体幹も強化されるというもの。

高知市内でこのほど講演会が開かれ、「毎日続けて寝たきりを防いでほしい」と呼び掛けた。

 

 川村さんは、大学病院で消化器外科医として働いていた34歳の時に腰椎椎間板ヘルニアを発症した。

「全く動けなくなり、手術を行った。成功したが、右足にしびれが残った」

 大学病院を辞め、宇部市内でクリニックを開業した後も体調不良は続いた。

55歳でヨガを始めたところ、腰痛が消え、体調も改善。

高齢者でも安心して取り組めるヨガを考案し、クリニックで教室を開いている。

 

 「膝裏が硬くなると、足が真っすぐ伸びなくなり、腰や背中が曲がってしまう」と川村さん。

著書で提案するストレッチは「壁ドン」「壁ピタ」「1・2・3」の三つのポーズ。

体が温まり、伸びやすくなっている風呂上がりに行うと、効果的という。

 

 「壁ドン」では、両手で壁を押し、膝を伸ばす。

「壁ピタ」は後頭部、背中、腰、かかとを壁につけ、深く呼吸する。

「1・2・3」はスクワットで、足を大きく開いて腰を下げる動きを3回繰り返す。

講演会で体験した参加者からは「膝が伸びゆうのが分かる」との声が上がった。

 

 ヨガ教室では、腰の曲がった女性が背筋を伸ばして歩けるようになったり、股関節に痛みのある女性がブリッジをするようになったりと、元気になっているという。

 川村さんは効果を示しつつ「体の状態はそれぞれ違うので、頑張り過ぎると痛めてしまう」と注意。

ポイントは「『気持ちいい』と感じるところでやめること」。

「家庭で簡単にできる。寝たきりゼロを目指し、全国に広めていきたい」と話している。

 川村さんの著書「5秒 ひざ裏のばしですべて解決」(主婦の友社刊)も参考に。

 

※暑い日が続きますので、涼しい室内で体操しましょう。

 

2018年

7月

04日

ビワなどの健康茶に注意喚起

 国民生活センターでは、ビワの種子を使用した健康茶などを過剰に摂取しないよう注意を喚起している。

ビワ、ウメ、スモモなどの種子や未熟な果実には、アミグダリンなど、体内で分解して青酸を発生するおそれがあるシアン化合物が含まれており、これを多く摂取した場合、頭痛やめまいなどの健康被害を引き起こすこともある。

同センターによる調査の結果、ビワの種子を原材料とした健康茶で、飲用量や入れ方によっては健康に悪影響を及ぼす可能性があるとしている。

 

 果実が成熟すると通常はシアン化合物は消失し、未熟な果実なども適切に加工されることでシアン化合物は減少するため、影響は非常にわずかと考えられている。

ところが、種子を乾燥させた粉末の食品などでは高濃度にシアン化合物が含まれている場合があるという。

食品衛生法では、天然にシアン化合物を含有することが知られている食品及びその加工品については、青酸換算で10ppmを超えてシアン化合物が検出されるものを規制している。

 

 2017年にビワの種子を粉末にした食品からシアン化合物が高濃度で検出され、製品が回収される事案が複数発生。

一方、アミグダリンについては、「がんに効く」などとうたわれていることがあるが、ヒトにおける安全性・有効性が否定されているばかりではなく、海外ではこれを含むサプリメントの摂取により重篤な健康被害が発生したという報告が複数件あるとしている。

そこで、同センターは、ビワ、ウメ、プルーンのみを原材料とした健康食品等から、ビワ(種子もしくは葉)を原材料とした健康茶4銘柄、ウメエキス4銘柄、プルーンエキス2銘柄のシアン化合物(青酸換算)の濃度を調査した。

 その結果、ビワの種子を原材料とした健康茶3銘柄について、飲用する状態では、濃度が1.7-7.3ppmと全ての銘柄で10ppmを下回った。

しかし、これらの表示には飲用量に関する目安の記載はなく、一度に多量に飲んだり、使用するティーバッグ数を増やしたり、湯の量を減らし濃くして飲むなど、飲用量やいれ方によっては健康に悪影響を与えない値を超える可能性があると指摘。

ビワの種子を原材料とした健康茶等を利用する場合は、安全性について調べられていることを確認した上で、一度に多量に摂取しないように呼びかけている。

 

 

国民生活センター農林水産省の案内

 

2018年

6月

18日

テレビコマーシャルを見ながら

 患者さんとの話ですが、

患「コンドロイチンとかセサミンとか何が良いか分からない。月5000円ぐらい

  かかるしね」

私「いろいろなものを食べてください。野菜、魚、肉・・・、5000円使うと

  思えば種類も多く、少し高いのも買えますね。」

患「きんさん、ぎんさんの子供たちも長生きで、肉を食べているとか」

私「長生きした親の生活習慣を見ているからですかね」

患「連れ合いを亡くした後、姉妹で暮らしているとか」

 

 昨日の残り物などありあわせの物を食べて、栄養失調になっていることもあるようです。

毎日、野菜○グラム、肉○グラム・・・となると面倒くさいので止めてしまう。

ひとつ、ふたつを食べるなら続けられる、とも紹介されたいます。

 

 冬に野菜が高かったですが、サプリメント代を考えると高くても野菜を買っているほうがトータルの出費は少ないかもしれません。

「住んでいる地域で取れる季節の食材を食べる」ほうがサプリメントに勝るかも?

また、毎日身体を動かすことが元気で長生きにつながるようです。

近所の人、友人・知人との他愛の無い話も大切なようです。

 

2018年

6月

04日

子供乗せた自転車の事故

 消費者庁は、幼児用座席に子供を乗せた自転車の事故で搬送された人数が、東京都内だけで2016年までの6年間に1349人に上ったと発表した。

子供を乗せたまま駐輪し、保護者がその場を離れて転倒する事故が多いとして、注意を呼び掛けている。

 同庁消費者安全課によると、幼稚園や保育所に送り迎えを始める4~7月に事故が増える傾向。

担当者は「子供に必ずヘルメットを着用させてほしい」と話している。

 

 同課は、夏に増える水の事故についても注意を呼び掛けた。

海上保安庁の統計によると、14歳以下で海難事故に遭った人は08~17年に計574人。

警察庁の統計では、海、川、沼、プールなどでの中学生以下の溺死や行方不明者は、12~16年で244人。

過半数が川の事故だった。

 

※春の新学年と夏に関する話題です。

子供を乗せた自転車は、逆走・一時停止無視などと、電動自転車の無理な運転も見かけます。

いつ事故にあってもおかしくない状態です。

 

2018年

5月

12日

シフト制の勤務で心疾患のリスク

 心不全のリスクを抱えている人は職場に2割いて、睡眠不足と相関関係がある。

そんな調査結果を佐賀大学医学部の野出孝一教授(循環器内科)がまとめた。

広告大手「電通」の新入女性社員の過労自殺、NHKの女性記者の過労死が社会問題となり「働き方改革」が叫ばれる中、あらためて企業の長時間労働対策が求められそうだ。

 

 野出教授は、県内の工場や事務所で働く男女計2140人(平均年齢50歳)を対象に採血。

心不全を引き起こす病気の診断に用いる血液中のホルモン「NT―proBNP」の濃度を調べた。

 BNPが正常値の3倍を超え、将来心不全を発症する恐れがある「予備軍」は338人、7倍近くで発症の可能性が高い人は91人いた。

心不全リスクを抱える人は計429人で全体の20%に上った。

野出教授は「予想以上の人数だった」と危ぶむ。

 採血調査をした人のうち、885人が睡眠アンケートにも答えた。

「寝付きは良いか」「途中で目が覚めるか」などの質問に対する回答を点数化し、21点満点で高いほど睡眠が足りない状態となる。

睡眠障害が疑われる5・5点以上は195人と22%を占めた。

 この195人と、5・5点未満だった690人のBNP濃度を比べると、睡眠障害が疑われる人たちの濃度が24%高かった。

特に、女性は34%も高く、男性の3%を大きく上回った。

 野出教授は「睡眠不足と心不全には相関関係がある」とした上で、「女性に顕著だったのは、男性は酒やたばこ、肥満など心臓に悪影響を及ぼす複合的な要因を抱える傾向にあり、数字に現れなかったのだろう」とみている。

 

 勤務時間が昼になったり、夜になったりするシフト制の労働者は、睡眠と起床をつかさどる生体リズムが不安定になりがちという。

 野出教授は「シフト制では、定時勤務の人に比べて交感神経が高ぶって緊張状態が続く。睡眠の質が悪く、心臓に負担がかかる恐れがある」と指摘。

自覚症状がないまま体内では心筋細胞でBNPが増殖し、心臓の左心室から動脈を通じて、全身へと広がるという。

 このため(1)疲れやすい(2)息切れしやすい(3)動悸(どうき)がする―などを感じたら「病院でBNP検査をし、早期発見と生活習慣の改善に役立ててほしい」と話す。

心臓病は明確な前兆がない場合があり、突然死につながる恐れがあるためだ。

 過労死は高止まりが続く。

厚生労働省によると、「脳・心臓疾患」が原因で死亡したとして労災認定された人は2002年度から13年連続で100人を超えた。

15年度は96人だったが、16年度は107人と再び100人を超えた。

 

 近年は、少子高齢化を背景に人手不足が進み、県内の有効求人倍率も高水準が続く。こうした状況が、労働者のさらなる負担となることも予想される。

 九州経済調査協会(福岡市)の17年版九州経済白書によると、九州・沖縄、山口各県の計741社・団体の2割弱が「人手不足の解消は、時間外・休日出勤で対応する」と回答した。

 一方、勤務後に休息取得を義務付ける「勤務間インターバル規制」の導入は進んでいない。

厚労省によると、昨年1月の全国調査(有効回答は4432社)では導入した企業は1・4%にとどまった。

 野出教授の調査は、県内の病院で08年にあった職場健診で実施し、このほど集計した。

調査から10年がたっており、実際に心不全を発症した患者数を追跡調査する方針だ。野出教授は「睡眠の重要性を訴え、企業の働き方改革に役立ててもらいたい」という。

 

※夜勤のある看護師もリスクが高いようです。

夜更かしをしている人も同じような影響があるかもしれません。

早起き早寝を習慣に心がけましょう。

早起きが早寝につながるようです。

 

2018年

4月

22日

血中ビタミンD上昇でガンのリスク低下

 国立がん研究センターは、血中ビタミンD濃度とがん罹患リスクに関する多目的コホート研究(JPHC研究)の成果を発表した。

今回の研究は、1990年と1993年に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古の9保健所管内(2018年現在)に在住していた人のうち、ベースライン調査のアンケートに回答し、健診などの機会に血液を提供した4069歳の男女約34,000人を、2009年まで追跡した結果に基づいて、血中ビタミンD濃度とがん罹患リスクとの関連を調べたもの。

 

 ビタミンDは、脂溶性ビタミンで、カルシウムとともに骨代謝において重要な役割を果たしている。

近年の研究より、細胞増殖を抑えたり、細胞死を促進したりする作用により、がんを予防する効果があると考えられている。

人を対象としたコホート研究においても、血中ビタミンD濃度が上昇すると、大腸がんや肺がんに罹患するリスクが低下する傾向が観察されていた。

しかし、大腸がん・肺がん・乳がん・前立腺がん以外のがんや、がん全体を対象としたコホート研究は十分ではなかった。

 

 研究グループは、男女約34,000人を対象に追跡調査を行い、研究開始から2009年までに、3,734人のがん罹患を確認した。

これに対し、同じ約34,000人の中から、4,456人を無作為に選んで対照グループに設定。

今回の研究では、がんに罹患する前の保存血液を用いて、血中ビタミンD濃度の測定を行った。

血中ビタミンD濃度を男女別に4等分位(罹患者数が130未満のがんでは3等分位)に分け、さらに年齢・性別・喫煙・飲酒・身体活動・がん家族歴・糖尿病の既往・body mass indexBMI)などのがんと関連する要因を統計学的に調整。

血中ビタミンD濃度が最も低いグループを基準とした。

 

 その結果、血中ビタミンD濃度が2番目に低いグループから何らかのがんに罹患するリスクが統計学的有意に低下し、血中ビタミンD濃度が2番目に高いグループで最も低下していたことがわかった。

 また、血中ビタミンD濃度が最も低いグループを基準に、最も高いグループのがん罹患リスクを部位別にみたところ、肝臓がんの罹患リスクが統計学的有意に低下。

ほぼ全ての部位で、がん罹患リスクが上昇する傾向は見られなかったという。

 

 今回の研究から、血中ビタミンD濃度が上昇すると、何らかのがんに罹患するリスクが低下することが明らかになり、今回の研究結果は、これまでの研究で示されているビタミンDのがん予防効果を支持するものと考えられるとしている。

ただし、血中ビタミンD濃度が最も高いグループではがん罹患リスクのさらなる低下が見られなかったことから、血中ビタミンD濃度が一定のレベルを超えた場合、それ以上のがん予防効果は期待できない可能性があるとの見解を示している。

 

※いろんなことが分かってきますが、身体によいといわれる食材を毎日摂るのではなく、偏りのない食事がよいと思われます。

規則正しい生活、毎日の運動も必要です。

 

2018年

4月

08日

子供がスマホに依存しないように

 子どもに浸透するスマートフォン(スマホ)にどう向き合えばよいのか。

福岡市で、健康面への影響を話し合うフォーラム「スマホ社会と子どもの育ち」が開かれ、8人の専門家が問題点を報告した。

 

 NPO法人「子どもとメディア」(福岡市)が主催し約550人が参加した。

国に対策を求める意見が強く、たばこの有害表示のように、スマホにも「子どもの発達や健康への懸念を注意喚起する表記が必要」との提言がされた。

 

 富田香・平和眼科院長はスマホばかり毎日長時間見ていた場合、近視が進行しやすくなるほか、「両目を内側に寄せて見るため、遠くをぼんやりと見るよりも目が疲れやすい。中高生でもスマホ老眼になる可能性がある」と警告した。

運動量の減少や、距離感や空間を認識する能力が低下する恐れもあるという。

 

 日本幼児体育学会長の前橋明・早稲田大教授によると、体温が高くなって一番運動に適した午後4時ごろに、スマホやゲームをしている子どもが増加している。

その結果、夜になっても、心地よい疲れが訪れず、午後10時を過ぎても起きている子どもが増えているのが最近の特徴だという。

前橋さんはこうした睡眠リズムの崩れが遅寝・遅起き型の子どもを増やすといい、「体を動かす楽しさをもっと子どもたちに体感させてほしい」と訴えた。

 

 宮崎県内の学童たちの運動器検診データを基に、帖佐悦男・宮崎大医学部教授は「約1割の子どもが背骨や足、膝などの運動器に障害がある。足のかかとを地面につけたまましゃがむ姿勢ができず、うしろにひっくり返る子どもが1割程度もいる」と分析。

運動不足による肥満や身体のバランス能力の低下を問題視した。

そのため、最低でも週に3回は外遊びをさせたいと呼びかけた。

 

 このほか、樋口進・国立病院機構久里浜医療センター院長は、ゲームにのめり込むと成長してスマホ依存がひどくなると問題視。

「ネット依存症」として治療が必要になる場合もあるとの実態を報告した。

 

 内閣府が昨年1月、0~9歳の子をもつ親1550人に聞いた「低年齢層の子供のインターネット利用環境実態調査」によると、3~5歳では約4割、6~8歳では約5割、9歳では約66%の子どもがスマホやタブレットなどの機器でインターネットを利用していた。

平日の平均利用時間は60分もあった。

また、機器を利用している子どものうち、43・8%が子ども専用の機器をもっており、9歳では72・6%にも上っていた。

利用内容の上位は動画視聴が85・4%、ゲーム65・8%、知育30・4%となっている。

 こうした状況に危機感を抱いた日本小児科医会は5年前から、一般向けに「スマホに子守りをさせないで!」などと記されたカラー刷りのリーフレットを作製。

内容を更新しつつ、医療機関や自治体などに配布している。

 

 スマホの弊害を防ぐためにはどうすれば良いのか。

日本小児科医会業務執行理事の内海裕美・吉村小児科院長は、「乳幼児に限れば、一人では絶対に使わせない。スマホで動物の動画を見せたら、実際に動物園に行って本物を見る機会をつくる」とアドバイス。

さらに「スマホを見るときは30センチ以上目を離し、夜は使わせない。テレビも含め、電子映像メディアとの接触時間は1日に2時間以内とし、休日は親子で外で過ごす」と提案する。

 

※新学年が始まったこの時期に新しいルールを作り、スマホと付き合っていきたいですね。

それには、親が実践する姿を見せると効果が高いのではないでしょうか。

 

2018年

3月

25日

転倒リスクの自己診断ができます

 高齢者の転倒や骨折をどうしたら防げるか。

国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は、ウェブサイトに転ぶリスクを自己診断し、その具体的な予防策を学べる「高齢者のための転倒予防セルフチェック」のページを公表した。

 2016年の国民生活基礎調査によると、骨折・転倒は要介護状態になる原因の11%を占め、認知症や脳卒中などに続く第4位。

 チェックページでは

「過去1年で転んだことがある」

「手すりにつかまらないと、階段の上り下りが不可能」

「目が見えにくい」

「物忘れが気になる」

「家の中に段差がある」など

計22項目が並び、それぞれに「はい・いいえ」でチェックを入れ、転倒リスクを点数化する。

各項目は、筋力や視力、聴力、認知機能など身体機能の低下や、生活環境中の危険性の有無などを見極めるもので、「はい」が多いほど「転びやすい」と判定される仕組みだ。

 

 採点結果のページでは、例えば階段に手すりが必要な場合は「足の筋力が低下している証拠です」などと指摘し、さらに、「はい」と答えた各項目の「解説と予防」ページに移動することが可能。

(1)手足、腰に力が入らない

(2)膝が痛い

(3)階段を下りるのが怖い

(4)両足で立たないとよろける-など

追加項目が当てはまると、結果に応じて「栄養、特にタンパク質を含むバランスの良い食事」「整形外科の受診」「1階で生活する決断を」など具体的な予防のアドバイスが得られる。

 

 チェックページのほか、全項目の解説を網羅した「転倒予防手帳」もダウンロードできる。

 

※お花見で外を歩きたいですが、念のため事前にチェックするのもよいかもしれません。

 

2018年

3月

17日

のどや舌を鍛え誤嚥防止

 年齢とともに、ものをのみ込む力が弱ってくると、食べ物などが誤って気道に入って、肺に炎症が起きることがあります。

これが 誤嚥性肺炎です。

肺炎は日本の死因の第3位ですが、肺炎にかかった高齢者の大部分は誤嚥性肺炎とされており、日頃からの予防が大切です。

 

 食道を通るはずのものが、誤って気道に入ることを「誤嚥」と呼びます。

加齢や病気などでのどや舌の筋肉が衰えてくると、食べ物をうまく食道に送り込めず、誤嚥してしまいます。

 口の中には、肺炎の原因となる肺炎球菌や黄色ブドウ球菌などの病原菌がひそんでいることがあり、これらの病原菌が食べ物とともに肺まで入ると、肺炎を起こします。

寝ている間に、病原菌を含んだ唾液が気道に流れ込んでも発症します。

 

 基本的には通常の肺炎と同じで、38度以上の熱と、せきやたんが出るのが特徴です。

 しかし、のどの機能が低下してせきやたんが出ない高齢者も多く、周囲が発症に気付かずに重症化するケースがよくあります。

「なんとなく元気がない」「食欲がない」など、普段と違った様子があれば、肺炎にかかっている可能性もあるので注意しましょう。

 

 肺炎の重症度などに応じた抗菌薬を投与します。

入院治療の場合は、食べ物が再び肺に入らないよう、一時的に絶食することもあります。

水分や栄養は点滴で補給し、1週間程度で肺炎自体は改善していきます。

 しかし、のみ込む力が弱いままでは再発するおそれがあり、のどや舌の筋肉をきたえるリハビリが必要になります。

 まず、のみ込む力がどのくらいあるのかを、簡単な「水飲みテスト」で確かめます。スプーン1杯の水を患者の口に含ませ、のみ込んでもらいます。

水がのみ込めなかったり、むせてしまったりする状態ならば、食べ物は再び気道に入ってしまう可能性があります。

 のどなどをきたえる方法としては、「パタカラ体操」が有名です。

「パパパ…」「タタタ…」「カカカ…」「ラララ…」と短く発声する練習を繰り返します。

水飲みテストでむせなかったり、自分のつばものみ込めるようになったりすれば、徐々に通常の食事に戻していきます。

 

 普段からパタカラ体操などを行って、のみ込む力を維持させることが大切です。

しかし加齢とともにどうしても筋力は低下してきます。

そうなると、口の中の雑菌を減らす 口腔こうくう ケアが欠かせません。

夜寝る前の歯磨きを徹底し、歯間にたまりやすい汚れにも気をつけましょう。

入れ歯も清潔に保つようにしてください。

 特に寝たきりの人には、専用のブラシを使って介助者が口の中をきれいにするケアが重要です。

食事の後に食べ物が口の中に残っていないかを確認し、食後1時間は、ベッドを30度傾けて上体を起こすようにすると誤嚥しにくくなります。

 

 医療法人医誠会摂津医誠会病院の西山勝彦・副院長は「のどをきたえるには会話を増やし、歌うことも有効で、予防の取り組みを地道に続けることが大切です」と話します。

 

※歩いたり体操したりするのと一緒に「パ・タ・カ・ラ」も習慣にするのがよいですね。

 

2018年

3月

08日

人は口から老いる

 口の健康は体の健康に通じる。

福岡県豊前市が全国でも珍しい在宅高齢者を対象にした訪問口腔ケア事業に取り組んでいる。

地元の豊前築上歯科医師会や九州歯科大(北九州市)と協力して3年間で約100人の口腔ケアを実施したところ、食べ物をのみ込む力の向上、栄養状態の改善など一部に効果が確認された。

夏からは、それぞれの病歴や介護歴、口や体の現状を照らし合わせ、どんな口腔ケアが介護予防に効果的か、地域に合った支援モデルの構築を目指す。

 

 「歯磨きは自分で?」「うん」「ブクブクうがいはできますか?」「鼻から出てしまう」…

 豊前市の自宅で田中美夜子さん(86)は、地元歯科医の大津ナツミさん(41)の質問にゆっくり答えた。

この日が初めての訪問。

大津さんと歯科衛生士、九州歯科大の研究者、管理栄養士の4人が、医療機器を使って(1)身長、体重、握力、ふくらはぎ回りの測定

(2)歯や唾液の観察

(3)のみ込む力の測定

(4)食事や日常生活についての聞き取り

(5)舌圧測定

(6)口内細菌の検査

(7)血液検査

(8)体組成の測定 を行った。

 

 田中さんは、口腔がんや脳梗塞の後遺症で介護判定は要介護2。

顎や舌の一部にまひがあり、誤嚥性肺炎を患ったこともある。

検査の結果、歯科衛生士が3カ月間、週1回訪問し、口の体操や唾液腺マッサージでのみ込む力の回復を試みることになった。

 最終日に同じ検査で変化を見る。

同居する次男の妻、智佳子さん(62)は「いつまでも口からの食事を楽しんでほしい。少しでも食べやすくなれば」と期待を寄せる。

 

 豊前市は2015年度、国民健康保険加入者1人当たりの年間医療費(44万1251円)が全国平均の約1・3倍で、福岡県内60市町村では最高だった。

高齢化率は35・09%(17年末)。

口腔機能の低下は体に悪影響を及ぼすだけでなく、滑舌が悪くなったり、会食が減ったりして社会性も低下させるとされる。

市は健康寿命を延ばして医療費を抑えようと15年7月、同歯科医師会、同大と連携協定を結び、訪問口腔ケアを始めた。

 

 15~17年度の対象者は65~98歳の約100人。

16年度にケアした20人中14人がのみ込みに必要な舌圧が増すなど一定の効果が見られた。

3カ月の訪問ケア終了後も、自ら口腔マッサージをするなどセルフケアが定着した人もいるという。

 今年6月からは、同大が匿名処理した今回の結果と、それぞれの過去10年分のレセプト(診療報酬明細書)や介護データを分析。

過去の病気や慢性疾患が口腔環境や生活自立度に与える影響、口腔ケア支援が有効な時期―などを明らかにし、施策に生かす予定だ。

 

 担当する九州歯科大の安細敏弘教授(予防歯科)によると、元気な高齢者を集めての一斉口腔調査は千葉県柏市などで行われているが、在宅高齢者を対象にした調査は例がない。

「在宅介護、在宅医療を柱にした地域包括ケアの必要性が叫ばれる中、より当事者の実情を踏まえた支援策が求められている。豊前市の取り組みは他地域にも参考になる」と話している。

 

 

 日本歯科医師会など歯科医療現場が、英語で「口回りの衰え」を意味する「オーラルフレイル」の予防を呼び掛け始めた。

食べこぼしやむせが多く、硬い物が食べられないといった状態になると、体全体の健康状態も悪化する傾向が高いことが近年の研究で分かってきたためだ。

 東京大高齢社会総合研究機構は、千葉県柏市で2012年から続く高齢者の大規模健康調査で、オーラルフレイルの人はそうでない人と比べ、調査期間(4年)内に死亡した割合や要介護状態となるリスクは約2倍と明らかにした。

食欲不振による栄養の偏りや筋力低下などが影響しているとされる。

 

 日本歯科医師会は15年、新たな国民運動としてオーラルフレイル予防を前面に押し出し、かかりつけ歯科医による定期健診など口腔ケアの重要性を強調。

福岡県歯科医師会もホームページで、頬を使った「健口体操」や唾液腺マッサージ、腹式呼吸などの予防法を紹介している。

 

※入院してベッドに寝たきりで口から食事ができなかった人が、口から食べ始めたらみるみる回復し、退院して旅行を楽しむまで回復した例もあるそうです。

歯で噛んで食べる、健康なときは当たり前と思うことが、大切なことなんですね。

 

2018年

2月

22日

風邪症状に抗菌薬の処方は慎重に

 細菌の増殖を抑えたり、殺したりする抗菌薬(抗生物質)

風邪の大半には効果がないのに、医師が「念のため」と処方するケースが少なくない。安易な処方は抗菌薬の効かない「薬剤耐性菌」の増加につながるため、厚生労働省は、不必要な抗菌薬を減らすための医師向けの手引をまとめた。

 

 風邪の大半は、様々なウイルス感染が原因

ウイルスには抗菌薬が効かず、薬は無駄になる。

ただ「風邪」の一部に、細菌による感染が原因というケースもあり、医師による見極めが大事だ。

 しかし実情は、風邪の原因が「細菌」か「ウイルス」かを区別しないまま、「念のため」と処方する医師が少なくない。

風邪患者の6割に対し、抗菌薬が処方されていたという国内のデータもある。

 

 こうした抗菌薬の乱用を減らす必要があるのは、耐性菌の増加につながるからだ。

人の体には普段から、薬が効く細菌と、耐性菌が共存している。

抗菌薬を飲むと、体内のほとんどの菌は死ぬ中で、耐性菌は生き残る。

しかも栄養分を分け合うライバルがいなくなるため、増えやすくなる。

健康な人は免疫が働くため問題にならないが、体が弱った患者や高齢者がいる医療機関や介護施設で広がると命に関わる。

 

 厚労省によると、耐性菌による死亡者は2013年現在、世界全体で年間70万人。対策を講じなければ50年に1000万人に増えると推計されている。

 抗菌薬の使用についての厚労省の手引では、風邪の症状を訴える患者の診断の流れをチャート図で示し、抗菌薬の処方が必要かどうか分かるようにした。

それによると、抗菌薬処方を検討するのは、症状の重い急性 副鼻腔炎、溶連菌感染症など細菌が原因となる一部にとどまる。

 

 不適切な処方が横行しているため、患者が誤解に気づかず、薬を求める悪循環に陥っている面もある。

 国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)特任研究員の具芳明さんが14年、20~60歳代の男女1087人を対象に、抗菌薬の知識や意識を聞いた調査によると、5割近くが「(抗菌薬は)ウイルスに効く」と誤って回答。

2割近くが「風邪で受診したら必ず処方してほしい」と答えていた。

 手引は、一般の人がワクチンを接種し、せきをする時は周りの人に注意を払い、日頃から手洗いやうがいをするように促した。

そもそも感染症で受診する人が減れば、抗菌薬の減少にもつながるからだ。

 手引を作る作業部会の座長を務めた同センター病院副院長の大曲貴夫さんは「医師が適切に処方するとともに、一般にも正しい知識が普及すれば、無駄な抗菌薬は必ず減らせる。医師が『念のために』と抗菌薬を処方しそうになったら、本当に必要かどうか尋ねてほしい」と話している。

 

※先日、家族が風邪による体調不良と思われ、一緒に内科医に行きました。

医師からどんな症状か聞かれたので、鼻水とせきと話しました。

ではその症状に効く薬を出しましょうとのことでしたが、もらった薬は3種類で抗菌薬が含まれていました。

家に帰ってから、これ(抗菌薬)は飲まなくていいよと家族には話しました。

 

2018年

2月

17日

豪雪関連死に注意を

 「今回の大雪は、大地震に匹敵する災害ではないか」。

国内各地の災害地域での救助活動に何度も従事している、福井大学医学部講師で福井県災害医療コーディネーターの山村修医師(49)はこう強調する。

その上で、地震など大災害後にさまざまな要因で死に至る関連死が、大雪に苦しむ県民にも起こり得る危険性を指摘。

「おせっかいこそが関連死を防ぐ手段」と隣近所での共助の大切さを訴えている。

 

 関連死は、被害で直接死亡する直接死とは違い、災害後に発生する。

食料の不足や薬が無くなるなどして持病が悪化する、疲労やストレスがたまるなどして自殺するなど多様な要因があり、2016年の熊本地震では死亡者の8割近くが関連死だったとのデータもある。

 今回の大雪では、孤立状態となり買い物や病院に行けなかったり、何度も雪かきして肉体的な疲れや精神的ストレスがたまったりする状態が続いている。

そのため「栄養状態の悪化などで体調を崩し、肺炎、心臓疾患や脳疾患などで死に至る危険性がある」とする。

 

 特に注意が必要な人は

▽糖尿病や高血圧、心臓病、脳卒中、ぜんそくなどの治療を行っている人

▽精神科に通院している人

▽1人暮らしの高齢者―など。

防ぐには「近所の住民が生活の様子を気に掛けたり、代わりに食料や薬を手配したりするしかない」と強調した。

 

 通常は健康状態や生活状況を確認する保健師らが定期的に巡回しているが、大雪の影響で十分対応できていない可能性がある。

山村医師は公助だけに頼っていては限界があるとし、「この大雪で自分のことでも大変な状況なのは分かっているが、少しでも余裕があれば、隣近所で助け合ってほしい」と話した。

 

 

※疲労やストレスだけでなく、『低温』も身体に思わぬ影響があるようです。

特に糖尿病を長く患っている方、大きな病気を経験されている方、高齢の方です。

雪国だけでなく、室温が下がり過ぎないように、弱めで一晩中の暖房をおすすめします。

エアコンの場合は加湿器の使用、濡れタオルをかけるなど乾燥対策をしてください。

オイルヒーターがおすすめです。

夏場の『高温』は話題になっていますが、冬場も危険です。

 

2018年

2月

09日

こむら返り

 睡眠中や運動時に起きる「こむら返り」の痛みは、誰もが一度は経験したことがあるのではないか。

原因はさまざまだが、加齢などに加え、冬場は冷えからもなりやすいという。

頻発する場合は病気が隠れていることもある。専門家に対処法や予防策を聞いた。

 

 「こむら」は、ふくらはぎのことで、ふくらはぎの筋肉が必要以上に収縮し、「つった状態」になることを「こむら返り」という。

筋肉がつるのは、足首や指、太ももなどでも起きる。

 原因は多岐にわたるが、「もう怖くない! 筋肉のつり こむらがえり」を著した整形外科医で、出沢明PEDクリニック(東京都世田谷区)院長の出沢明さんはこう説明する。

「運動時や就寝中に起きることが多く、加齢や妊娠も原因になり得ます。冬場は『冷え』が誘発する場合もあり、ふくらはぎを冷やさない工夫が必要です。特に冷え性の人は長い靴下をはくなどして保温対策を万全にしましょう。温浴や足浴も効果的です」

 出沢さんによると、筋肉には過剰な負担が掛かった場合、損傷を防ぐ「二つのセンサー」があり、これが「誤作動」するとこむら返りが起きるという。

「センサーには筋肉の伸びすぎを調整する『筋紡錘』と、縮みすぎを防ぐ『腱紡錘』がありますが、そのうち腱紡錘の働きが鈍くなると、筋肉が異常に収縮してしまい、こむら返りが起きるのです」。

脱水症状も原因になるといい、「予防として就寝前にコップ1杯の水を飲んでおくことが有効です」とアドバイスする。

 

 「国立精神・神経医療研究センター」(東京都小平市)の医師で睡眠障害外来を専門とする精神生理部長の三島和夫さんは「手足の冷えのほか、睡眠中に掛け布団の重みで爪先が伸びた状態で長時間すごすことによって、ふくらはぎのけいれんが起こることがある」と語り、足首が直角になるよう足の裏に「巻いたタオル」を置いておくアイデアを提案する。

 

 就寝時にこむら返りが起きたら、どう対処すればいいのだろう。

 「まず、爪先を体側に引いてアキレスけんを伸ばすことが重要です。その際は焦らず、ゆっくりと行いましょう。手が届かなければ、爪先に長めのバスタオルをかけて両端を引っぱったり、ベッドのへりに足の裏を押しつけたりして伸ばすのも効果があります。枕元にバスタオルも置いておけば慌てずに対応できます」と三島さんは言う。

けいれんが治ったら、それ以上無理に引っぱる必要はない。

  

 薬に頼らずに、医師が推奨するさまざまな予防策を試すのも選択肢になりそうだ。

 筋肉のセンサーである腱紡錘の働きが鈍る理由はまだ明らかでないが、こむら返りを防ぐ方法の一つとして、出沢さんは「バランスのよい食生活と水分補給が何よりも重要」と強調する。「普段からミネラルのバランスを意識した食生活を心がけることが大切です。筋肉の収縮などに必要なのはマグネシウムやカリウム、カルシウム。マグネシウムは、海産物のほかに納豆や落花生など、カリウムはバナナやリンゴ、カルシウムは煮干しや牛乳などに多く含まれています。こうした食品を意識して取り入れるようにしてほしい」

 

 また、筋肉の疲れを残さないためにストレッチやマッサージを習慣づけたい。

 こむら返りの慢性化には、筋肉量の減少や新陳代謝の低下も関わっていると考えられる。

筋肉量は20代をピークに減少する傾向にあるといい、出沢さんは「年を取るほどこむら返りが起こりやすくなるのはこのため」と説明する。

前著によると、高齢者の場合、家事や外出といった日常生活でも筋肉の疲労がたまってしまい、こむら返りが誘発されるという。

 三島さんも米国の「こむら返りを訴えて、医療機関を受診した65歳以上の高齢者265人を対象にした調査」をもとに説明する。

「高齢者のこむら返りの約75%が夜間に起き、このうち『1カ月に1回以上ある』のは7割以上を占めました」と話す。

 出沢さん、三島さんも、「大半は一過性で心配がない」と口をそろえるが「病気が隠れている場合もある」と注意を促す。

出沢さんは「糖尿病や循環器の病気があり、服用している薬の副作用からこむら返りが起きる人もいます。こうした持病がある人は頻度などに関わらず、医師に相談して原因を特定しておく方が安心です」と語る。

 こむら返りが頻発する場合、中高年から発症が増える「腰部脊柱管狭窄症」や「脳梗塞」などが隠れていることがある。

こうしたケースについては「痛みやしびれのほかに、歩行が困難になる『間欠跛行』など、複数の症状が出ることが多い。痛がっている時に症状を観察するのは大変ですが、家族らにつっている場所や状態を見てもらい、その症状を医師に伝えることも、隠れた病気を特定するには肝心です」(出沢さん)。

 

 頻度や痛みが強まっていくようであれば一度、医師に相談することが大切だ。

頻繁に目が覚めれば睡眠の質が低下し、日常生活に悪影響も出かねない。

 長期間、こむら返りで悩んでいる人は、神経内科や循環器科、整形外科、就寝時であれば睡眠障害外来などの専門医を受診することを考えてみたい。

 

※予防には運動も大切です。

日常、歩くことがない方は、近所を5分程度の散歩からはじめ、少しずつ時間を延ばしてみてはいかがでしょうか。

 

2018年

2月

02日

冬の脱水に注意

 夏によく聞く脱水症ですが、冬でも起きることがあります。

乾いた部屋の中で過ごしていると、思った以上に体の水分が足りなくなることがあるようです。

ノロウイルスなど感染症にかかったときの対策としても水分補給は大切です。

冬の脱水の注意点や適切な水分のとり方について、専門家に聞きました。

水分をとる機会が減りがちなのが冬。

ただ、済生会横浜市東部病院の谷口英喜・周術期支援センター長は「夏同様に、こまめな水分補給をしてほしい」と呼びかけます。

 

 冬は汗をかく量は減りますが、皮膚や呼気からも水分は体の外に出ています。

成人の場合、1日に体重1キロあたり15ミリリットル(乳幼児は25~50ミリリットル)。

体重60キロだと、1日900ミリリットルほどの水分が出ていく計算です。

空気が乾いていれば、さらに増えます。

 

 マンションなど、気密性が高くエアコンを使う部屋の空気は乾燥しています。

「加湿器を使用しなければ、外より湿度は1~2割ほど低く、体内の水分が失われやすい」と谷口さんは指摘します。

 体内の水分が減ると集中力や食欲が下がり、めまいなどの症状があらわれます。

脳梗塞や心筋梗塞になるリスクも高まるとされます。

 

 水分補給の目安について谷口さんは「食事のときや起床時、就寝前などに1日8回、コップ1杯程度の水分補給を」と説明しています。

ただし、水分と言っても、利尿作用が強いアルコール類は逆効果です。

例えばビールは1リットル飲むと1・1リットルの尿が排出されてしまいます。

アルコール度数が高くなると、その量はさらに増えるそうです。

 

 では、脱水状態になってしまったらどうすればいいのでしょうか。

 始めは自覚症状がほとんどありません。

見極めるには主に以下の方法があります。

 ①手の爪を押して、白からピンク色に戻るのに2~3秒以上かかる(手の血流が悪くなるため)

 ②唇や舌が乾いている

 ③尿や涙の量が少ない

 

 人間の体液には、水分だけでなく塩分などの電解質が含まれています。

このため、脱水状態のときは水分と塩分を効率よく補給でき、「飲む点滴」とも言われる「経口補水液」が有効です。

 経口補水液は、ノロウイルスなどの感染症対策としても重要です。

下痢や嘔吐をすると、成人で1日2~3リットルの水分が失われますが、その中には電解質も多く含まれているからです。

 

 経口補水液はドラッグストアなどでも買えるますが、自宅でも簡単につくれます。

水1リットルに対し、塩を3グラム、砂糖を20~40グラム入れ、透明になるまでよくかき混ぜます。

レモン汁を入れると甘さが抑えられ、飲みやすくなります。

 

 飲む量は成人で1日0・5~1リットル。

乳幼児は体重1キロあたり10ミリリットル程度。

ただ、一気に飲むと電解質が十分に吸収されません。

少なくとも1時間ほどかけてゆっくり飲む必要があります。

乳幼児の場合は、ペットボトルのキャップを使って飲んでもらうとよいそうです。

 谷口さんは「経口補水液を飲んでも症状が改善しないときには、無理せず病院に行った方がいいでしょう」と話しています。

 

※しばらく寒い日が続きそうです。

自宅にいるのなら、トイレがあるのでこまめな水分補給ができます。

出かけるときもペットボトルを持ち歩いたほうがよいかも。

 

2018年

1月

26日

寒さに負けない

 この時期は、黒い食べ物の黒ゴマ、黒豆、ひじきなどを常食するようにしてください。

黒い食べ物は老化を防ぎ、長寿の薬になります。

また、黒い食べ物を助ける食材として、たまねぎ、ねぎ、にんにくなど白い食べ物を少し摂るようにしてください。

反対に甘い食品は、黒い食べ物の効果を弱くするので普段より控えるようにしましょう。

 

 からだが冷える冬は腎が弱まりやすくなります。

腎は全身のエネルギーの源です。

冬になると身体のエネルギーを外に漏らさないように毛穴が自然と引き締まります。

それを補助するためにも身体を冷やさないように重ね着をしましょう。

 寒いからと家に閉じこもるのではなく、暖かい時間を選んで外に出てください。

足腰が弱らないように歩きましょう(雪には注意してください)。

 

 五行は、木火土金水(もくかどこんすい)です。

身体の各部位や身の回りの事柄を五つに分類しています。

例えば、木  火  土  金  水

    肝  心  脾  肺  腎

    酸  苦  甘  辛  鹹

    青  赤  黄  白  黒

    春  夏  長夏 秋  冬

などと分類され、水の次は木に戻りまわります。

 五行は、隣を助ける働き(金は水を助ける)があり、一つ飛ばした隣は抑制する働き(土は水を抑制する)があります。

冬のこの時期にあたるのは「水」で黒い食材と鹹(塩辛い)、一つ手前の「金」の白と辛は「水」を助ける働きになり、二つ手前の「土」の黄と甘は抑制する働きになります。

 排尿症状(切れが悪い、勢いがない)、耳の聞こえが悪い、足がほてる、疲れが取れにくいなどの症状がある方は、この時期だけでなく一年中黒い食べ物を積極的に摂るようにしてください。

 

 身体を温める食材に「しょうが」も良いです。甘酢漬けなどは手軽に食べられるのでお勧めです。

 

2018年

1月

19日

インフルエンザが流行

 インフルエンザの流行が拡大しています。

国立感染症研究所の集計によると、全国約5千の定点医療機関から報告された患者数を基に推計した1~7日の1週間の患者数は約124万人。

前の週の約101万人に比べて20万人余り増えた。

特に西日本で多い。

厚生労働省は、今月下旬から2月にかけてピークを迎えるとみており、注意を呼び掛けている。

 

 インフルエンザは主に、せきやくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んで起こる。

高齢者は重症化しやすく、子どもではまれに急性脳症を起こすこともある。

予防には手洗いやアルコール消毒が有効だ。

室内の湿度を保ち、栄養や休息を取ることも対策になる。

ワクチンの接種も予防に役立つ。

 

 人混みへの外出を避けることが望ましいが、マスクの着用でウイルスを吸い込む可能性を低くできる。

マスクは感染者がウイルスをまき散らすことも防ぐ。

厚労省は「せきが出るときはマスクやハンカチで口を押さえることが重要だ」と「せきエチケット」を求めている。

 集計によると、都道府県別の1医療機関当たりの患者数は、宮崎県が34・17人で最も多く、沖縄県(31・76人)、大分県(28・93人)、福岡県(28・14人)、長崎県(26・04人)と続いた。全国の平均は16・31人だった。

 

 直近5週間で検出されたウイルスの種類は、2009年に新型インフルエンザとして流行したA型が最も多かった。

 

 今季はワクチンの製造開始が遅れ、医師らの団体はワクチン不足への対応を国に求めた。

厚労省は、13歳以上の接種回数を1回にすることなどを徹底し、最終的な必要量は確保できるとしている。

 

※さいたま市も12月よりは落ち着いたようですが、埼玉県では流行しています。

マスクは口だけでなく鼻も覆う、うがい・手洗いを頻繁にするなど、まずは予防しましょう。

 

2018年

1月

10日

もちの食べ方

 新しい年になり、10日になります。

今日は1月10日で「110番の日」、全国で110番に統一されたのは1954年だそうです。

 

 元旦に、「もちを喉に詰まらせた」というニュースがありました。

全国で10数人詰まらせた方がいて、そのうち80代の方と50代の方が2人が亡くなったとのこと。

そのニュースを聴き他人事ではないと思い、もちを半分に切って食べてみました。

1枚ずつパックされたもちを包丁で半分に切り、オーブントースターで焼きました。

大根おろしときな粉で食べてみたのですが、半分のサイズはひと口で口に入れることができ食べやすかったです。

「食べやすい大きさにして食べてください」というのは毎年聞いていますが、試してみるとまさにその通りでした。

他のことでも色々言われているので、試して実感してみることが改めて大切だなと感じました。

 

2017年

12月

25日

ボタン電池の誤飲に注意してください

 子どもがボタン電池を誤ってのみ込む事故が、2011~15年の5年間に全国で少なくとも千件近くに上り、排出されないまま消化管に穴が開くなどの健康被害が確認されていたことが、東京慈恵医大と一般社団法人「電池工業会」(東京)による初の実態調査で分かった。

おもちゃや時計、リモコンなど多くの製品に使われており、調査チームは「電池の交換時など、子どもの手が届く場所に置きっぱなしにしないで」と呼び掛けている。

 

 調査は今年1月、日本小児外科学会などを通じて202カ所の医療機関に質問を送り、116カ所(57・4%)から回答を得た。

 ボタン電池には、直径2センチ前後の「コイン形」(コイン形は直径2センチ前後で薄い)と、1センチ前後の「ボタン形」(ボタン形は直径1センチ前後で厚みがある)がある。

 調査結果によると、11年からの5年間で、誤飲により小児外科や小児救急を受診したのは計939件。

自然に排せつされたケース以外に、食道や胃、十二指腸などにとどまり、食道が傷つくといった健康被害が15件(うちコイン形は14件)あった。

患者の年代は不明。

 国民生活センターが昨年公表した0~2歳児の事故調査では、誤飲が最も多かったのはたばこで、電池(多くはボタン電池)、医薬品が続いた。

 ボタン電池をのみ込むと、体内で短時間に化学反応が起き、消化管に穴が開くこともある。

周辺の血管に達すると出血し、最悪の場合は死に至る恐れがある。

 

 電池工業会は

(1)子どもの手の届かない所に保管する

(2)電池部分のふたが外れやすくなっていないかを確認する

(3)子どもが見えない場所で交換する―などの予防策を呼び掛けている。

 調査した東京慈恵医大・小児外科の吉沢穣治講師は「体内からの摘出は時間との勝負だ。

のみ込んでしまったと思ったら、確証がなくても、ためらわずに医師に連絡してほしい」と強調する。

 

※年末年始は、子供を含めた家族の移動があります。

思わぬ事故の予防は、整理整頓しかないようです。

 

2017年

12月

22日

身体の冷え

 今冬は、厳しい冷え込みが早く訪れてしまい、身体が慣れる時間もなかったですね。

しばらく寒い日は続くでしょうから、今からでも身体を冷やさないように気をつけてください。

 

 最近は1年中同じような野菜がスーパーに並んでいます。

暑い季節に取れる野菜は身体を冷やし、寒い季節に取れる野菜は身体を温める性質を持っています。

また、旬の野菜は栄養が豊富で、季節はずれの野菜は栄養が少ないと言われています。

季節はずれの野菜を食べるときは、茹でたり、炒めたりして火を通してください。

 

 夏が旬:とまと、きゅうり、なす、にがうり、バナナなど 

 冬が旬:かぼちゃ、はくさい、ねぎ、ほうれん草、山芋、にら、あずきなど

 

 サラダは1年中食べますが、冷蔵庫から出したばかりの野菜は冷えています。

寒い時期はレンジで温めてから食べるようにして、身体の中から冷やさないようにしてください。

手足の冷えでつらい方は、部屋が暖かいからといってアイスクリームを食べたり、ビールを飲んだりしないでください。

 

 インフルエンザも流行が始まったようです。

身体が冷えると免疫力も下がります。

服装、暖房を利用するのはもちろんですが、身体の中から冷やしたら効果も半減してしまいます。

 

2017年

12月

17日

りんごジャムのようなもの

 りんごジャム?を作ってみました。

砂糖、はちみつなどは入れなかったので、ジャムではなく離乳食かな。

 

 皮をむいたりんごを適当な大きさに切りなべで煮る、です。

甘い匂いがすごくあり、形が崩れてきたときに食べてみたら、かなり甘く砂糖は入れませんでした。

パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜて食べたりしていますが、半分くらいは冷凍したので、他の食べ方を試してみたいと思ってます。

 

 知り合いから頂いたりんご、傷があり売り物にはならないというものでしたが、2,3個食べたら美味しかったです。

ピーラーで10個ぐらい皮をむき、カレーを作るような深鍋に蓋ができるぐらいの山盛りで火にかけると、10分ぐらいで果汁が出てきてグツグツ始まりました。

蓋をしそのまま火にかけていると、上にあるりんごも高野豆腐のように柔らかくなってきます。

このまま使うとパン、パイなどに使う状態のようです。

そのままへらでかき混ぜながら、実をつぶしていくとなべの半分以下になります。

時間はかかりますが、買うだけでなく作るのもよいですね。

 

2017年

12月

11日

高齢者の低体温症に注意する点

 寒さに対する反応は、年齢、持病、飲んでいる薬に影響される可能性がある。

そのため、とくに高齢者では、寒い時期に低体温症になる危険性が高い。

 

 米国立加齢研究所(NIA)は、中核体温が35℃未満となる低体温症の症状として、以下をあげている。

  発話がゆっくりまたは不明瞭になる

  錯乱または眠気を生じる

  手足の震え、こわばり

  反応が遅い、身体をうまく動かせない

  脈が弱くなる

 

 自分や周囲の人が低体温症ではないかと思ったら、救急に電話する。

 

 高齢者が冬に外出するときは、帽子やスカーフ、手袋を身に着け、体温が失われないようにする。

緩めの洋服を重ね着すれば、洋服と洋服の間に暖かい空気の層を保つことができる。

また、誰かに外出することを知らせ、充電した携帯電話を持つべきである。

 

 自宅を暖かく保つことも大切だ。

高齢者の場合、室温を20℃以上に設定することが勧められる。

他にも、洋服の下に長い下着をつける、靴下とスリッパをはく、帽子かキャップをかぶる、アフガン編みの肩掛けや毛布で脚と肩をおおうなどの工夫で、暖かく過ごすことができる。

 また、高齢者は、使用している処方薬や市販薬が低体温リスクを高めるかどうか、医師に確認しておく必要です。

 

※冷たいものを飲食すると身体の中から冷やすので、冬場は厳禁です。

この時期、アイスクリームやビールは、若い人でしょうか。

暖かい部屋でも控えてください。

 

2017年

12月

04日

インフルエンザが流行

 厚生労働省は1日、今季のインフルエンザの流行が始まったと発表した。

平年よりやや早いという。

1999年の調査開始以来、過去2番目の早さとなった昨年と比べると、1週遅い。

 

 厚労省によると、全国約5千の定点医療機関から11月20~26日の1週間に報告された患者数が、1医療機関当たり1・47人となり、流行入りの目安となる1人を超えた。

 都道府県別で1機関当たりの患者数が多かったのは沖縄県(4・88人)、長崎県(4・47人)、愛媛県(3・39人)、宮崎県(3・20人)、石川県(3・08人)の順。1週間に全国で推定約7万人が医療機関を受診した。

 直近5週間に検出されたウイルスは2009年に新型として流行したA型が最も多かった。

 

 今年はワクチンの製造開始が遅れ、医療現場からは不足を訴える声が上がっている。

 

 厚労省は、13歳以上はワクチンの接種回数を原則1回とするほか、せきやくしゃみが出たらマスクの着用を徹底するよう呼び掛けている。

 

※インフルエンザにかかったことがない人は、「トイレに行く度にうがいをする」を習慣にしていたそうです。

家の中、事務所の中などに居ると、意識しないと「うがい」の機会は無いです。

外から帰ったらだけでなく、トイレに行く度にうがいをするを今シーズンは試してみませんか。

 

2017年

11月

27日

予防医療には栄養と運動が重要

 「~をしたい」という強い気持ちを持ち、40・50代(ミドルエイジ)のうちから意識することが重要。

医療法人社団永生会・永生病院の野本達哉氏は、ネスレ日本ヘルスケアカンパニーのプレスセミナーのなかで、超高齢社会に伴う様々な課題に対し、栄養・医療政策の観点から“アクティブ寿命”を延伸する重要性を強調した。

健康上の問題がない状態で日常生活に制限のない健康寿命よりも一歩進んだ概念であり、子どもや孫とまだまだ遊びたいと考える高齢者が増加していることを受け、自分のやりたいことを積極的に挑戦し実現できる期間を長くするために行うべき予防医療や、補うべき栄養素など、「予防医療の未来」を展望したセミナーの一部を紹介したい。

 

 女性の社会進出などをひとつのきっかけとして初婚年齢が上がってきていることから野本氏は「子どもが生まれる、孫ができる年齢も上がってきている」と指摘するとともに、「まだまだ子どもや孫と遊びたい。自分のやりたいことを見つけ、まだまだ挑戦していきたい」と考えるミドルエイジが増加しているという。

元気で暮らすために重要なことは「健康寿命の延伸」であり、“食事(栄養)”と“運動機能”が大きな柱になるという。

 

 食事は身体やエネルギーをつくるだけでなく、体の調子を整えるものであり、5大栄養素“炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル”のバランスが重要となる。

野本氏は、「近年、糖質は必要以上に摂取されており、タンパク質に気を遣っている人も増えてきている」とする一方で、厚労省が提示している摂取基準値より不足傾向にあるのが「ビタミンA・B1・B6・C・D、カルシウム・マグネシウム、食物繊維」であるが、これらの栄養素はただ単にたくさん摂取すれば良いというわけではなく、バランスのいい食事や健康食品で補うことを推奨している。

 

 また、健康寿命延伸において重要となるもうひとつの柱は、要支援・要介護になる原因の多くとしてあげられる“運動機能障害”であり、「骨粗鬆症、サルコペニア、脳血管障害、認知症などのロコモティブシンドロームに注意が必要」と指摘する。

 骨粗鬆症は女性ホルモンの影響を受けやすいため特に女性は注意が必要であり、50代をピークとして増加傾向にあるという。

サルコペニア(筋肉減少症)の予防には運動に加えBCAA(アミノ酸)の摂取、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)の予防には青身魚などに多く含まれるDHA・EPAで凝固を防ぐことが重要だ。

 また、進む高齢社会において増化傾向にある認知症は、抗酸化作用のあるビタミンや葉酸を摂取するなど、食事療法に加えサプリメントなども活用積極的に取り入れることで「ミドルエイジから“予防医療”を積極的に行うべき」と強調した。

 

 「何々をしたい、という強い気持ちを持ち、若いうちから意識することが重要」と話す野本氏は、アクティブ寿命延伸に向けた取り組みのひとつとして「日々の食事記録に加えて、悩みなども一緒に記録していく“レコーディング・ニュートリション”をおすすめする」と語る。

 健康を保つとされる“バランスの良い食事”の基準は昔ながらの日本食であり、それらのバランスを保つ目的としてサプリメントを摂取する際に最も重要となるのが目的や方法、摂取量への注意だという。

食事内容を記録することは自身に不足している成分の把握に繋がるだけでなく、食品で補えない成分を明確化することで摂取するべきサプリメントを具体的に把握することができる。

 特にビタミン、ミネラルなどの「過剰摂取を避けるためにもレコーディング・ニュートリションを習慣にしていくことは効果的」であるとし、アクティブ寿命延伸のための予防医療として、サプリメントを活用した「食事」、適度な運動や栄養摂取による「運動機能」の維持向上の重要性を、強くアピールした。

 

※「食事で身体を冷やさない」ことも、冬はとくに大切です。

冷えは「万病の元」です。

 

2017年

11月

17日

ノロウィルスの備え

 

 冬の感染症シーズンになります。

子育て家庭にとって特に怖いのは、高熱が出るインフルエンザと嘔吐や下痢が苦しいノロウイルスだ。

順天堂大学医学部付属順天堂医院の感染対策室主任感染管理認定看護師、小松崎直美さんに感染を防ぐ注意点を聞いた。

 

 おなかの風邪といえば、原因の代表格はノロウイルス。

ロタウイルス、アデノウイルスなどの場合もあるが、「吐く、下痢、発熱」の3大症状は共通。

特効薬はない。流行状況を踏まえ、医療機関で検査せず「感染性胃腸炎」とだけ告げられることもある。

 

 感染経路は、主に二枚貝などですでに汚染された食材

▽公共施設のトイレや食器などへの接触

▽患者が吐いた汚染物を触る、吸い込む――などがある。

便や吐しゃ物1グラムにウイルスが100万~1億個含まれ、10~100個程度で感染するという。

乾燥して空気中に漂うと吸い込んで感染することがあり、速やかに処理することが重要だ。

 

 床やテーブルに吐いた時の処理の手順は、

換気

使い捨てのマスクと手袋をつける

ごみ袋を広げる

吐しゃ物をペーパータオルなどで取り除く。

続いてペーパータオルをかぶせ、50~100倍に薄めた市販の塩素系漂白液を浸すようにかけ、しばらく置いて外す。

漂白液に浸しておいた新しいペーパータオルで外から内に向かって拭き取る(この時、汚れた面でこすると汚染が広がるので常に新しい面を使う)。

吐しゃ物や拭き取ったペーパータオル、手袋、マスクなどはごみ袋に入れて、浸る程度に漂白液を入れて口をしばる。

最後にせっけんで30秒以上かけて手を洗う。

ノロウイルスにはアルコールによる手洗いは効果がない。

 

 布団やシーツに吐いた時は、同様に身支度して吐しゃ物を片付け、衣類やシーツ類は放置せず漂白液に5~10分浸し、ほかの物とは別にして普通に洗濯する。

もみ洗いする場合は、ウイルスが飛び散らないよう水の中で作業をする。

85度以上の熱湯に1分以上つけることでもウイルスを不活化できる。

布団はよく乾燥させて乾燥機やスチームアイロンをかける。

 おもちゃやドアノブ、トイレの水洗レバー、便座も塩素系漂白液で拭き上げたい。

 

 発症から6時間くらいは嘔吐が続くことがあり、無理に飲食させない。

どうしてもほしがる時は、水を1さじずつ与える。

吐き気が止まって3時間くらいして水分補給をする。

食事は水分がとれるようになって、食べられる量の半分くらいから食べさせよう。

 小松崎さんによると病院では各部署に、血液や汚物を処理するのに必要なものをまとめたセット(スピルキット)を常備している。

「家庭でも必要なものをまとめておくと、移動を簡略化できて汚染の拡大防止に役立つでしょう」と話している。

 

 ◇吐しゃ物処理に便利な道具(スピルキット)

・使い捨て手袋

・使い捨てマスク

・キッチンペーパー

・ポリ袋

・0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液(市販の塩素系漂白剤を100倍に薄めたもの。2リットルのペットボトルにキャップ4杯を入れ、いっぱいまで水を入れて薄める)

 

2017年

11月

09日

大腿骨の骨折が西日本で高い

 同じ話題が新聞社により内容が異なるので、並べてみました。

どちらの記事も食習慣による栄養は載っていますが、骨の強さには運動習慣、日照時間の地域差も関係しないのでしょうか。

北日本は、冬に曇りがちで雪が積もり外出しにくい、運動も体育館の利用または雪上のスポーツに限られる、など不利な要素がありますが、結果は逆です。

解析が待ち遠しいです。

 

10月3日 (火)毎日新聞の記事

 

 骨の密度が下がる病気「骨粗しょう症」が進むと生じやすい「大腿骨骨折」の人口10万人当たりの発生率を都道府県別に集計すると、中部から九州にかけての西日本で高かったとの調査結果を、大阪医大や近畿大の研究グループがまとめた。

地域差は最大で2倍程度。

食習慣の違いが影響している可能性があるといい、研究グループは要因分析を進める。

 

 玉置淳子大阪医大教授(疫学)らは、公的医療保険を使った医療の受診記録に当たる診療報酬明細書(レセプト)の情報を全国で集めた国のナショナルデータベースを活用。

2015年の大腿骨骨折の男女別患者数を都道府県ごとにまとめ、40歳以上の10万人当たりの発生率を集計した。

 

 全国の患者発生率は、女性が10万人当たり299人、男性同89人だった。女性が多いのは、骨の細さと骨形成に関わるホルモンが閉経により減少するため。

 発生率は全国平均を100とすると、女性で最も高かったのは兵庫で120。

和歌山(118)、沖縄(同)、大分(116)、奈良(同)と続いた。

男性は高い方から順に、沖縄(144)、長崎(126)、和歌山(同)、佐賀(124)、兵庫(121)、鳥取(同)。

 一方、低いのは男女とも秋田、青森、岩手、宮城、北海道の順で、63~78にとどまった。

 玉置教授は「大腿骨骨折のリスク要因は、BMI(体格指数)の低さ、喫煙、多量飲酒、ビタミンDの不足。発生率の高い地域の人は、食生活に特に気を配ってほしい」と話す。

ビタミンDは、シラス干し、サンマ、干しシイタケ、イクラ、あん肝などに多く含まれる。

 

 

10月13日 (金)朝日新聞の記事

 

 骨粗鬆症で起こりやすくなる中高年の大腿骨骨折の人口あたりの割合は西日本で高く、北海道や東北地方で低いという調査結果を、骨粗鬆症財団や近畿大などの研究グループがまとめた。

食生活の違いなどが関係している可能性があるという。

 調査は、厚生労働省のデータベースを利用し、大腿骨骨折をした40歳以上の男女の割合を、年齢の偏りを調整した上で都道府県別に比べた。

2015年に大腿骨を骨折した人は男性3万2千人、女性12万人。

また高齢者ほど骨折しやすく、75歳以上が男性で76%、女性で87%を占めたという。

 

 都道府県別に比較すると、「西高東低」の傾向が浮かび上がった。

全国平均を100とした骨折の発生比は、女性では兵庫や和歌山、沖縄などが120前後と西日本で高く、秋田や青森など東北以北で低かった。

男性も同じ傾向で、最も高い沖縄と低い秋田では2倍超の差があった。

 今回の調査では地域間の偏りの原因は、はっきりしていないという。

過去にはカルシウムの骨への取り込みを助けるビタミンKの血中濃度は東日本で高く、ビタミンKを多く含む納豆の消費量が関係するといった報告がある。

研究グループは食生活が影響する可能性も考えられるとしている。

 

 研究グループの玉置淳子・大阪医科大教授は「気になる人は骨検診の受診、カルシウムやビタミンD、ビタミンKの摂取、運動の習慣づけや、リスクになるやせ過ぎへの注意などを心がけてほしい」と話している。

 

2017年

11月

02日

杉田玄白の養生七不可・現代版の募集

 小浜藩医・杉田玄白(1733~1817年)の没後200年を記念して福井県小浜市は、玄白が健康に長生きする秘訣を記し残した「養生七不可(ようじょうしちふか)」にちなみ、現代版7カ条を全国公募している。

元気に生きるこつを「~べからず」の形式で表現してもらうもので、市は「現代の暮らしに合わせたユーモアあふれるフレーズを」と12月15日まで作品を募っている。

 

 養生七不可は玄白が70歳を前に記したもので、「昨日非不可恨悔(昨日の失敗を悔やまない)」など、85歳まで生きた玄白が家族に残した心得として知られている。

 今回の企画は、オランダの医学書「ターヘル・アナトミア」を翻訳した「解体新書」を出版し「医食同源」の教えなどを残した小浜ゆかりの偉人を顕彰し、あらためて「食のまちづくり」や「食育」を広く発信しようと、市が初めて企画した。

 募集する作品は食生活や心の持ち方、生活習慣にかかわる秘訣を「~べからず」と表現した未発表のものに限る。

 市食文化館のホームページからダウンロードした応募用紙か、市販の便せんで郵送する。

1人当たりの応募制限はないが、封書1通につき3作品(3カ条)まで。

 市は公募に当たり、「ごちそう来たらスマホでパシャ それもいいけど『いただきます』を忘れるべからず」などを例示している。

市食のまちづくり課の担当者は「現代の暮らしを見直すようなユーモアあふれる作品を応募してほしい」と呼び掛けている。

今回の反響をみながら来年度以降も継続するか決めるという。

 

 

杉田玄白の「養生七不可」

(括弧内は書き下し文と現代語訳)

(1)昨日の非は、悔恨すべからず

  (昨日の失敗を悔やまないこと)

(2)明日の是は慮念すべからず

  (明日のことは過度に心配しない)

(3)飲と食とは度を過ごすべからず

  (食べ過ぎ、飲み過ぎに注意する)

(4)正物に非(あら)ざれば、苟(いやしく)も食すべからず

  (風変わりなものは食べない)

(5)事なき時は薬を服すべからず

  (何事もない時は薬を飲まない)

(6)壮実を頼んで、房を過ごすべからず

  (元気だからといって無理をしない)

(7)動作を勤めて、安を好むべからず

  (楽をせず、適度に運動をする)

 

 ※今も昔も変わりは無いですね。

と言うことは、分かっていてもできないということでしょうか。

 

2017年

10月

27日

小中学生の体力低下

 子どものボール投げ能力の低下が止まらない。

スポーツ庁が2016年度に実施した複数の体力調査によると、小学校高学年の成績はいずれも過去最低水準。

空き地がなくなり、キャッチボールの場が減ったのも一因とされる。

専門家はボール投げは特定の競技だけに必要な能力ではなく、多くのスポーツに共通する動作と指摘しており、改善が課題となっている。

 

 08年度に始まった小学5年と中学2年の全員を対象とする全国体力テストで、ボール投げは小中ともに16年度は男子が過去最低を更新。

女子も過去最低となった前年度に次ぐ低い成績だった。

 小5男子はピークだった09年度の25・41メートルから毎年下がり続け、16年度は22・41メートルと7年前より3・00メートル低下した。

 反復横跳びやシャトルランのように調査開始以来、最も高い数値となった種目もあり、ボール投げの低下が際立つ。

 1964年度から抽出で実施している「体力・運動能力調査」。

スポーツ庁は、子どもの体力のピークとされる85年度ごろの成績を達成目標に掲げている。

しかし、小6に当たる11歳のボール投げは85年度が男子33・98メートル、女子20・52メートルに対し、16年度は男子27・21メートル、女子16・47メートルと遠く及ばない。

 スポーツ庁は、学校の体育の授業に期待を寄せる。「子どもが投げることに興味を持てる工夫や、技術の習得に向けた努力をお願いしたい」

 

 

※暗くなるまで外で遊ぶ、のは野球やサッカーでしたが、今は携帯ゲームのようです。

 

2017年

10月

21日

晴れが多いのはいつ?

 10月になって20日が過ぎましたが、半分は雨が降っているようです。

さいたま市の年間の日照時間を気象庁のHPで調べてみました。

 

 日照時間が年間で一番短い月は、9月でした。

梅雨の6月もほぼ同じ時間ですが僅差で2番目です。

秋のほうが、曇りや雨が多いのですね。

3番目に短いのが10月です。

そのデータ通りか、今年の10月は雨・曇りが多いです。

 

 逆に日照時間が長い月は、1月です。

冬型で晴れが続くと思われます。

2番目は4月で、数時間差で12月となります。

冬よりも春の4月に晴れが多いのは意外でした。

 

過去30年(1981から2010年)のデータからなので、外れることもあるでしょう。

次のデータ、1991から2020年では平均気温が上がっているかもしれません。

 

2017年

10月

19日

魚介類を食べるとうつ病のリスクが軽減

 魚介類を1日に110グラムほど食べると、うつ病のリスクが下がるとの調査結果を国立がん研究センターなどのチームがまとめ、英科学誌ネイチャーの関連誌(電子版)に発表した。

青魚に多く含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)の影響とみられる。

 

 40~59歳の長野県内の男女1181人について、魚介類の摂取量や病歴、生活状況を調査。

25年後に95人(8%)が精神科医にうつ病と診断された。

 魚介類の1日の摂取量に応じて4群に分けて分析すると、最も少ない群(中央値57グラム)に比べ、2番目に多い群(同111グラム)は、うつ病のリスクが56%低かった。

EPAの摂取量でも同様に分析すると、最も少ない群(同200ミリグラム)と比べ2番目に少ない群(同307ミリグラム)は、うつ病のリスクが46%低かった。

いずれも摂取量が多いほどリスクが下がるわけではなかった。

 

 調査を担当した国立がん研究センター・社会と健康研究センター健康支援研究部長の松岡豊さんによると、魚介類をたくさん食べる人は野菜を摂る量も多く、揚げたり炒めたりでサラダ油を多く使う傾向がある。

サラダ油に含まれるオメガ6脂肪酸は炎症を起こす作用があり、EPAの効果を打ち消した可能性があるという。

松岡さんは「心の健康を保つために1日100グラムほどの魚介類を食べてほしい」と話している。

 一般的にサバの切り身は80グラム程度、イワシは1匹80~100グラムという。

 

※缶詰を利用すると手軽に取れそうです。

青魚は他にも効果があるようです、こちらも参考に。

 

2017年

10月

15日

スマホに夢中なのは

 親は自分よりスマホの方が大切なんだ。

そう感じている日本の子どもが20%に上るというインターネット調査結果を米南カリフォルニア大学が発表した。

米国での同様の調査に比べ高かった。

同大学のウィロー・ベイ教授は「子どもだけでなく親のネット依存も強まっている。子どもとネットの使い方について話し合ってほしい」と話した。

 

 インターネット調査は、同大学とNPO「コモンセンス・メディア」が4月に日本で、スマホを持っている中高生の子どもとその親各600人を対象に実施した。

調査結果によると、スマホやタブレット端末を使っている時間は親は1日平均で2時間56分で、子どもは4時間18分だった。

52%の親は子どもがスマホを使いすぎだと答えたという。

 

 一方で、25%の子どもは親に対して、会話中にスマホに気を取られていると感じていた。

さらに「時々、親が自分のことよりもスマホを大切にしていると感じることがある」と答えた子どもは20%に上った。

米国でも昨年、同様の調査をしたが、親のネット依存度は日本より高かったのに、スマホの方が大事と感じている子どもは6%にとどまったという。

 

 NPO代表のジェームス・ステイヤー米スタンフォード大准教授は「日本の子どもはネットに夢中の親に、話を聞くよう言えずに我慢しているのではないか。各家庭でルール作りを急ぐべきだ」と話した。

 

※「ポケモンGO」が流行っていた時に公園で見かけた3人家族。

両親はスマホを手に持ち、子供は手ぶらで一緒に歩く。

子供に携帯、スマホを持たせる時に、ルールを決めてからという話があります。

子供に対してだけ、ではないようです。

 

2017年

10月

11日

高齢男性の半数がお酒飲みすぎ

 お酒を飲む65歳以上の男性の半数、女性の4分の1が、健康を保つための「節度ある適度な飲酒(適正量)」の目安とされる「1日当たり日本酒1合」以上のアルコールを摂取していることが、厚生労働省研究班(代表、田宮菜奈子筑波大教授)の分析で分かった。

このうち、適正量の3倍を日常的に飲む「多量飲酒」は高齢男性の約5%に達し、適正量が十分に知られていないことが浮き彫りになった。

 

 退職や配偶者の死などが飲酒のきっかけになる例もあるとされ、太刀川弘和筑波大准教授(精神医学)は「高齢者の飲酒をいけないとは言えないが、くれぐれも飲み過ぎに注意してほしい」と呼び掛けている。

 健康づくりの目標を定めた厚労省の「健康日本21」は、成人の適度な飲酒量として、1日のアルコール量を20グラム程度(日本酒1合、ビール500ミリリットル缶1本程度)と設定している。

高齢者に明確な基準はないが、飲み過ぎると健康や人間関係への悪影響が出やすいとされる。

 実態を明らかにするため、研究班の翠川晴彦医師(有朋会栗田病院)らは、厚労省による2013年度の国民生活基礎調査のデータを解析し、全国約15万人の高齢者の飲酒量などを調べた。

 月1日以上飲酒する高齢者は約4万8千人で、男性の56・4%、女性の24・9%が適正量以上を飲んでいた。

 このうち「節酒」を意識していると答えた人を見ると、1日の飲酒量は1~3合が42%、3合以上が2%と、適正量が理解されていなかった。

 また「認知症」の人では、7分の1は飲酒の習慣があり、1日の飲酒量1~3合が29%、3合以上が5%だった。

「高血圧」「脳卒中」「狭心症」「心筋梗塞」では3分の1が酒を飲み、1~3合が46%、3合以上が4%を占めるなど、病気があっても飲酒し続ける傾向があった。

 

 

 ※適度な飲酒量

 日本人の場合、1日平均でアルコール量20グラム程度が「節度ある適度な飲酒」の目安。これはビール(アルコール度数5度)500ミリリットル、日本酒(アルコール度数15度)1合に当たる。一般に少量の飲酒で顔が赤くなる人や高齢者、女性は飲酒量を減らすべきだとされている。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、男性の飲酒率は40~60代で60%を超え、70代は55・5%、80代以上は39・9%と低くなる。近年、定年退職後に飲酒習慣が悪化する「定年後アルコール依存症」など高齢者の飲酒問題が注目されている。

 

2017年

10月

05日

昨日は仲秋の名月でした

 旧暦の秋は、七月から九月までで、初秋の七月、仲秋の八月、晩秋の九月とされていました。

仲秋は八月のこと、それで旧暦八月十五日は「仲秋の名月」と呼ばれるそうです。

仲秋の名月をめでる風習は、中国から伝わったそうです。

また、秋のちょうど真ん中にあたる日の八月十五日は、「中秋」と書くのだそうです。

 

 約一月後の旧暦九月十三日〔今年は、十一月一日(水)〕に日本では、もう一度お月見をしました。

「後(のち)の名月」だそうです。

月見の時、その時期に取れた収穫物を供えるので、仲秋の名月は「芋名月」、後の名月は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれるそうです。

 

 昨日、月を見られなかった方も十一月の月見はいかがですか。

寒さ対策をお忘れなく。

 

2017年

9月

30日

心の不調をIT活用し見える化

 慢性疾患を持っていても、それと折り合いをつけながらどう仕事を続けるかを考える時代。

精神の疾患や不調で問題になりやすいのは、体調の波が大きく、職場はもちろん本人もかなり悪化するまで気付きにくいことだ。

心の不調を早く見つけるのに役立つIT活用のソフトが、精神障害者の就労支援策として成果を上げつつある。

将来は職場でのメンタル不調の発生予防に活用できる可能性もあるとして精神科医らが関心を寄せている。

 

 ソフトの名称は「SPIS(エスピス)」。

大阪市のソフト会社、奥進システム(奥脇学社長)が2012年に開発したウェブ日報システムだ。

 本人が設定する「朝までぐっすり眠れた」「ミスがないか確認できた」といった体調や仕事面の項目について、「良い」から「悪い」まで1~4点で自己評価した結果を画面に入力。

自由記載のコメント欄もある。

勤務先の担当者(上司)と、臨床心理士など外部の支援者の3者でこの情報を共有し、上司、支援者もコメントを記入できる。

 奥脇社長は障害者雇用に力を入れてきたが、精神疾患がある人を雇った際「好不調の差が大きく、突然体調を崩すように感じた」。

業務日報に「体調」欄を設け記入を促したところ、ある社員の場合、突然に見えた体調悪化の少し前から頭痛などが始まることが分かり、仕事の調整など先手の対応が可能になった。

「他社でもこれを使えれば、精神障害者の退職を減らせるのでは」と製品化したのがエスピスだ。

 開発は、精神疾患を持つ社員が中心に担当。

自己評価点の推移をグラフに表示して変化を「見える化」するなど使いやすい工夫を加えた。

 

 2年前に奥進システムに入社しホームページ作成などを担当する浦田梨佐さん(30)は発達障害で人とのコミュニケーションが苦手。

調子が落ちると不安感が強まり、以前の職場ではそれで仕事を休みがちになって勤務が長続きしなかったという。

エスピスを見ると、つらい時期が来るのには3カ月程度の周期があった。

「自分では分かりませんでした」と浦田さん。

その時期に負担が重くならないよう、職場としても配慮できるという。

 エスピスは13年以降、大阪府など自治体や財団の助成事業に採択され、全国精神障害者就労支援事業所連合会(事務局・大阪市)などが企業への普及活動をしている。

近畿地方を中心に約70社が導入し、15年度までの3年間にエスピスを利用した当事者約90人を調べると、利用開始後約1年半の時点で、約8割が勤務を続けていたという。

 

 「見える化」と並ぶエスピスの大きな特徴は、日報の情報を、上司以外に、外部の支援者が共有する点だ。

障害者の就労支援センターなどで訓練や実習を受けた後に就職した人の場合は、センターの職員がその役を担うことが多いという。

 精神科医の樋口輝彦・日本うつ病センター理事長は、外部の専門家が関与するというエスピスのユニークさに注目する。

 「職場のメンタル問題の多くは、上司と当事者の閉じた人間関係の中で悪化していく。まだ厳密な効果を論じる段階ではないが、うまく活用すれば、当事者が精神疾患を発症する前に予防する手段になり得るのではないか」とみる。

同センター六番町メンタルクリニック(東京都千代田区)でも、職場でエスピスを利用する精神疾患患者の支援を始めたという。

 ただ、継続して関わる支援者をどう確保するかや、適正な費用負担の在り方など課題はある。

樋口さんは「着実に実績を積み重ねながら、より良い活用法を探る必要がある」と話している。

 

2017年

9月

25日

日没の時間に交通事故が多い

 警察庁が2012~16年の5年間に発生した2万431件の交通死亡事故を分析したところ、日没前後1時間の「薄暮時間帯」(日没時刻の前後1時間を指し、月日や地点によって異なる。急激に暗くなってドライバーから歩行者の姿が見えづらくなるのに加え、通学や通勤の帰宅時間とも重なり、交通事故が多発することから「魔の時間帯」と表現されることもある。事故防止策としては、歩行者の服や荷物、自転車の車体などに反射材を付けるほか、車はライトを早めに点灯したり、光を上向きにするハイビームを使用したりすることが効果的とされる)の事故は他の時間帯に比べて多い2680件で、13・1%を占めていたことが分かった。

日没が早まる秋や冬に増加する傾向も判明。

同庁は「早めのライト点灯を心掛けてほしい」と呼び掛けている。

 

 薄暮時間帯の死亡事故を月別で見ると、最多は11月の358件。

逆に最少は夏至を迎える6月の119件だった。

3カ月間の分析でも、10~12月は1031件で、400件だった5~7月の約2・6倍という結果になった。

 事故の形態については、「自動車と歩行者」が1410件で半数を超えた。

ほかに「単独事故」が374件、「自動車同士」が312件、「自動車と自転車」が283件などだった。

 

 薄暮時間帯に事故で死亡した歩行者では、高齢になるほど増加。

男性は人口10万人当たりで平均0・87人に対し、80~84歳が6・18人、85歳以上が5・88人。

女性は平均1・33人に対し、80~84歳が7・89人、85歳以上で7・81人だった。

多くは買い物や散歩中に巻き込まれていた。

 2万431件の死亡事故全体を時間帯別で見た場合では、午後5時台が1389件で最多。

次いで午後6時台の1370件、午後7時台の1216件で、日没時間と重なる3時間での発生が19・5%だった。

 

 警察庁は今回、16年に発生した死亡事故のうち、車に乗っていて死亡した1338人について、チャイルドシートも含むシートベルトの着用状況も分析。

着用していなかったのは558人で、座っていた場所は運転席が414人、助手席が42人、後部座席やバスの座席が102人だった。

 死亡者は非着用者の方が少ないが、事故による負傷者も含めた人数から割り出した致死率を見ると、後部座席やバスの座席の場合は、非着用者が着用者の3倍以上としている。

 

※日没の時間は、9月下旬で17:35ごろ、10月下旬で16:55ごろ、11月下旬で16:30ごろになります。

暗くなると見えづらく、気持ちも急いてくるので事故が起きやすいのかもしれません。

早めに用事を済ますなど「ゆとり」を持って行動しましょう。

 

 

2017年

9月

14日

高齢者の6割が水分不足

 医療や福祉の専門家で構成する「教えて!『かくれ脱水』委員会」(委員長・兵庫医科大学小児科学の服部益治教授)は、「高齢者の水分補給に関する意識調査」をまとめた。

それによると、高齢者の約6割が水分不足であり、トイレに行かなくてはならないことを気にして水分補給を控えてしまい、熱中症リスクを高めてしまう実態が浮き彫りになった。

また65歳以上の親を持つ子世代の約3割に、親に水分補給を勧めても飲まなかった経験があることも分かった。

こうした状況のなか、介護従事者は対処策として、経口補水のために工夫した「ゼリー」などを活用し、高齢者の水分補給割合を増やすことが重要としている。

 

 同調査は、全国の65歳以上の高齢者男女、介護従者、65歳以上の親を持つ30~40代の男女各約520人を対象としてアンケートを7月に実施した。

食事に含まれる水分以外で、1日どれぐらい水分を補給しているか」という問いに対し、必要とされる1000~1500ミリリットルに満たない高齢者は約61・8%もいることが分かった。

必要量を知っている高齢者は、52・3%しかいなかった。

 高齢者では、水分補給を控えた経験を持つ人もいて、その割合は19・8%とやや高い。

理由としては、「トイレへ行くことが心配」という回答が77・7%と高く、「喉の渇きを感じていないから」(25・2%)など他の回答を大きく引き離している。

 

 65歳以上の親を持つ子世代の意識では、親と同居している子の方が親の熱中症を心配する傾向にあることも分かった。

同居する子世代は積極的に水分補給を勧めている。

一方、「水分補給を勧めても親が飲まなかった」と答えている子世代が28・6%いた。

 勧めても飲まなかった後の対処には「時間を空けて、また勧めた」が75・3%と圧倒的に多いが、「勧めるのをやめた」という答えも28・8%あった。

 

 介護の専門家である介護従事者へのアンケートでは、「水分補給の介助を難しいと思うか」という問いに対し、90・6%が「難しい」と回答した。

勧めても飲まなかった経験があるのは91・2%にのぼる。

 

介護している高齢者の水分補給のために工夫したことがあるとの質問(複数回答)には、

飲み物にいくつかのバリエーションをもたせる」が63・8%でトップ。

「飲み物にトロミをつける」が56・6%、

「飲み物を固める」(ゼリーにする)が46・5%、

「経口補水ゼリーを勧める」35・1%の順だった。

このうち、「ゼリー」を試した結果、「水分補給に成功したのか」という問いには85・8%が「成功した」と回答している。

 

※高齢者の水分補給が十分だと、問題行動が減り落ち着きがでることもあるようです。

もしかしたら、高齢者だけではないかもしれませんね。

まだ暑い日が続くので、意識して水分を摂りましょう。

 

2017年

9月

10日

MLB、ヘッドスライディングでのケガ

 米大リーグでエンゼルスのトラウト、アストロズのコレアに続いて、8月の試合でレッドソックスのブラッドリーも同じけがに見舞われた。

ヘッドスライディングをした際に左手親指を負傷し、故障者リスト入りとなった。

 米国のスポーツ医学会が2011年から15年までのメジャーとマイナーの試合で頭と足から滑る選手を比較した結果、二塁ベース上での負傷は他の塁より約4倍も多く、手をけがする確率は膝や足首をけがするよりほぼ2倍高かったという。

研究をまとめたキャンプ博士はニューヨーク・タイムズ紙の取材に「(二塁へ滑り込んだトラウトのけがは)まさに典型的な例だ」と話した。

 ヘッドスライディングは走塁の見せ場の一つだが、7月に復帰したトラウトや今もリハビリ中のコレアはともに1カ月半ほど離脱を余儀なくされた。

チームにとっての痛手は大きい。

 マーリンズのイチローはけがを防ぐため頭から滑り込まないことで知られる。

カブスのマドン監督は地元紙に対し「選手を守るため、禁止することを考えてもいいのかもしれない」と語った。

 

※高校野球では一塁へですが、回をまたいで4連続ヘッドスライディングがあったそうです。

闘志、気迫との見方も有るようですが、ケガをしては元も子もないです。

安全にプレーし、高校生だけでなく長く楽しんで欲しいですね。

 

2017年

9月

07日

そろそろ秋ですね

 寝苦しかった時期も過ぎ、朝晩が涼しくなってきました。

虫の声も聞こえ秋らしくなってきました。

空気が冷えて乾きはじめるこの季節、皮膚や呼吸器の粘膜を乾燥させ、風邪などひきやすくなります。

気温が下がり体が冷えやすくなりますので、1枚多く羽織るようにして季節の変化に慣らしてください。

 

 この季節は、白い食材、辛い食材を積極的にとるようにしてください。

大根、ジャガイモ、玉ねぎ、白ごまなどは肺を潤す効果があります。

これらの食材は、食物繊維も豊富なので肺と主従関係の大腸に働き、便通を良くします。

肺が弱い人は、唐辛子、ネギ、ニンニクなど辛味を好む傾向があります。

辛味は発汗を促し皮膚の抵抗力を上げ感染症などを予防する働きがありますが、摂りすぎは肺を乾燥させ胃腸を傷めるのでほどほどにしてください。

 

いつまでも冷たい飲み物ではなく、温かい飲み物に切り替える頃です。

 

2017年

9月

01日

たばことアトピー性皮膚炎

 肺疾患や気管支ぜんそくなど、体に様々な悪影響を及ぼすことが指摘されている喫煙。

最近の研究では、妊婦の喫煙や受動喫煙によって、生まれてきた赤ちゃんが、アトピー性皮膚炎や乳児湿疹になるリスクが上がる可能性があることがわかった。

 

 アトピー性皮膚炎は、強いかゆみを伴う皮膚炎で、免疫の過剰反応であるアレルギーを持つ場合が多い。

子どもの場合、比較的よくみられる乳児湿疹が2か月以上続いた場合などに診断される。

発症には、親から受け継いだ体質が関わっているとの見方もある。

 慶応大学病院皮膚科の医師・海老原 全さんによると、アトピー性皮膚炎は、かゆみ、睡眠不足のほか、患部からしみ出す液の対処や薬の塗布、見た目の変化などによって、生活の質が大きく低下するという。

 子どもや妊婦に対する喫煙・受動喫煙の影響としては、早産や低体重などの妊娠中や出産時のトラブル、出生後の乳幼児突然死症候群や気管支ぜんそくなどの発症リスクが高まることがこれまでの研究で指摘されている。

 これらに加えて、子どものアトピー性皮膚炎も、母親のおなかの中にいる時期のたばこの煙が関係していることが明らかになってきた。

 

 愛媛大学病院小児科の医師・篠原 示和さんらは、高知県で行われる乳児健診に参加した親子のうち、赤ちゃんが7か月以上の約1500組を対象に、2005年にアンケートを実施し、分析を続けている。

 アンケートは、「妊娠中に喫煙または受動喫煙したか」「赤ちゃんがアトピー性皮膚炎、または乳児湿疹と診断されたか」など、喫煙と赤ちゃんの皮膚疾患について尋ねた。

結果は、喫煙や受動喫煙が「ある」場合、皮膚疾患になる割合が高い傾向があった。

 中でも、親にアレルギーがないグループで、妊娠28週以降に喫煙・受動喫煙が「ない」と答えた妊婦の赤ちゃんが皮膚疾患になる割合が26・6%だったのに対し、「ある」とした妊婦の赤ちゃんは38・0%と明らかに高かった。

 国立成育医療研究センター免疫アレルギー・感染研究部長の松本健治さんによると、妊娠後期に当たる28週以降は、体の中で異物を認識できるように免疫が成熟する時期だという。

「この期間に母親を介して胎児の免疫に喫煙が影響すると考えられるが、実際にどのように影響しているかはまだ分かっていない。今後、調べる必要がある」と指摘する。

 

 15年までに発表された海外の研究86本を分析した論文では、「喫煙や受動喫煙がアトピー性皮膚炎の発症に関係している」とし、特に、アジア地域の人の場合、妊娠中の喫煙が、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の発症に影響する、と結論づけられている。

 

 愛媛大の篠原さんによると、日本人はアレルギー体質の人が多く、重いアトピー性皮膚炎になる患者の割合も高いという。

「アトピー性皮膚炎は、睡眠不足の原因となり、成長や学習に影響することもある。たばこを避けることが、予防の一つとなる可能性を考慮に入れ、さらに研究を進めたい」と話す。

 

2017年

8月

26日

暑さは彼岸までですむか?

 暦では、暑さが落ち着く頃、のようですが、今週はさいたまも36℃になる日がありました。

そろそろ、秋の準備かなと思ったのですが、まだのようです。

ちなみに秋は、白い食材が中心になります。

夏の疲れが出る頃でもあり、冷たいものを減らし胃腸をいたわりながら疲れをとりたいですね。

 

 昼間36℃になり、寝苦しい夜もありました。

窓を開けて寝ていた方もいるのではないでしょうか。

天気予報を見ていると、昼の暑さが落ち着くと夜も涼しくなるようです。

寝る時間に暑さが残っているから窓を開けて寝ると、明け方に涼しい空気が入ってきて風邪をひいたりするかもしれません。

寝るときに外の涼しさを確認してください。

 

 色々な健康法がありますが、昔から言われていることも試してみてください。

早寝早起きの規則正しい生活

腹八分

住んでいる地域の食材を使った偏りのない食事

毎日の運動

 

どれでも、できることから始めませんか。

 

2017年

8月

19日

歯周病は歯科知識の情報源で差が出る

 岡山大学は、歯科医院で歯科に関する知識を得ることが良い歯科保健行動を促すこと、さらに歯周病の有病率にも影響を与える可能性があると発表した。

一方で、学校やテレビで歯科に関する知識を得ても、必ずしも良い結果にはつながらないこともわかったという。

 

 この研究は、同大大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の森田学教授と、岡山大学保健管理センターの岩崎良章教授らの共同研究グループによるもの。

 

 歯周病は、歯間ブラシやデンタルフロスを使うこと、定期的に歯科健診に行くことで予防できることが報告されている。

これまで歯科に関する知識があることは、より良い歯科保健行動につながるとの報告があったが、その知識の情報源によっても歯科保健行動に差があるのかについての研究はなかったという。

 

 今回、研究グループは、2,220人を対象とした調査において、歯科医院で歯科に関する知識を得ている者とそうでない者を比較。

その結果、前者は後者に比べ、1.49倍デンタルフロスを使用する傾向にあること、また、2.92倍定期的に歯科受診をしている傾向にあることがわかったという。

デンタルフロスを使用している者や定期的に歯科受診をしている者では、歯周病がある者の割合が少なかったことから、歯科保健行動だけでなく、歯周病の有病率にも影響を及ぼしている可能性が考えられるとしている。

 

 一方で、学校もしくはテレビから歯科に関する知識を得ている人は、そうでない人よりもそれぞれ0.69倍、0.71倍定期的に歯科受診をしている傾向にあった。

これは、定期的な歯科受診をしない傾向にあるということ意味している。

全回答のうち30~40%の学生が学校もしくはテレビから知識を得ていると回答しており、これらの情報源は良い保健行動を促すには効果的ではない可能性があるという。

 今日では、さまざまな媒体から情報を得ることができるが、その情報源によって歯科保健行動に差がでること、そして歯周病の有病率にも影響を与える可能性が今回の研究から見えてきた。

今後、情報の質を向上させることで、歯周病の予防に貢献できるかもしれない、と研究グループは述べている。

 

※歯科医院は、消毒のにおいとドリルの音がいやですね。

定期的に行き、慣れるしかないでしょうか。

歯周病から入れ歯、と糖尿病は関係しているようです。

 

2017年

8月

10日

高齢運転者の事故割合増加

 政府がまとめた2017年版「交通安全白書」で、高齢運転者の事故割合の増加傾向がわかります。

16年の75歳以上の高齢運転者による死亡事故が459件となり、死亡事故全体に占める割合が13・5%に上った。

06年の7・4%から増加傾向が明確となった。

75歳以上の免許人口10万人当たりの死亡事故は8・9件と75歳未満の3・8件の倍以上となった。

 

 白書は高齢者運転の特性を「視力が弱まり判断が不適切」などと明記。

政府は高齢者による交通事故防止に向け、関係閣僚会議で取り組みを進めている。

 

 高齢運転者が起こした死亡事故の要因は「操作の誤り」が全体の28%で、75歳未満の16%を大きく上回った。

このうち「ブレーキとアクセルの踏み間違い」が高齢運転者は全体の5・9%で、75歳未満の0・7%と違いが特に顕著だった。

 

 事故形態は車両単独事故が40%で、75歳未満の23%と違いが出た。

この中で車線をはみ出した衝突事故が最多で、全体の24%に上った。

 

 高齢運転者の特性として視力弱体化のほかに

(1)反射神経が鈍くなり対応に遅れ

(2)体力が衰え運転が不的確

(3)運転が自分本位―と指摘し、事故を起こす要因とした。

 

 11~16年に起きた高速道路逆走件数を年齢層別に見たところ、60歳未満は年平均10件未満だったのに比べ、70~74歳は同27・7件、75~79歳は同39・8件と増えていた。

 

 交通安全を担当する加藤勝信1億総活躍担当相は記者会見で、高齢運転者の事故防止対策として運転免許証の自主返納推進や、自動車に代わる移動手段の確保を挙げて「死亡事故の削減につなげたい」と強調した。

 

※車の運転を安全にする、日常生活でよく身体を動かすことも必要と思われます。

働き盛りの人でも、車での移動が多いと運動不足になります。

歩く、体操をするなど身体を動かさないと、運転に必要な身体の働きも弱ってくるのではないでしょうか。

 

2017年

8月

07日

真夏日の太陽光は8分程度に

 真夏日に浴びる紫外線は7分以上20分以下程度が適切。

 皮膚がんなどのリスクが少なく、体内でビタミンDを生成するのに必要なだけ日光を浴びる時間を国立環境研究所の研究チームが推計している。

 

 ビタミンDは不足すると骨が弱くなるほか、大腸がんなどのリスクを高めるとの報告がある。

食事から摂取できるほか、紫外線を受けると体内で生成する。

しかし紫外線は皮膚に赤みが生じるほど繰り返し浴びると白内障や皮膚がんのリスクが高まる。

 

 チームは、大人が1日に食事以外で補う必要があるビタミンDを10マイクログラムとみて、その生成に必要な紫外線の照射時間を地点ごとの観測結果から推計している。

 季節や天候によって適切な照射時間は大きく異なる。

例えば、7月の真夏日午前11時ごろのつくば市では、長袖長ズボンでもわずか7分程度で必要なビタミンDを生成でき、20分を過ぎると浴び過ぎになるという。

一方、真冬の日が差さない日は正午過ぎでも1時間半以上の照射が必要で、3時間以上浴びても問題がない場合もある。

 

 中島英彰・主席研究員は「夏は紫外線の浴び過ぎを、冬はビタミンD不足を避けるための参考としてほしい」と話す。

 

※ゆっくりな台風に動きが出始めたようです。

被害が少ないことを願います。

台風が過ぎた後は、暑い夏が戻りそうです。

骨を丈夫にするために陽射しだけでなく、運動も大切です。

 

2017年

8月

03日

二日灸

 昨日、八月二日に灸をすえると効験が著しいと信じられています。

暑い夏の八月二日だけでなく、寒い冬の二月二日もです。

医法の一つで、人体の灸穴(つぼ)にあたるところにもぐさを丸めておいて、火をつけてすえる。

大人は大きな灸を背中に二つすえるが、子供はいたずらのこらしめと健康のために、つかまえられてすえられたとか。

 母も手を焼くわんぱくの二日灸

 可愛さがあまり泣かせる二日灸

 二日灸味方と思う乳母も敵

 

 ほうろく灸は、お寺で実施しており、ネットで検索すると何件も出てきます。

うなぎと同じ土用の丑の日であったり、6月に行われていたりと日はそれぞれです。

頭痛封じ、夏ばて防止、中風(脳卒中)封じを目的に行われています。

 

 昨日、さいたま市では最高気温25.4℃でしたが、熊本は36℃、根室は16℃とその差は20℃です。

日本も広いですね。

 

2017年

7月

28日

音楽に合せて体操すると認知症予防効果

 音楽に合わせて体操をすれば認知症に効果的。

三重大大学院医学系研究科(津市)の佐藤正之准教授らの研究グループは、軽度から中等度の認知症患者に音楽体操をしてもらったところ、計算ドリルなどの脳トレーニングより、日常生活の動作が悪化することを防ぐ効果があったと明らかにした。

 

 運動は認知症に有効とされているが、佐藤准教授は、音楽に合わせて体を動かすことでより効果が高まると指摘する。

健常な高齢者への認知症予防効果は既に実証されており、今回は、発症した人にも効果があることを突き止めた。

 

 研究グループによると、三重県御浜町と紀宝町に住む身の回りのことをこなせる軽度から日常生活に手伝いの必要がある中等度の高齢患者に協力を依頼。

平均年齢87・2歳の62人を対象とした。

うち31人が半年にわたり週1回、40分間の体操に参加した。

残りの31人はドリルや携帯ゲームなどの脳トレを行った。

 

 着替えや食事、入浴といった日常生活動作では、ドリルやゲームなど脳トレの31人に比べ、音楽体操をした方が動作のレベルが維持された。

 音楽は、音楽教室を運営するヤマハ音楽振興会(東京)が制作。

ポップス調でテンポが変わる音楽に合わせて、椅子に座って腕や腰を曲げ伸ばししたり、足踏みしたりするなどしてもらった。

 

 佐藤准教授は「音に合わせて体を動かすことは、単に動かすよりも複雑なため、高い効果をもたらしているのでは」と推測している。

今後は重度の認知症患者にも効果的な療法を模索する。

 

※薬やサプリを摂ることが話題になることが多いですが、本人の行動が一番効果があるようですが、実行できる人はどのくらいなのでしょうか。

運動することは取り上げられず、サプリや特定の食品は、にぎやかなようです。

 

2017年

7月

23日

終業時刻に「ロッキー」のテーマ曲

 オフィスで終業時刻に音楽を流し、帰宅を促す試みが広がりつつある。

お店が閉店まぎわに「蛍の光」のメロディーを流すのと同じ手法だ。

長時間労働を減らす「働き方改革」は、待ったなしの課題。

はたして効果はあるのだろうか。

 

 東京・新宿のオフィスビルに入居する三井ホーム本社。

社員約100人が机を並べるフロアでは、ゆったりとしたピアノ曲が流れる。

 

 午後6時に突然、映画「ロッキー」のテーマ曲に切り替わった。

終業時刻を告げる合図だ。

 社員が次々と立ち上がり、「私は7時までかかります」「私はこれで帰ります」。

机を接する同じ班で順番に宣言していく。

残業が長くなりそうな社員には、上司がアドバイスしたり、周りが手伝いを申し出たりして、早く帰宅できるよう協力し合う。

 

 オフィスで決まった時間帯に音楽を流す取り組みは、総務、経理、人事などの部署で2014年10月から始めた。

社員のリラックスや、メリハリをつけて働いてもらうのが狙いだった。

最後が「ロッキー」なのは、勇壮な曲調で「残りの仕事もがんばろう!」と奮い立たせるためだ。

残業は「減ってくれたらよい」ぐらいの期待感だった。

 

 昨年10月に対象部署の勤務時間を調べたところ、「意外な効果の大きさに仰天した」(人事部の町山誠人事グループ長)。

取り組みを始めて残業時間の合計が2~3割ほど減った。

 

 総務部の加藤卓郎さん(34)は「音楽が区切りになってだらだらと職場に残らなくなり、帰りやすい雰囲気になった。帰宅は2時間ぐらい早くなった」と喜ぶ。

経理部の若林敏行さん(35)は「常に『ロッキー』から逆算して段取りなどを考えるようになった」、オフィス外でも「ロッキー」を聞くと無意識に「仕事は何が残っているか」と考え出すという。

 

2017年

7月

20日

車だけではないようです

 アクセルとブレーキを踏み間違えて、自動車を急発進させる高齢者がニュースになっています。

 先日、テレビを見ていた80過ぎの母が、音が小さいので大きくしようとしたら、チャンネルを変えてしまいました。

あわてて戻そうとしたのですが、テレビの電源を切ってしまう、もう一度電源を入れる、チャンネルを変える(まだ戻らない)・・・と何回もリモコンを操作しています。

 

 もしかしたら、車もテレビも同じかなと感じました。

アクセルとブレーキを間違えている方も、家の中で家電製品などを扱う時に間違ってしまうことがあるのではないか。

 

 車の運転ということで明らかになったように見えますが、普段の生活の中にある「危険なサイン」を見逃しているだけかもしれません。

 お盆に帰省したとき、同居の方は休日の時間のあるとき、祖父母や両親の日常生活をじっくり観察することが大切かもしれません。

日常生活の中で、何気ないことに慌てる、パニックになることがあれば、自動車の運転は止め時かも。

 私の母は、車の免許は持っていません。

 

2017年

7月

16日

夏はカレーの作りおきで食中毒に注意

 梅雨明けは発表されていませんが、もう夏ですね。

夏に食べる機会も多い「カレー」、各自治体が加熱しても殺菌しにくい「ウェルシュ菌」食中毒への注意を呼びかけているそうです。

 作りおきしたカレーなどの煮物が原因となることがあり、昨年は全国で約1400人が発症した。

専門家は「梅雨や夏は1年の中で最も菌が増えやすい。料理は常温保存せず、速やかな冷蔵を心がけ、食中毒を防いで」と呼びかけている。

 

 「リーガロイヤルホテル」(大阪市北区)のレストランでは5月初旬、昼食をとった利用客25人が下痢や腹痛などの症状を訴え、患者からウェルシュ菌が検出された。

大阪市は提供メニューのうち、カレーなど作りおきの煮物料理が感染源の可能性が高いとみている。

 3日間の営業停止処分を受けた同レストランは、料理の作りおきの中止や温度管理の徹底などの再発防止策をとった。

担当者は「うまみを出すなどの目的で作りおきをすることがあった。調理後、速やかに提供するよう徹底する」と話す。

 

 夏場は気温、湿度が高く、他の季節以上に食べ物への注意が必要だ。

ウェルシュ菌は肉や魚、野菜などに広く付着する。

加熱処理さえすれば「安心」と考えがちだが、この菌は加熱しても一部は残存する。

カレーやシチューのようにとろみがあり、空気が通りにくい料理だと特に増えやすい。

 しかも食材の温度が45度程度まで下がると急激に増殖する特徴があり、いったん増殖すると死滅させるのは難しい。

100度で6時間加熱したが、それでも殺菌できなかったという報告もあるという。

 

 厚生労働省の統計では、ウェルシュ菌による食中毒は過去10年間、およそ500~2800人で推移。

昨年は前年の2・6倍の1411人に急増し、原因物質別でノロウイルス、カンピロバクターの次に多かった。

 特に7月は大量発生が頻発する“要注意”月で、1980年には埼玉県久喜市で小中学校の給食が原因で生徒ら3610人、2012年には山梨県富士河口湖町のホテルで宿泊客の高校生126人がそれぞれ集団で発症した。

 

 大阪府立大食品安全科学研究センターの三宅眞実センター長は予防策として、

〈1〉調理後はすぐに食べる(食べる分だけ作る)

〈2〉保存する時は、できるだけ速やかに15度以下に冷蔵する(小分け)

〈3〉再加熱する際は長時間よく混ぜる――の3点を挙げる。

 

2017年

7月

13日

夏に甘酒

 甘酒というと、寒い季節に身体を温めるための飲み物ではないようです。

江戸時代は甘酒売りが木樽に入れて天秤棒で担いで売り歩いていました。

俳句の季語で甘酒は夏だそうです。

甘酒は幼児や病人が夏の暑さの中で求める最高の栄養飲料でした。

 

 甘酒はブドウ糖が主体で、麹菌が発酵する際に多種のアミノ酸、葉酸、ビタミンを生成するため栄養補助食品としてすぐれた飲み物。

また、体内にすばやく吸収でき、ブドウ糖注射に似て即効性があり、体力を回復できる飲料です。

そのため、点滴に替えて「飲むブドウ糖」とも言われています。

 

 甘酒ができる発酵過程は麹菌が米のデンプンを糖化し、同時に乳酸発酵も進みます。

発酵温度の高低により、高いと麹菌の作用力が弱くなり甘みは少なく、低いと乳酸発酵が強くなり酸味が増します。

これから本格的に暑くなる夏にぜひ試してみてください。

 

 別な夏の飲み物ですが、先日スーパーで見つけた麦茶のパック、名前の知らないメーカでしたが、裏の表示に「原産国:日本」をみつけました。

いつも買っている青いパッケージの麦茶を改めてみると、原産国はカタカナ表示(輸入)でした。

麦茶は緑茶と同じ国内生産と思っていました。

ちょっとショックでした。

 

2017年

7月

10日

「ソーダ税」で清涼飲料の販売減、アメリカ

 砂糖を含んだ炭酸飲料などに課税する「ソーダ税」が、米国でじわりと浸透し始めた。

導入した大都市では消費が急減。

健康志向の高まりを追い風に課税の動きが加速する可能性もあり、主力商品を狙い撃ちされた形の米飲料大手は危機感を強めている。

 

 ソーダ税の先駆けとなったのは、2015年1月に課税を始めた西部カリフォルニア州バークリー。

砂糖やシロップを使った清涼飲料水が課税対象で、米国で一般的な12オンス(約355ミリリットル)缶なら50セント(約56円)前後の価格にソーダ税12セント(約13円)が上乗せされる。

1オンス当たり1セントの税率だ。

 

 今年1月には全米5位の人口を抱える東部ペンシルベニア州フィラデルフィアが大都市で初めて導入した。

税率はバークリーの1・5倍だ。

 

 米メディアによると、この地域の販売は導入後にコカ・コーラが3割減、ペプシコは4割減とソーダ離れが一気に進んだ。

「健康増進に役立っている」と課税を評価する声がある一方で「飲料業界の雇用が失われた」との批判も出ている。

 7月からシカゴなどが導入し、サンフランシスコとシアトルも18年1月に課税を始める予定だ。

 

 飲料業界は「特定の業種をターゲットにした不公平な税だ」(ペプシコのインドラ・ノーイ最高経営責任者)と反発。

課税を食い止めようとロビー活動を活発化させている。

同時に変化に対応し、ペプシコは砂糖を含まない飲料の販売を強化。

コカ・コーラは消費者が税負担を感じにくくなるよう、小さめの缶での販売に力を入れている。

 

※350缶で約60円で買えると、ファストフードでバケツのような容器で買うのも納得する気がします。

長期フォローして、体格・体重、健康への影響も知りたいです。

 

2017年

7月

06日

夏の腰痛に注意してください

 身体のバランスというと左右のバランスを思いつくかもしれません。

例えば、右足をケガした時に左足で支えることが多くなり、ケガをしていない左足に痛みが出てしまうことがあります。

この左右のバランスだけでなく、夏は「前後のバランス」に注意してください。

 

 身体の前後は、腹筋と背筋で支えています。

腹筋の支える働きが弱くなると、背筋(腰)に負担がかかり、腰痛になることがあります。

 

 気温が高くなる夏は、冷たいものの飲食が増えてきます。

冷たいものを消化するため胃腸に負担がかかると、腹筋にも影響が及び、支える働きが低下します。

そのため、腹筋の支えが弱くなった分、腰に負担がかかり腰痛になります。

 

 軽い荷物を持った拍子にぎっくり腰になった方がいます。

普段なら何事もなく持つことができる大きさの荷物だそうです。

この方は、ぎっくり腰の前日に刺身を沢山食べて、お腹を冷やしていたそうです。

別な腰痛の患者さんでは、お腹を触ったら硬く感じたので、へそ周りに鍼をしたところ、「腰が楽になった」と話されていました。

 

 腰痛というと、重い荷物を持って腰に負担をかけたから、と考えがちですが、冷たいものの飲食で胃腸に負担をかけたときに起きる腰痛もあります。

いつもより冷たいものを沢山飲んだ・食べたときは、特に注意してください。

何事も程ほどがよろしいようです。

 

 胃腸に負担がかかったときは、前頚骨筋(すねの骨の外側の筋肉)が張ったり、硬くなったりしているかもしれません。

そんな時は、お風呂に入って温めた時にもみほぐすと効果があります。

もちろん、お灸や鍼もよいです。

足三里のあたりになります。

 

2017年

7月

02日

身長が2センチ縮むと転倒するリスクが増加

 若い頃より身長が2センチ以上低くなった中高年は、転倒する確率が2倍に高まるとの調査結果を、埼玉医大などの研究チームがまとめた。

 要介護状態になっていない埼玉県内の60~70歳代の男女約460人を対象に、身長の変化や体力の調査を実施。

2年後にアンケートを行い、過去1年間に転倒経験があったかどうかを聞いた。

 

 回答が得られた約380人について分析したところ、20~30歳代より身長が2センチ以上低下していた約150人では、20%が転倒を経験していた。

一方、低下が2センチ未満だった人の転倒経験は10%で、発生率に2倍の差があった。

身長が低下していた方が、片脚立ち時間が平均で20秒近く短いなど、体力テストの結果でも差があった。

 

 加齢に伴う身長低下は、背骨の圧迫骨折だけでなく、筋力低下や軟骨のすり減りなどでも起きる。

高齢者の場合、転倒による骨折をきっかけに寝たきりになりやすい。

調査結果をまとめた新井智之・埼玉医大講師(理学療法学科)は「2センチ以上身長が低下すると転倒リスクが高まる。自宅で簡便にリスクを確認する目安として役立ててほしい」と話している。

 

※身体に良いと言う食品やサプリメントを摂るだけで効果はどのくらいあるのでしょうか。

歩く、体操するなど、毎日のように身体を動かさないと、効果はほとんど無いと思われます。

痛みなどが無いなら身体を動かすこと、偏りのない食事を摂ること、規則正しい生活をすること、夢中になれる趣味を持つこと、新しいことに興味を持つこと、そんな方は圧迫骨折や筋力低下とは無縁ではないでしょうか。

 

2017年

6月

28日

自転車あれこれ

 先日の夜、自転車で住宅街の道路を走っていると、反対側から薄明かりに照らされた女性の顏が近づいてきました。

夏の夜ならオバケかもしれませんが、携帯端末を見ながら無灯火の自転車に乗っている人でした。

 

 別な日に交差点で信号待ちをしていると、自転車に乗った小学1年生ぐらいの男の子が手にゲームを持っていました。

信号待ちの間にゲームをするのかと見ていたら、信号が変わって自転車で走り出しても片手運転でゲームをしています。

藤井4段も小さい頃から詰め将棋で鍛えたそうで、この子もこのまま鍛えれば・・・。

 

 今日は雨の中、車で外出したときに信号待ちをしていたら、ママチャリ(後ろに子供用シートあり)に乗った人が、赤信号を無視して道路を渡っていました。

子どもが乗っていたかは、はっきりはわかりません。

 

 ゲームをしていた子供も、片手運転の大人を見たのかもしれません。

信号無視のママチャリは子供が学校にいる時間だから、信号無視はかまわないと考えたのでしょうか。

身近にいる大人が『よい手本』を見せたいですね。

 

2017年

6月

26日

心臓マッサージのテンポはこの曲

 心臓マッサージ実習でリズムを取るため、英国の人気グループ「ビー・ジーズ」のヒット曲を使いたいとしたドイツの学校に、著作権団体が曲使用を無料とする粋な計らいを見せ、話題を呼んでいる。

 独有力紙フランクフルター・アルゲマイネなどによると、実習に使われるのは1977年公開の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックに収録されて大ヒットした曲「ステイン・アライブ」。

救命措置としての心臓マッサージは、1分間に100回以上の速いテンポで行うのがポイントとされる。

同曲のディスコのリズムはちょうど合い、両手で胸骨を圧迫するタイミングを身に付けやすいという。

 

 ドイツでは、イベント会場などで音楽を流した場合、著作権管理団体「GEMA」から使用料を求められる場合がある。

しかしGEMAはこのほど、救命実習での曲使用について懸念していた中部クラウスタール・ツェラーフェルトの学校に対し、地元選出議員を通じて、実習の際に限り「無料で使用可能」と伝えた。

 ドイツ国内の他の学校が使用した場合も、タダとする方針だという。

 

 

※NHKの「ガッテン」では、プリンセスプリンセスの「ダイヤモンド」でした。

みんなが知っている曲が選ばれますね。

 

2017年

6月

22日

何となく調子が悪い

 今年は、6月でも風邪をひいている方が多いようです。

朝晩の気温差、日による気温差が大きいのに身体が対応しきれないのが原因かもしれません。

昼間の気温が高い時は冷たいものでもよいかもしれませんが、朝晩の涼しい時は温かいものを飲食したほうが身体にはよさそうです。

冷たいものの飲食は身体を中から冷やしますので注意してください。

胃腸を冷やすと、食欲が無くなり、身体がだるくなります。

せめて常温(室温)のものを飲みましょう。

冷房が効いている室内なら、温かい飲み物がよいですし、カーディガン、ベスト、ひざ掛けなどで身体を冷やさないようにしてください。

 

 本格的に暑くなる前に汗をかく運動をすると、暑いときの体温調節が働きやすくなります。

暑いときは、皮膚表面に近い血管の血流が増えて熱を逃がす、汗をかいて汗が蒸発するときに熱が奪われ体温を調節します。

普段から汗をかいていないと、汗をかく働きが休んでしまい、熱が身体にたまりやすくなるようです。

昼間の暑い時間帯ではなく、朝晩の涼しい時間に早歩きなどで息が弾むぐらい身体を動かし、汗をかくようにしましょう。

 

 風邪をひいている方も、運動習慣がないため体温が上がらず、免疫機能が弱っているため風邪をひきやすいのかもしれません。

昔から言われています「規則正しい生活、偏りのない食事、毎日の運動」が大切なようです。

夜更かし、外食やお弁当、歩かない生活では抵抗力が弱くなるのでしょう。

 

2017年

6月

17日

プール熱が流行

 子どもに多い「咽頭結膜熱」の患者が2007年以降最多となっていることが13日、国立感染症研究所の集計でわかった。

「プール熱」とも呼ばれる感染力が強い感染症で、専門家は手洗いなどで予防するよう、注意を呼びかけている。

 

 感染研によると、咽頭結膜熱は、発熱や目の充血、のどの腫れがみられる。

特効薬がなく、肺炎になることもある。

小学校入学までの子どもがかかることが多い。せきやくしゃみ、タオルの使い回しで感染する

プールの水からうつることもあるが、近年は塩素消毒の効果でプールから感染が広がるのはまれという。

 

 全国約3千の医療機関から報告された患者数(速報値)は最新の1週間(5月29日~6月4日)で1医療機関あたり0・95人。

都道府県別では山梨県(3・29人)、北海道(2・02人)、奈良県(1・53人)、鹿児島県(1・51人)が多かった。

 感染研によると、例年は6月ごろから患者が増え始め、7~8月にピークを迎える。今年は5月から多い。

例年のウイルスとの違いは特にみられず、流行の理由がはっきりしないという。

 

 予防には、せっけんでの手洗い▽タオルや目薬を使い回さない▽おむつを替える時はマスクや使い捨て手袋を使うなどが有効という。

感染研感染症疫学センターの藤本嗣人・第四室長は「ウイルスは例年と特に違いがないので流行の理由はわからないが、注意深くみていきたい」と話す。

 

2017年

6月

14日

佐世保市、歯の健康高齢者は日に4回の歯磨き

 80歳以上の人を対象に、佐世保市と市歯科医師会が毎年開いている「歯の健康優良高齢者コンテスト」で、木村秋時さん(85)=小佐世保町=が前人未到の6年連続金賞の記録を打ち立てた。

健康な歯を維持する秘訣は「毎日4回の歯磨き」。「歯は体の健康に関係している。これからも続けたい」と話している。

 

 コンテストは歯と口の健康週間(4~10日)に合わせて開き、毎年30人ほどが参加。

20本以上自分の歯があることが条件で健康な歯の本数や歯並び、歯周病の有無を審査。

年齢を加味して順位を決める。

今年で24回目になるが、金賞を6回獲得した人は初めて。

 

 歯磨きは朝昼晩に加え、夜中に目が覚めた時もしている。

時間は歯間ブラシも使って丁寧に5分間。

コンテストに出始めてから、ほとんど行ったことがなかった歯科医院にも定期的に通い検診を受けている。

 

 木村さんは元小学校教員。

児童には「歯は健康の窓」と指導し、自らも人一倍虫歯に気を付けていた。

年を重ねるにつれ、あらためてそれを実感している。

「この年になっても大きな病気をしていないのは歯を大切にしたから。これからも食べたらしっかり磨くことを心掛けたい」と自慢の歯を見せた。

 

※歯の健康は身体の健康に結びついているようです。

日に4回だけでなく、定期健診も意識の高さでしょうか。

 

2017年

6月

08日

過ぎてしまいましたが脳卒中週間

 毎年5月25日から31日までの1週間は、脳卒中週間です。

日本脳卒中協会の呼びかけで始まったものですが、その脳卒中の年間死亡者数は12万人を超え、3大疾病の1つでもあります。

どんな人が発症しやすいのか、万が一発症した場合にすべきことは何か。

 

 脳卒中は、脳の血管が破れたり、詰まったりすることが原因で突然起きます。

別名を脳血管障害とも言いますが、脳卒中には大きく分けて3つの病気が含まれます。

高血圧や加齢が原因で弱くなった脳の血管が破れる、脳出血。

脳を包むくも膜という膜の内側で動脈瘤が破裂する、くも膜下出血。

そして、何らかの原因で脳の血管が詰まって脳の壊死などを引き起こす、脳梗塞。

脳卒中のうち75%(4人に3人)は、最後の脳梗塞が占めています。

 

 最近わかったのが、仕事の転機と脳卒中リスクの関係です。

国立がん研究センターが、45歳から59歳のおよそ4万人の男女を対象に、15年間追跡調査した研究結果が、先月発表されました。

これまで気分の低下など精神状態に焦点を当てる短期的な影響を調べたものはありますが、15年間という長期的な影響をみた調査は、国内ではあまりありません。

 

 その調査によると、失業経験のある人では脳卒中のリスクが高いことがわかりました。

失業を経験した男性では、脳卒中を発症するリスクは「1・76倍」、死亡リスクは「3倍」。

一方女性では、発症リスクが「1・38倍」で、死亡リスクは「1・98倍」でした。

また気になることとして、女性はそれ程高くないのですが、無職から再就職した男性では、脳卒中の発症リスクは2・96倍、さらに死亡リスクは4・21倍にも上っていました。

男性の場合たとえ再就職しても、リスクが高くなるわけとしては、再び得た仕事を失わないために無理をすることや、その恐れによる精神的ストレスの増加などが考えられています。

 

 リスクを減らすために、健康管理でできることの1つが運動です。

こちらも欧米では数多く調査がありますが、日本人に関する報告はあまりありません。そうした中、50歳から79歳のおよそ7万5千人を対象に、2012年まで国立がん研究センターがおよそ10年間の追跡調査をしています。

その研究によると、やや速い速度のウォーキングを毎日1時間行うと、脳卒中の発症リスクがおよそ「30%」下がるという、結果が出ています。

そして、運動量が増えればさらにリスクは減ります。

 

 この研究で一番リスクが低くなるのは、ウォーキングを1日に2~4時間。

ランニングを1日1~2時間程度に相当する運動量だということです。

ただし、それ以上の過剰な運動と、脳卒中リスクとの関係は今のところ不明です。

 

 もう1つ気を付けたいのが、脳卒中の症状が出やすい時期。

脳卒中と言えば、血管が縮む冬場に多いと思われがちなのですが、脳卒中で4分の3を占める脳梗塞が発症しやすいのは、7月・8月の夏場

夏には汗を多くかくので、体内が水分不足の状態になるため、血液がドロドロ状態になり、血管が詰まりやすくなるといわれています。

 

 万が一の異変をどう察知するか

覚え方は、アルファベットで「FAST」。

「F」はFACE=顔で、顔の片側が歪んでいないか?

「A」はARMS=腕で、片側の腕がだらんとさがっていないか?

「S」はSPEECH=お話、簡単な文章を、なめらかに話せるか?

「T」はTIME=時間が勝負

顔・腕・お話の1つでも症状があれば、医療機関を受診してください。

 

※これからが「脳梗塞」の発症しやすい時期になります。

喉が渇いてから水を取るのではなく、水筒などを身近に置いて1時間ごとに少しずつ摂るなど摂り方も気をつけたいですね。

 

2017年

6月

05日

気温によりこまめな調整

 5月に30℃を超えた日数が過去最高を記録したとかで、もう夏のようでした。

5月後半に連続していたので、なおさらかもしれません。

6月になり今のところ最高気温は落ち着いています。

今朝は気温・湿度が低く、涼しく肌寒く感じるくらいでした。

 

 今日、治療した患者さんは寝ているときに足をつったそうです。

「いつもと違う場所でびっくりした」と話していました。

聞くと、5月に暑かったので寝るとき「冷んやりシート」を使っている、今朝は涼しいのでシートで冷えて血液の巡りが悪くなったのかなとのことでした。

半袖は寒いので今日は長袖ね、とも話していました。

 

 この方は80代の女性で、膝が痛いので長時間は歩けないが、近くのスーパーへの買い物、毎日の犬の散歩では歩いているそうです。

息子夫婦と同居していますが、昼間は仕事でいないため、身の回りのことは自分でしています。

 

 服装を天気や気温で選ぶように、寝るときの布団も替えないといけないですね。

しばらくは涼しい日が続きそうなので、涼しいではなく温かめに替えたほうが良いようです。

1階、2階でも熱のこもり方は違います。

一人ひとり暑さ寒さの感じ方は違いますので、周りと同じではなく自分の身体と相談しながら、衣服などは調整しましょう。

暑がりな方は涼しいが、寒がりな方は少しあたたかいが基準になるようです。

 

2017年

6月

01日

救急車を呼ぶかアプリが判断

 急な病気やけがをした時に、救急車を呼んだり病院で受診したりするべきかどうかの判断を助けてくれるアプリを総務省消防庁が公開した。

スマートフォンやウェブサイトで無料で利用できる。

 

 公開されたのは、全国版救急受診アプリ(愛称「Q助(きゅーすけ)」)。

救急時の判断を助ける、という意味を込めた。

 個人情報などの登録は不要。

起動させると病気やけがの諸症状が表示され、あてはまるものを選んでいけば、「いますぐ救急車を呼びましょう」「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」などと緊急性を示す赤、黄、緑、白の色分けとともに助言する。

 判断のための選択肢は東京大などの救急専門医らの意見を聞き、作成した。

 

 スマホなら画面に表示されるボタンから119番通報でき、厚生労働省が提供する医療機関検索サイトや「全国タクシーガイド」へのリンクも表示される。

 

 高齢化に伴い、出動要請が増え続ける救急車の適正な利用を促す狙いもある。

消防庁のホームページから利用できるほか、スマホ版は配信サービス「アップストア」「グーグルプレイ」からダウンロードできる。

 

※気温の変化が大きく、体調管理が難しいです。

本格的な夏はまだですが、晴れて暑い日に「脱水」になる方が多いようです。

食事のときのお茶や味噌汁、10時、3時にお茶などまずは水分を取ることを習慣にしてください。

 

2017年

5月

29日

季節のこと

 先日、5月の陽射しは7月頃と同じと書きましたが、テレビの天気予報でも同じ話をしていました。

その中で、梅雨による雲が陽射しを遮り、6月、7月は紫外線が遮られるが、梅雨前の5月は雲がないと紫外線がとどき、日焼けするとのことでした。

帽子をかぶっている方だけでなく、日傘を使う方が増えてきていますね。

 

 先週、蒔いた枝豆の種が1週間もかからずに芽を出しました。

2日続けて雨が降った影響が大きかったようです。

その前に蒔いた時は、毎朝水遣りをして10日ぐらいかかかったと思います。

やはり、自然の恵みの力は大きく、暖かくなったこの季節の雨は野菜の成長と関係しているようです。

美味しい野菜が育つといいですね。

 

 この時期、昼間は陽射しがあり気温も高く暑いぐらいですが、朝晩は涼しいです。

また、気温は高くても川の水はまだ暖まらないのと同じで、人間の身体もまだ温まっていません(個人差はあります)。

土日は朝からTシャツ短パンの方を見かけます。

言うまでもないと思いますが、冬場に冷えでお悩みの方はそんな薄着をしていないですよね。

周りにつられて身体を冷やすことのないようにしてください。

 

2017年

5月

25日

食中毒に注意する季節です

 食べ物が傷みやすく、食中毒が気になる季節になります。

夏場に最も危険なのが、生肉などに付着する細菌「カンピロバクター」だ。

 

 厚労省の統計によると、国内では一昨年1202件の食中毒が報告され、2万2718人の患者が出た。

発生件数の約3分の1(431件)は細菌が原因で、ピークは6月(67件)。

鶏や牛、豚などの腸内に生息するカンピロバクターはこの7割以上を占め、年間の発生件数は318件に上る。

 かつては、鶏卵などにいるサルモネラ菌による食中毒も多かったが、鶏に接種するワクチンの普及などで、昨年は10年前の6分の1の24件まで減少した。

一方、カンピロバクターは10年前から年間200~600件の間で推移し、専門家も有効な対策を見つけられず頭を痛めてきた。

 

 国立医薬品食品衛生研究所の朝倉宏・食品衛生管理部第1室長は「カンピロバクターは、汚染した食肉が野菜など他の食物に触れることによる2次汚染の原因にもなっており、菌を減らせれば感染予防の効果は大きい」と指摘。

厚労省の担当者は「キャンプ場でのバーベキューや家庭での料理の際も、肉をしっかり加熱して食べることが重要」と注意を呼び掛けている。

 

 

 日本で食中毒の最大の原因になっているのは、ノロウイルス。

一昨年はノロウイルスとカンピロバクターで発生件数の3分の2を占めた。

ノロウイルスは冬に猛威を振るうことで知られるが、6~8月の夏季でも月10件程度起きており、集団感染を防ぐためにもこまめな消毒が求められる。

 

 厚労省がホームページに掲載しているQ&Aでは、調理器具などを「次亜塩素酸ナトリウム」で消毒するのが有効と書かれているが、実験の結果、エタノール(アルコール)系の市販消毒剤でも有効な商品があったという。

 

 次亜塩素酸ナトリウムなど塩素系の消毒剤は、金属への腐食作用があるほか、皮膚への刺激も強いので、場所によっては使用が難しい。

使い勝手のいいエタノール系は、一般にはノロウイルスに十分な殺菌作用がないとされるが、別の成分を添加して効果を高めた市販の消毒剤11種類を調べると、7種類で効果が認められた。

 また、塩素系、エタノール系ともに、肉のエキスを加えない方がウイルスが死滅しやすかった。

感染者が嘔吐をした際は、吐いた物を拭き取ってから消毒した方が効果が高いことを示す結果という。

 厚労省の担当者は「エタノール系の消毒剤も手洗い場や調理場に設置してもらい、夏場もノロウイルスの汚染防止に努めてほしい」と訴えている。

 

 カンピロバクターとは?

 家畜のほかペットの腸内にも生息し、汚染された食品や水を摂取することで感染する。100個程度と少ない菌量で感染し、2~5日間の潜伏期間後、下痢や腹痛、発熱、吐き気、頭痛などの症状が出る。多くは1週間程度で治るが、乳幼児や高齢者、抵抗力の弱っている人などは重症化する可能性が高い。飲食店などで生や加熱が不十分な鶏肉を食べた際に感染するケースが多いとされる。

 

2017年

5月

20日

陽射しとカレンダー

 初夏のような暑さです。

気温が高いだけでなく、陽射しにも暑さを感じます。

日焼けが気になる方は対策をされていると思います。

 

昼と夜の時間が同じになる春分・秋分から夏至までは、陽射しが気になりますね。

夏至を中心にするとどうなるのでしょう。

 春分の日は3/20、1月後4/20、2月後5/20、3月後夏至6/21

 秋分の日は9/23、1月前8/23、2月前7/23、3月前夏至6/21

「5月の陽射しは強い」と言われるのは、7月と同じ軌道であれば納得できます。

8月9月は日傘を使い暑い陽射しを避けていますが、3月4月は日傘?という感じですが、気温は違っても陽射しは同じかもしれません。

そうすると5月から紫外線対策では遅い かもしれません。

 

2017年

5月

17日

レモン由来成分を摂取すると老化が抑制

 サッポロホールディングス傘下のポッカサッポロフード&ビバレッジは、レモン由来のポリフェノールの長期摂取が老化を抑制することを確認した。

老化促進モデルマウスを用いて投与実験を行い、眼周辺の病変評価や行動量を調べた。無投与群と比べ、行動量がヒトの後期高齢に相当する66週齢でも有意に高いことが分かった。

 

 サッポログループの研究チームは、レモンから精製したコレステロール低下作用が報告されている化合物エリオシトリンを約20%含有するレモンポリフェノール(LPP)を使用し、摂取の有無により老化促進モデルマウスの老化度が抑制できるのかを検証。

9週齢からLPP水(0・1%濃度のLPP)を摂取する群と水道水を摂取する群に分け、さらに正常に老化するマウスの水道水摂取群も用意した。

 約90週齢まで各群を飼育し、老化度の指標として眼周辺病変の評価、行動量、外観老化度、体重、摂取するエサ・水の量を測定。

また19週齢と70週齢の時点で腸内細菌叢を解析した。

 

 老化促進モデルマウスによるLPP水摂取群、水道水摂取群を比べて、摂取するエサ・水、体重には大きな差がなかったが、眼周辺病変の発症はLPP水摂取群が有意に低かった。

66週齢時点での行動量では、10分間で移動した距離の計測により割り出し、LPP水摂取群は正常老化モデルの水道水摂取群に及ばないものの、水道摂取群との比較で有意差が認められた。

 

 腸内細菌叢の解析では、16週齢時点での大差はみられなかったが、70週齢になると水道水摂取群でラクトバチルス属が増加し、LPP水摂取群はその増加が抑制されることも確認できた。

 LPP摂取により老化進行を遅らせることが示唆されたとし、同研究チームではレモン成分にかかわる機能性研究の深掘りを行っていく。

 

※昨日のNHK『クローズアップ現代+」では、細胞内の「テロメア」の長さが、寿命に関係すると取り上げていました。

テロメアが短くならないようにするには、瞑想、有酸素運動、野菜中心の食事、カウンセリングが有効とのことでした。

昔から言われていることが、現代の技術で実証されているようです。

 

2017年

5月

12日

高齢者の薬の飲み合せや副作用

 厚生労働省は、何種類もの薬を併せて飲むことでトラブルが起きやすい高齢者について、適正な服用につなげるため、医師や薬剤師などによる対策会議の初会合を開催した。

高齢者の薬の飲み合わせや副作用の実態を調査し、専門分野以外の医療現場でも適切に薬を処方できる指針づくりを目指す。

 

 会合では、二つの持病を抱える高齢者には平均約6種類の薬が処方されているという調査結果が報告された。

委員の秋下雅弘東京大教授(加齢医学)は、薬が6種類以上になると副作用が明らかに増え、転倒などにより要介護と認定されるリスクが2・4倍高まると説明した。

 10種類以上投薬されている高齢者も一定数おり、高齢の入院患者の約13%に医薬品に関連する副作用があったという。

 秋下教授は「かかりつけ医の管理なしには問題は解決しない。高齢者側にも薬に依存する意識からの脱却が必要だ」と指摘した。

 

 高齢になるといくつもの持病を抱え、処方される薬も多くなる。

一方、体内で薬を分解する働きが低下し、ふらつきや転倒、意識障害などの副作用が起こりやすい。

過剰な量の薬や飲み合わせで副作用の危険性が高くなるほか、飲み忘れで薬が残ってしまう問題も指摘されている。

 

 厚労省は、高齢者に多い糖尿病や心疾患、認知症、不眠などの病気への対策が必要として、薬の併用に対する注意を喚起し、安全性の情報を提供する方針。

患者の状態を把握するための医師と薬剤師、介護士などとの連携の仕方や、適切な薬の処方の在り方を議論する。来年度末までに指針を策定する。

 

※『薬は5種類まで』という本も出ています。

受診=薬をもらう

ではなく、「様子を見る」も薬かもしれません。

 

2017年

5月

06日

お酒が弱い中高年女性は骨折しやすい

 お酒が弱い女性は、年を取ると骨が折れやすくなることが、慶応大などの研究チームの調査でわかった。

女性は閉経後に骨粗鬆症になりやすいが、アルコールの分解にかかわる遺伝子の働きが弱いとさらにもろくなる可能性があるという。

 

 同大医学部の宮本健史・特任准教授(整形外科)らは、アルコールを分解する時に働く酵素をつくる遺伝子「ALDH2」に着目。

この遺伝子の働きが生まれつき弱い人は悪酔いの原因となるアセトアルデヒドをうまく分解できず、酒に弱くなる。

中高年の女性で大腿骨骨折した92人と骨折していない48人の遺伝子を調べて比較した。

骨折した人の中で、この遺伝子の働きが弱い人は58%だったが、骨折していない人では35%だった。

年齢などの影響を除いて比べると、遺伝子の働きが弱い人の骨折リスクは、ない人の2・3倍高かった。

 

 チームはマウスの細胞でも実験した。

骨を作る骨芽細胞にアセトアルデヒドを加えると働きが弱まったが、ビタミンEを補うと機能が回復した。

酒に弱い体質の人が過剰な飲酒をすると、アセトアルデヒドがうまく分解できずに骨がもろくなる可能性があるとみられる。

宮本さんは「お酒に強いか弱いかは生まれつきで変えられない。だが、骨折のリスクをあらかじめ自覚し、ビタミンEの適度な摂取で予防できる可能性がある」と話している。

 

※骨を強くするには、運動も必要です。

骨折した骨が治ってもそのままでは弱いそうです。

運動して、骨に力が加わることにより、強い骨に変わるそうです。

サプリメントだけに頼らず、毎日の運動も大切です。

 

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